魔性の子 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 6062
感想 : 652
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  • Amazon.co.jp ・本 (437ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101240213

感想・レビュー・書評

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  • ファンタジーホラー?最後の終わり方が駆け足かつ無理矢理な気がして微妙
    文章の書き方、言葉の選び方は好きな作者なので、他の本も読んでみたいと思う

  • 魔性の子から入った人はきついと思います

  • 小野さんは屍鬼といい、こういう原因不明に人々が殺されていく系のホラーが大変お上手と思います。
    しかし、私は十二国記を読む前にこれを読んだ経験があるので言わせてもらうと…、出版社が違うとはいえ十二国記外伝とはっきり明記すべきだと思います。なんか、途中まで怪事件の気味悪さと恐怖に狂った人々にドキドキしながら読んでいたのに、いきなり麒麟とか延王とか出されても、十二国記読んでない人間にとっては「はあ?」という感じで、読み終わった後置いてきぼり感が激しいですよ。広瀬と高里はやはり決定的に違かったのだ、というラストであれば、もっと簡潔にそこを押し出して、十二国の単語だとかは触れないでいるべきだったと思います。とかいってみる。05/5/中旬読み返す

  • めちゃくちゃに、怖かった……
    ど真ん中ホラーという訳ではないんだけど、ずーっと薄気味悪い感じ。

    十二国記シリーズを読んでみようかな、と軽い気持ちで読み始めたんだけど、どうやらこの一作目は、ホラー小説だったらしい

  • ホラー小説が読みたくて、あらすじだけ読んで購入したら、ファンタジーだったという・・・。あくまで私の印象だけど。ホラーといえばホラーなの・・か?
    小野不由美さんのホラー小説は好きだけど、ファンタジー小説(というかラノベっぽいの)は苦手なので、正直ショックだった。十二国記のシリーズなのかな?よく知らないけど。『屍鬼』を学生の頃読んだときは衝撃的だったけど、こっちは違った衝撃だったかも。

  • うーん。。人は結局エゴだ、汚いんだという所に全て落とし込むのは…。

  •  先に十二国記をアニメで見ていたので、事件の裏で何が起こっているんだろう、みたいな興味はなかった。
     ただ、別世界があるけど自分はそこに行けない、という切なさはいろんな本を読んでいて思う(この食べ物食べてみたいとか、この演劇を実際に見てみたいとか、この生物に触れてみたいとか)。
     主人公の気持ちが裏切られるラストになる予感がビンビンしていたので、ラストはそれだけ悲痛な感じがした。

  • 途中まで物凄く面白かっただけに・・・
    終盤が厨二病っている。
    こういう話は嫌いじゃないんだけど・・・残念。

  • OMGWTFLOL!!!です。
    驚きました(悪い意味で)。ファンタジー小説の底力を見せ付けられました(悪い意味で)。
    ・・いや、こんなにブーブー言ってますけど、好きな人は好きだと思います。
    ただ自分には合わなかったと。
    いやね、男の子が昔神隠しにあって、その子にちょっかいを出すと事故にあうとか、むしろ関係する人が危ないとか、ちょっと人間じゃないものが登場とか、在り得るじゃないですか、現実に!!
    だから現実的解決を望んでたんですよ・・・一生懸命読んだんですよ・・・



    最後にド~~ンッ!とやられました・・・彼は異国の麒麟で、海王様(とか言うやつ)を守るために、郷に帰るんですと。
    ・・・・・ハイ、ドウモアリガトウゴザイマス・・・・・
    せっかく生徒と先生の熱い友情に、恥ずかしながら萌えてたのに、先生がたびたび放つ、人間のエゴが何たらという話に、感動してたのに・・・
    最後のオチパワーで全部吹っ飛びました。


    ファンタジー小説・・・恐るべし。

  • 雰囲気は良いんですが、ちょーっと結末が。
    『十二国記』シリーズのファンだと違う感想があるのかも。

著者プロフィール

大分県出身。講談社X文庫ティーンズハートでデビュー。代表作に『悪霊シリーズ』 『十二国記シリーズ』『東亰異問』『屍鬼』など。重厚な世界観、繊細な人物描写、 怒濤の展開のホラー・ミステリー作品で、幅広いファンを持つ。

「2013年 『悪夢の棲む家 ゴーストハント(1)特装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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