屍鬼〈3〉 (新潮文庫)

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著者 : 小野不由美
  • 新潮社 (2002年2月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (425ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101240251

屍鬼〈3〉 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 夏野と田中姉弟は、「起き上がり」の正体を知る。
    それは、既に死んだはずの村人達。
    死んだ人間を再び眠らせるには?

    郁美さんの言動は、何だかオオカミ少年を思わせます。
    普段から信用されていない人は、
    いざという時本当の事を言っても、誰にも聞いてもらえない。
    それを上手く利用した桐敷家、恐るべし…!

    常識、理性という壁に阻まれて身動きが取れない夏野の父親、
    何と愚かな、、、と思うけど、多分自分でも同じようにしかできない。

  • ノリに乗って三巻目も読了。
    とうとう屍鬼が正体を表しましたね。
    屍鬼が登場してからホラーさは抜け、ぐんと安っぽさが増した。(良い意味での)
    村人vs.屍鬼。
    一体どうなるのか。

  • ムラで続く突然死や相次ぐ引越の原因「屍鬼」の正体、は本当に屍鬼だった。暗喩やトリック的なものも少し疑っていたのだが関係者や証拠が消されて行くなか、人間は勝ちきることができるのか。夏野は生き残れるのかな、生き残れふといいんだけど…

  • 屍鬼達はなぜ今になって増殖を始めたのか。
    そしてなぜ人は同じ過ちを繰り返すのか、気が付いた人達がなかなか結託できないこともモヤモヤ、解せない
    伊藤郁美がどういう存在になるのか・・気になることだらけ

  • これほどイライラさせられる小説は久しぶりだ。
    早くこの冗長な物語から解放されたい、最後まで読めば面白いかもしれない(事実何箇所か面白い場面もあった)の一心でなんとか読み進めた。
    いったい同じことを何度繰り返すのか?
    それがたとえば似たような描写をしているようでいて実は細部が徐々におかしくなってきている、というのだったら小説的な試みとしては面白いと思う。
    しかしそこにあるのはくだらない心理描写と説明ばかりで、それらはもはや読むに値しない。
    仮にも敏夫に探偵的な役を与えるのなら、探偵=読者ということが意識されねばならないが、ここでは読者がとっくに知り得ている真相に、敏夫がまったく気づかない。
    だから敏夫がある程度真相に迫ってもわれわれにカタルシスが齎されることはないし、それでも尚なににも気づかない村人についてはもはや呆れるほかない。
    彼らは確かに筆者によってしっかりと書き分けはされているが、しかしみな一様に馬鹿で、身内が死に追いやられてはじめて或る疑いを抱くのであり、そうしてその身内の死・疑惑の出現・更なる身内の死というプロセスが、しつこいほどに繰り返される。
    これはまったく読者を愚弄している。
    とはいえこの小説がたとえば最初に掲げたような描写が云々といったことに主眼を置いたものではないことはわかっているから、それならば純粋なエンタテインメントとして、もっと迅速な展開をするべきである。
    この小説はいかにも中途半端なのだ。

    本来ならば協力して屍鬼に対抗するべき者同士が対立関係に陥るのも(共感できるか否かを評価の基準として設定することは愚かと言えども)ここまで不自然で理解のできない動機に基づいたものであると、さすがに物語を引き延ばすための装置であるとしか思えない。
    屍鬼を屠ろうと意気込んでいた者が最後になって怖気づいたり、短絡的な手法に騙されたりするのも、作者の長大な物語を書こうというくだらない思惑の表れでしかない。

  • 3巻目!
    2巻目は死者続出の繰り返しだった分、一気に展開して面白かった。
    疫病でも伝染病でもない。なぜか死ぬ直前に仕事を辞めたり、突然転居したりする不思議な異変…まさかヴァンパイア説に移るとは思ってなかった…。屍鬼という題名だから、想像できなくもないけれど…。

    敏夫と静信がどんどん核心に近づいていく感じがドキドキハラハラだった。
    お墓を掘り起こしたり、謎の現象が起きたり…今回は怖かった。

    夏野と敏夫、やっぱりいいなぁ。

  • ここまで引き延ばしてきたものを一気に放出。
    やっと展開というか、やっと始まった!
    話題の繰り返しが多くて、前巻まではわざと?と思っていたけれどそういう訳ではないよう…
    山入で死んだ云々が事あるごとに出てきて、怪しさを煽りまくり。「ほら!怪しいのは此処だよ!」というメッセージがとてもよく伝わった。
    実際には…
    不穏当な村の雰囲気と、八方塞がり状態の主役たちがどうなっていくのかは楽しみだ。

  • とうとう話が動き出したって感じの第三巻でしたー。

    墓を掘り返して真相を暴き出すとこは、ハラハラドキドキそしてちょっとぞぞーっとした。
    でも、屍鬼の正体がすんなりわかっちゃったとこから、私はなーんか今までのハリつめてたものがしぼんじゃった感じ。
    屍鬼は怖いって言うよりも、普通に話してるから、怖くも何ともない。
    もっと鳥肌が立つような存在でいてもらいたかった。

    夏野と郁美ばーさんのこれからがどうなるのか楽しみだ。

  • まさかのヴァンパイアかー。さてさて、どう転がしていくのかな?

  • 2が貸し出し中で読めず、3に。謎の病の真相に気づいた者たちが襲われ、さらに増える屍鬼…。

    傀儡にされても気づかず、短絡的な者や罪の意識を抱える者…屍鬼にもそれぞれ個性が感じられます…

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屍鬼〈3〉 (新潮文庫)の作品紹介

逃げ場のない恐怖の底に堕ちた村で、深夜、何者かの影が蠢き始めていた。窓の外に佇む凍えた気配、往来の途絶えた村道で新たに営業し始めた葬儀社、そして、人気のない廃屋から漏れる仄暗い灯…。その謎に気付いた者たちの背後に伸びる白い手。明らかになる「屍鬼」の正体。樅の木に囲まれた墓場で月光が照らし出した、顔を背けんばかりの新事実とは-。もう止まらない、驚愕の第三巻。

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