魔性の子 十二国記 0 (新潮文庫)

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  • 新潮社
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感想 : 801
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  • Amazon.co.jp ・本 (491ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101240510

作品紹介・あらすじ

「十二国記」が動き出す!
「十二国記」のエピソード0『魔性の子』が、21年ぶりに新装版で登場。
ファン待望の新作書きおろし長編の刊行も予定されています!

感想・レビュー・書評

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  • 恐ろしいと思う。
    物語の内容が、ではない。あの菊池秀行氏でさえ解説はホラー小説として評価していることが、である。91年の8月に書いていて、十二国記シリーズが始まる前の記述なのだから仕方ないのではある。私とて、第一部を読まずに、このエピソード0から読み始めたら、同じような感想を持っただろう。ただただ、理不尽な異世界からの厄災はホラーでしかない(映画の『来る』もこんな感じだった)。学園の中で、「異端の少年」は初めは小さないじめに遭い、その度に祟りのような厄災が起きる。周りの扱いは無視・忌避そして恐れ、攻撃、追従へと移ってゆく。やがてマスコミという巨大な暴力装置が発動し、それらに対する大厄災が起きる。ホラーというよりも、日本人特有の「荒ぶる神」に対する感情を扱った「神話」のような気がする、というような感想を第一部を読んでいなかったならば持っただろう。少し切り口は違ったがホラーエンタメを描いてきた菊池氏にとってはあの解説は当然であった。

    ところが、本質は違ったのだ。今や十二国の地図さえ知ってるいる私は、この厄災の意味が半分以上は推察がつくようになっている。シリーズ全部を読んでいるファンたちには尚更だろう。これほどまでの死者が出たことの原因を私は知っている。そんな風に、あたかも「神の視点」を持つようになった自分が恐ろしいと思う。(物凄く不謹慎なので書くのを憚られるのだけど、仮の発想として今回の台風19号の大厄災の本当の意味をもし知っていたとしたら、貴方は『とても恐ろしい』と思いませんか?)

    冒頭と終わりに八世紀唐の人、王維の阿倍仲麻呂との惜別の詩が捧げられている。「滄海の東の果てのことはよくわからない」「音信はもう届かないだろう」という詩なので、2つの可能性を考えた。一つは十二国の始まりが唐の時代だったという可能性だが、これは熟考した結果「無い」と思う。ひとつは、「東」を無視すれば、正にラストのある主要人物の気持ちそのものを代弁しているだろう。それはそれで、とても哀しい感情である。

    • やまさん
      kuma0504さん
      こんばんは。
      いいね!有難う御座います。
      やま
      kuma0504さん
      こんばんは。
      いいね!有難う御座います。
      やま
      2019/11/10
  • 十二国記【魔性の子】エピソード0
    エピソード1→4→2→0の順で読む。

    魔性の子、友人曰く裏ホラー
    なぜ裏ホラーなんだろうと思っていたら
    kuma0504さんが教えてくれた。

    魔性の子は普通に読めば怖いホラー小説だけど物語りが進むにつれ、怖かったあれやこれやが違って見えてくる驚きの読書体験があること。
    そしてエピソード0で散りばめらている謎が、その後どのように回収されていくのかが読みどころだそうです♪

    実は魔性の子はエピソード1のあとに読み始めたのですが怖すぎて100ページで断念してしまいました。
    エピソード1、4、2のあとで、再度挑戦した魔性の子は、世界が変わってました。ホラーから全く違う世界へ。不思議だ…。最後まで読めた(・Д・)

    主人公の高里と、教育実習生の広瀬、
    2人は『帰りたい。ここは自分の住むべき世界じゃない。』という思いを抱く。

    この2人の同族意識をお互いに感じる関係性、
    高里に関わった人達が次々と事故にあい死んででいくなぞ、神隠しにあった過去、高里を護るようにしている異形の正体。盛り沢山です。
    そして高里のババーンの場面。
    んーやっぱり読後感が凄く良い…。

    十二国記山、まだまだゴールは見えないけれど、
    とにかく楽しい。
    次はエピソード8【黄昏の岸 暁の天】へGOー♪

    • 松子さん
      ちーちゃん、くまさん、
      ほんとに、ありがとうございます(^^)
      十二国記、ほんと楽しいですね♪

      ちーちゃんは泰麒と更夜が好きなんだね
      私も...
      ちーちゃん、くまさん、
      ほんとに、ありがとうございます(^^)
      十二国記、ほんと楽しいですね♪

      ちーちゃんは泰麒と更夜が好きなんだね
      私も泰麒と陽子のやりとりが好きっ
      更夜も後でまた出てくるって聞いて、今から楽しみなんだぁ☆

      ちなみに私は陽子と尚隆と女将軍のリサイが好きです♪

      くまさんは誰が好きですか?
      子供っぽい質問でごめんなさい(^^;
      2022/10/11
    • kuma0504さん
      松子さん、
      私ほうぼうで言っているのですが、
      小説を基本キャラを追い求める形では読みません。
      けれども、ほうぼうで言っているのですが、
      一生...
      松子さん、
      私ほうぼうで言っているのですが、
      小説を基本キャラを追い求める形では読みません。
      けれども、ほうぼうで言っているのですが、
      一生懸命頑張る少女には弱いんです。
      よって、
      強いて言うならば陽子です。ボソッ。
      2022/10/11
    • 松子さん
      笑笑!
      ありがとうございます!(≧∀≦)
      笑笑!
      ありがとうございます!(≧∀≦)
      2022/10/11
  • 『黄昏の岸 暁の天』と、どちらを先に読もうかと悩みましたが『魔性の子』を先に読むことにしました。高里が「自分のいるべき世界ではない」生まれ育った場所から、今は消失した記憶の中の「帰りたい」と願う場所へどうやって戻って行くのか気になって仕方なかったからです。
    こちら側にいる高里の周囲では、高里を虐める者が不慮の事故に遭うため、「高里は祟る」と恐れられています。恐れという感情は様々な感情を隠し持っています。人間は恐怖を覚えると、憎しみや糾弾、死を持っての排除、逆に阿たり崇拝したりします。その様子は滑稽であるはずなのに、笑えない自分もいます。
    高里と同じように「自分の本来いるべき世界に帰りたい」と望む広瀬が、どんどん高里に自分のその思いを重ねていく姿に、背筋が薄ら寒くなりましたが、その理由が自分でも分かりませんでした。けれど、後藤先生が広瀬に「その、俺たちという言い方はやめたほうが良くねえか」と忠告した言葉にハッとさせられました。「俺にはな、お前と高里はずいぶんと違って見える。そういうことだ」広瀬は、後藤の言葉の意味が分からず言い返しますが、結局後藤も理解してくれない、この世の人間にすぎないと俯きます。
    高里と広瀬は、根本的に「帰りたい」場所の意味が違います。広瀬は、その場所をユートピアのように思っているのでしょう。現実世界で、親と反りが合わないのも、教師と気が合わないのも全部自分がこっちの人間じゃないからだと思っています。広瀬の言う「帰りたい」は「こっちの世界から逃げて」居心地の良い世界で生きたいとの思いの表れなのでしょう。
    でも、わたしたちは知っています。高里の「帰りたい」場所は決してユートピアなんかじゃないことを。それでもその世界では、高里を愛し必要としてくれる人たちがいます。
    高里が記憶を取り戻し、延王とともに「いるべき世界へ戻る」となったとき、広瀬は高里に縋りつき、自分だけを置いて帰るのかと叫びます。広瀬の高里に対する醜い嫉妬、エゴ。人が人であることは、こんなにも汚いことだと、わたしたちは思い知らされます。人間とはこういうものなのだと自嘲めいた笑みを浮かべるしかありません。
    「帰る世界」を持たない人間は、この世に縫い止められ、広瀬が帰る世界など、どこにもありはしない。
    人間であるわたしたちも、この世界で生きていかなければならないのですね。

  • 十二国記の結末「白銀の墟 玄の月」で、これは壮大なシリーズものだと気づいた私は、まだ読んでないものを順番に読むと決めて手に取ったのがこれ。

    怖ぇ〜。

    とにかくシリーズ史上一番人が死にます。なかなかの悲惨な死に方で…。

    ただ、この作品で泰麒が蓬莱に流されていた時のことがわかります。

    怖いけど、ページを捲る手が止まりませんでした。

    0巻を読む順番などオススメがあるようですが、一番最初にシリーズものの最初として読んだら、続きを読まなかったかもしれません。

    ただ、シリーズとしてみたらとても重要な鍵となる巻だと思います。

    オススメ!

  • 図書館閉館のため、読む本がない。何がないかと立ち寄った本屋さんに平積みされていた『十二国記』
    確かブクログのどなたかの本棚に登録されていたっけ、
    どうして1でなく0なんだろう?
    予備知識がないので、何も分からない。
    とりあえず読み始めるのなら0からがスタートかなと思い読み始めた
    そのうちなぜ0なのかも分かるにちがいない

    高里に関わった人間に起こる 不慮の事故、そして、それはどんどんエスカレートし、残虐を極めていく

    無視し、罵倒し、傷つけ、反対に手の平を返したように追従するクラスメートの変化は、危険が自分にも迫っているという恐怖の表れだろう

    僕は何者?
    いったい何が起こっているのだろう?
    神隠しとされる1年間の空白の時間と関係があるのか?

    高里が持った疑問は、読者である私の疑問でもあった

    高里が空白の1年間の記憶を取り戻していくに従って少しずつ明らかになっていく正体

    この世にいる場所はない。泰麒は本来いるべき場所へ戻らなければならない
    泰麒と一緒に私もそこへ戻り、真相を確かめたいと思った

    ファンタジー?ホラー? その区別ははっきりしないが、映像なら次々と起こる惨事が簡単に、しかもCGを駆使して迫力満点で眼前に広がるのだが、小説はそうはいかない

    文章から想像力を駆使して、頭にその状況を思い描かなければならない
    きっと読者各人が一つの文章をとっても、思い描いた景色は違うのだろうなと思ったら、とても興味深い気がした

    映画でも小説でもファンタジーといわれるものは、苦手だが、じっくりとこのシリーズを読み進め、味わってみようと思う





  • 長編シリーズで、今から読むのか?と悩もうとも、本好きならば手を出してみたい作品というのがある。『グイン・サーガ』しかり、『ベリー・ローダン』しかり。畑は違うが、塩野七生さんの『ローマ人の物語』だってそうだ。読破が遠い遠い先でも、今から手を染めようと思ったが最後。否、吉日。

    「嗚呼、ヤバい。帰ってこられない。」

    というシリーズがある。本書を序章として据えた、小野不由美さんの『十二国記』シリーズも、その一つであろう。このシリーズ、私も名前くらいは知っていた。アニメになって人気を博していたことも。でも、手を出そうとは思わなかった。ところが、なんの妙な気を起こしたものか。私、ここのところシリーズ物とは、ジャンル問わず、ご無沙汰していた。グインも途中までは読んでいたけど、ちょっと休読していたし。久しぶりに、新しくシリーズ物を読む楽しみにハマろうかなと思っていたところだったのだ。悪い時には、悪い偶然が重なる。うっかりとTwitterで本シリーズの告知を見てしまった―。

    シリーズ読むならアタマから、てなわけで、阿呆の私は『魔性の子』を手に取った。どうもこの題名、識ってるような気がするんだけどな…。そう思いながら。当然である。既読であった。初版、シリーズじゃなく単体の。まだ違うカバーがかかっていたやつを、私は読んでいた。当時は私、まだ学生で、ラノベを読むのが楽しくてしょうがない時期だった。学校のバザーで古本として売られていたそれを、ちょいと立ち読みして。あまりの上手さ、哀しさに釘付けになり、大急ぎで買って猛読したものだ。伝奇学園モノか、菊地秀行先生みたい…果たせるかな解説が菊池先生で、「解ってんじゃん」と膝を打った。これがまさか、十二国記の幕開けであろうとは。

    教生の広瀬は、母校に教育実習にやって来る。そこで、周囲とは違う空気を纏う生徒、高里と出会った。穏やかでおとなしい彼の周りには、似つかわしくない噂が流れていた。曰く。『神隠しに遭って、それ以降、高里は祟る』という。彼に批判的に接すると、続々と原因不明の死を遂げるクラスメイトたち…。同様の神隠し体験を持つことで、高里に親近感を持った広瀬は、彼をかばう。一方、この出会いのすぐ後に、不思議な事件が頻発する。『き』を知らない?と尋ねては消える美女。跋扈する正体不明の獣。そして、徐々にエスカレートする『祟り』。高里の意志を無視したその結果は、目を覆うばかりになり、高里と広瀬は追い詰められていく。果たしてこの事件の真相とは?

    というのが、ざっとの導入。惨たらしい場面も多いのに、このお話の中心は、高里と広瀬、そして周囲の心理の変化を読みどころとしていて、とても静謐な印象を受ける。初読の時もそうであったし、大人になって今日再読し終えても、同じ印象を持った。

    なんと寂しい、せつない小説だろう。居るだけで、誰かが傷つく。そんなことは望んでもいないのに、疎まれ、阻害されていく。差別され、あるいは奉られ、何を言っても心は通じない。いないように生きるしか、何が選べようか。高里の、どうしようもない孤独と寂寞が、この小説の静かさを作っている。

    そうして、広瀬。助けの温かい手であったはずの彼の立ち位置が、どんどんずれていく。本当に高里を思いやって、幸福を願っているのは確かなのだ。高里もその支えが必要だったはずでもある。それなのに。広瀬が覗き見た自身の心の淵の深さ、昏さはどうだろう。その顛末はご自身でお読み頂きたい。

    誰しもここにいていいよと言われたい。生きていていいと言われたい。そういう生き物だ。他者の悲しみも自身の悲しみも、推し量れども、それを完全に同じうすることはできない。そのせつなさ。重さを突きつけてくる。

    自分がどこにいても、置いてもらっているだけで、いつでもその場所は、失い奪われるものだと、ずっと思って生きるのは、遠く終着点のない放浪を強いられているようなものだ。それだけに、高校教師・後藤の『俺たちを拒むな』という言葉のぬくもりが、同じ重さで海鳴りのように響く。褪せぬ小説の佳味である。

    さて、高里の今後の運命が、どう、シリーズヒロインの陽子に響いてくるのか。楽しみである。

  • 十二国記のエピソード0、どのタイミングで読もうか迷っていましたが、『黄昏の岸 暁の天』を読了後、ここで読もう、と決意。

    ホラー要素が強いことは知っていたので、怖いのが苦手な私はおそるおそる読み始めました。
    …が予想以上に怖くて、たびたび休憩しながら少しずつでないと読み進められませんでした。
    とてつもなく先が気になって仕方ないのに、犠牲者への危害の度合がどんどんエスカレートしていく様子や、一連の出来事の中心にいる少年の心の内を思うと、胸がぎゅうっと苦しくなってしまうのです。
    ここまで『月の影 影の海』から順番に読み進めてきたので、この物語の裏で何が起こっているのかを知っていたから読み通せましたが、もし何も知らずに本書から読んでいたら私は十二国記の本編を読んでいなかったかも…。

    驚くべきは本書が一番初めに刊行されたこと。
    刊行順に読まれた方は、本書の裏側に壮大かつ緻密に広がる十二国記の世界に仰天したのでは…と思います。
    改めて十二国記のものすごさにぞくぞくしながら読了。

    さあ、準備は整った。いざ『白銀の墟 玄の月』へ。

  • 元々このシリーズは持ってまして、それこそこちらの『魔性の子』とこのあとからの『十二国記』シリーズが別に扱われていた頃のものを持っていました。
    なので再読になりますが、何故改めて新装版(?)『魔性の子』が『十二国記』シリーズに加えられたものを改めて手にして再読しているかと言うと、以前のシリーズのものを台風で自宅倒壊した折に失くしてしまったからです。
    残ったものでも読めない状態でした。
    諦めていましたが、本屋でこの新しいバージョンになっているのを見て、また読み直したいな〜と思って、また買い揃えているところです。

    元々ファンタジーが好きで、このシリーズも本来の『十二国記』シリーズから読み始めて、『魔性の子』を手にしたのは『十二国記』中の泰麒編を読んでから読んでいました。
    別扱いになってる『魔性の子』が『十二国記』シリーズの前哨戦?みたいな話になってるということで読んだので、ホラー小説と言われていますがホラーと思わずに読んでましたw
    NHKでアニメやってましたが、また新しくして、アニメ化して欲しいですね。

  • 怖かった。
    この本から十二国記スタートしてたら挫折してたかもしれない。
    汕子のことや向こうの世界のことを知ってる状態だったから最後まで読めたのだけれど。

    「粛清」はどれも恐ろしかったが、それに匹敵するくらい、姿の見えない敵を恐れる人間の取る行動、集団心理がまた怖かった。 

    十二国記はファンタジー小説でありながら、醜さ美しさひっくるめての人間らしさをリアルに描いているところが本当に好き。

    広瀬のアパートに張り紙をする住人は、コロナ禍の自粛警察そのもの。
    ウイルスより人間が怖いとインタビューで答える被害者の言葉を思い出した。

    広瀬は最後自分のエゴで高里をこちらの世界に引き止めようとした。
    確かに動機はエゴで読んでて悲しくなったけれど、あれだけの事件で実名が報道されてたら、私もこちらの世界に一人で残されるのはいやだなー。

    話はとんでしまうけど、子どもの頃ハリーポッターを読んで自分にもホグワーツから手紙が届かないかと期待したことがあったことを思い出した。
    関係ないけど笑

    あちらの世界に何が起こっているのか、早くも知りたくてたまらない。
    次巻も楽しみ!

  • 十二国記シリーズを読んだ後に読んだので、おかげで怖さはなかった。十二国記の世界を知らずに読んでたらめっちゃホラーだったんだろうなぁとも思うけど、やっぱり最初に読んでみたかったかも?

    異質な高校生、高里の周りで次々と起こる事件。残酷な死。でもその残虐さと同じくらい、周りの人間の偏見や思い込み、異質なものを排除しようとする力も残酷だ。

    自分の居場所がないと感じる人は多いと思うけど、現実は誰かが迎えに来てくれるわけではないし、選ばれし人なんていない、残念ながら。その中でどうやって折り合いをつけて生きていくか。自分で自分の居場所をつくれるか。

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著者プロフィール

大分県出身。講談社X文庫ティーンズハートでデビュー。代表作に『悪霊シリーズ』 『十二国記シリーズ』『東亰異問』『屍鬼』など。重厚な世界観、繊細な人物描写、 怒濤の展開のホラー・ミステリー作品で、幅広いファンを持つ。

「2013年 『悪夢の棲む家 ゴーストハント(1)特装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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