屍鬼(一) (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 641
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  • Amazon.co.jp ・本 (583ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101240237

感想・レビュー・書評

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  • 何の予備知識もなく読み始めて、最初は人々が生活する様子が淡々と描かれているだけなのかなと油断していたら、途中からぐっと引き込まれた。
    人の生死に関わる緊迫感と普通の日常とのギャップや緩急が絶妙。続きが気になって仕方がない。

  • 未読。文章が入り込めなかった。

  • 田舎の閉塞感が生々しく描かれています。
    閉ざされた田舎のいやらしさ、醜さ、息苦しさ…
    そして、田舎に幻想を抱き引っ越してきた無知な都会出身の一家。本当は田舎なんかに来たくなかったその息子。
    屍鬼第1巻は、そんな田舎町の住人たち一人ひとりの人物紹介が中心でした。

    学生時代に1度読んでいるので再読なのですが、内容は全く覚えておらず新鮮な気持ちで読めています。
    とても面白かった記憶があるので、今後の展開に期待しています!

  • 優れた小説は重層的・多元的で嘘がない。アニメを以前に観ていて、小説は読んだことがなかったのだが機会あって手に取った。村の成り立ちや歴史もリアルだし、千人ちょいの住民の一挙手一投足が血の通った温かみを持って伝わってくる度量に瞠目してしまった。
    アニメのキャラデザも、(デフォルメや現実には起こり得ない髪や目の色素はご愛嬌)性格や生き様を反映したもので素晴らしいと改めて思った。原作をよんでもなおしっくりくる。

    12国記も好きだったが、あれはちょっとファンタジーすぎて読めなくなって残念に思っていた。新たな愛読書を見つけられて嬉しい。

  • 一巻を読み終えるのに、相当の時間を要し、屍鬼の世界になかなか入り込めなかった。不気味な雰囲気を味わうのが難しかった。村の配置関係、村民の人間関係を把握するのに手間取った。できれば村の地図のイラストがあれば、もう少し理解しやすいのにと、感じたのは私だけでしょうか。

  • 必要なことだとは思うのだけれど、事件が始まるまでが長く登場人物が多いので入り込むのに苦労した…
    でも、絶対面白いやつ。

  • 登場人物が多すぎて、関係が混乱する。
    閉鎖的な独特な村に、突如起こり始めた死の連鎖。
    村の人々や、村の慣習の紹介を長々とされた感じで少しずつ肩透かし。

  • よく調べないで買った。
    ホラー苦手なのに。
    怖くてどうしょうって感じです。
    でも、怖いけど面白い。

  • 2021年2月3日

    約580ページ。長くて登場人物も多いけど読み始めたらスイスイ読めちゃう。
    今後の展開がかなり気になる。特に後半は怒涛の勢いで話が進み始める。

  • 展開はゆっくりだけど徐々に侵されていく村の危機をヒヤヒヤと表現していてとても面白い!次が気になる作品!
    十二国記と同じ作者とは思えないほど違った世界観で楽しませてもらえました!

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著者プロフィール

大分県出身。講談社X文庫ティーンズハートでデビュー。代表作に『悪霊シリーズ』 『十二国記シリーズ』『東亰異問』『屍鬼』など。重厚な世界観、繊細な人物描写、 怒濤の展開のホラー・ミステリー作品で、幅広いファンを持つ。

「2013年 『悪夢の棲む家 ゴーストハント(1)特装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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