黒祠の島 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
3.54
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本棚登録 : 2685
感想 : 214
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  • Amazon.co.jp ・本 (479ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101240282

感想・レビュー・書評

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  • 小野不由美とはどんな話を書く小説家なのかと、期待して読んでみたけれど期待外れだった。面白くない、とまではいかないけれど、なんとなく起伏が少ない。残念。
    160908

  • 【304】

  • 少しずつ真実が明らかになっていく過程は、自分も一緒に調査してるみたいでわくわくした。けど最後がなあ…この島はこれからもこのままなのかな。私だったら速攻出ていくけどなー笑

  • 人がたくさん登場して、私にはややこしかったです。

    そして、説明がやや多くて疲れる…(´Д`)

  • 邪教が伝わる夜叉島を、失踪した作家を探して足を踏み入れた式部。しかし島の人々は何かを隠している

  • 安心と安定ミステリ&ホラー・小野不由美さんの長編。
    横溝っぽい舞台設定で、
    その辺読み飽きてる方には「またコレ?」感は
    半端無いかもしれませんが、
    主人公が探偵では無く、知識豊富な調査員と云う立場も
    じわじわ進む謎解きの楽しみでした。
    ラストのさっぱりあっさり感もライトで良いです。
    好き嫌いが分かれそうな一冊で。

  • 古くからの信仰を不器用な程守り、信じる人とそれを利用し、自分達の保身に走る人。
    どちらもが切なく、哀しい反面、その中でも、自分を通そうとする力強さも感じる。

  • 罪と罰に関する問答(著者の重大な興味関心事なのだろう)についてはそれまでの内容がよく活かされていると思う。主人公が感じる敗北感も、黒嗣は島だけを支配しているのではないーーと解釈すれば綺麗なまとめなのだろうか。

    ミステリとしてはオチが読める上にトリック諸々に難あり。展開が性急だし、怪奇要素も凝ってる割に見せ場が少ない。いつもの路線通り怪奇小説として膨らませた方が良かったのでは。期待して読む読者が多いであろう著者だけに、物足りない人も多そう。

  • こういった、その土地独特の風習を盛り込んだ民俗学的な内容が好きだ。
    小野さんの書かれる作品はそういったものが多くて、読んでいてぐいぐい引き込まれる。

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著者プロフィール

大分県出身。講談社X文庫ティーンズハートでデビュー。代表作に『悪霊シリーズ』 『十二国記シリーズ』『東亰異問』『屍鬼』など。重厚な世界観、繊細な人物描写、 怒濤の展開のホラー・ミステリー作品で、幅広いファンを持つ。

「2013年 『悪夢の棲む家 ゴーストハント(1)特装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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