月の影 影の海 (上) 十二国記 1 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 778
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  • Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101240527

感想・レビュー・書評

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  • 9月初め、ポストに小さな荷物が入ってた。
    見ると、袋に『まっちゃんへ ◯◯より』との友人からのメッセージ。中を覗いてみると小野不由美さんの『十二国記』だった!

    趣味友からの突然のサプライズ!
    おすすめしてくれたのは嬉しかったけれど、
    実は『十二国記』、12も国が出てきたら自分には理解するのが難しいんじゃないかと苦手意識を持っていた作品の一つ。

    不安になり、おびのりさんにコメントで私でも楽しめるか質問したら、十二国記の面白さを丁寧に教えてれ、ネット上にガイドブックがある事、漢字辞典はあったほうが良い事を教えてくれた。

    いけるっ!私でも楽しめるはずっ!
    どうしよ楽しめなかったら、ドキドキするぅぅぅ

    感想は下巻へ…笑

    • 松子さん
      あーるさん、コメント見て
      今、なに読まれているんだろう?とワクワクしました。レビュー楽しみにしてまっす(^^)

      スポーツ!わたし観るのも、...
      あーるさん、コメント見て
      今、なに読まれているんだろう?とワクワクしました。レビュー楽しみにしてまっす(^^)

      スポーツ!わたし観るのも、動くのも好きです♪
      あーるさんは、大学生から
      おびさんは高校生から、
      んー、わたしは何歳でも!
      そしてスポーツ観戦時はうるさいです。

      お忙しい時間に失礼しましたー!(^^;;
      2022/09/22
    • アールグレイさん
      夕飯支度
      まだ誰も帰って来ない!
      また後で(@^▽^@)
      夕飯支度
      まだ誰も帰って来ない!
      また後で(@^▽^@)
      2022/09/22
    • おびのりさん
      松子さん、感想見てきました。
      読み込んだね。レビュー素敵でした。
      私は、途中でケイキとタイキのエピソードが脳内で混ざっちゃって。反省。
      小説...
      松子さん、感想見てきました。
      読み込んだね。レビュー素敵でした。
      私は、途中でケイキとタイキのエピソードが脳内で混ざっちゃって。反省。
      小説って、結局全部ファンタジーなのでは?とは思うけど、ファンタジー枠の小説は、難しいところあるねえ。
      しかも、私は史実系がねえ、日本史ポンコツ宣言はしたんだけど。
      今、真藤順丈に苦戦中。半分過ぎたら、慣れてきたけど。

      で、もちろん、箱根駅伝も好きなんですよ。
      箱根駅伝絡みのエピソードもそのうちに。
      2022/09/22
  • 陽子が知らない世界に連れ去られて迷子になり、お腹ぺこぺこ傷だらけで、でも珠の力でギリギリ死なない程度に回復されている状態で襲われ裏切られ

    あーひどい。
    怖いよね。敵だとしても殺したく無いし血しぶきなんて浴びたくない。

    あと何がなんだか分からない状態で知らない国で1人っていう孤独な状態がつらい。

    どうしても読みながら眉間に力が入ってしまう
    下巻でどうにかなって欲しい

  • 流行ってるので今更ながら読み始めました。

    ファンタジー作品はだいたい苦しいところからのスタートだけど、今まで読んだシリーズの中でもぶっちぎりで主人公が追い込まれてる。そんな主人公を見守る私も当然辛い。読んでて全然楽しくない!笑
    でも今後、きっとおもしろい展開が待っていると信じて下巻に進みます。

  • ごく普通の優等生陽子の元に、突然、金髪の男ケイキが現れ、『あちら』の世界に連れて行かれる。しかし、その道中ではぐれてしまい、『あちら』の世界で1人になってしまう。ケイキを探し回るも、その世界の住民たちは陽子を捉えようとし、妖魔と呼ばれる猛獣たちは毎晩襲いかかってくる。ケイキに授けられた剣で戦いながら、ケイキを探し回るお話。

    『誰も信用できない』ということのストレスがすごい…そして、戦闘シーンがグロテスクすぎて、陽子と一緒に吐きそうになった…

  • 何が何やら、全然分からないのに引き込まれてしまった。

  • 普通の高校生、中嶋陽子は、あるとき
    職員室に突然現れた「ケイキ」という
    男に異国の地へ連れて行かれる。

    日本ではない謎の国で、
    陽子は剣を持ち次々と襲ってくる妖魔を
    切り倒していく。
    元の国へ戻れるのか、姿を消したケイキと
    再会できるのか。。

    ------

    上下巻に分かれていて、
    ひとまず上巻を読了。

    なんとも言えないくらい陽子がかわいそう。

    すんごい暗かったーーーーー

    下巻で盛り上げてほしい!

  • 10年以上前に読んでいたものの、さっぱり内容は覚えていなかった。主人公が陽子で、確か不思議な夢を見ていたんだよな?程度の記憶。
    冒頭読み始めて、すぐさま不穏な気配を思い起こした。そうだ、これ、ずっと心が休まらなかった気がする――。その直感は当たっており、上巻はただひたすらに人間不信に陥った。読み進めていくうちにその辺の読後感も思い出してきた。「下巻まで頑張って」。当時、本を貸してくれた友人の言葉が頭をよぎる。希望はきっとこの先にあったはず。陽子の安寧を願わずにはいられない、そんな心持ちで上巻を閉じた。

  • 詳しい感想は下巻にて書こうと思うが、普通に日常生活を送っていた女子高生が異世界に連れてこられても、簡単にその世界観を受け入れず、順応するどころか過酷な状況下でひたすら消耗していく様は、とてもリアルで良いと思った。

  • 女子高生の陽子が、不穏な夢を見る中、ある日突然異界に連れ去られる。

    彼女には何の知識も与えられないまま、異世界の住民達は彼女を裏切り続けてゆく。

    陽子が語る。
    「二度と人を信じるなという、これはその戒めなのだ。」

    この言葉以降、彼女の口調も恐らく空気感もまったく別人になってしまう。
    信じるものはなくとも、ただ生きて帰りたい。
    その思いだけが彼女を動かす。

    女の子らしく振る舞いなさい、という厳しい躾のもとに育てられた彼女が、武器を持ち闘いに身を染めるまでの葛藤が徐々に明かされてゆく部分が面白い。

  • 日本から虚海を通って謎の巧国という場所にやってきた陽子。
    巧国を徒歩で歩くとなると東西で3ヶ月、南北で4ヶ月かかるという。それが十二国もこの世界にある。これは五曾という集落のとんでもない女が言ったことだから真偽はわからないが、スケールはでかそうだ。ファンタジーはこういう世界設定とかあるから好きだ。
    上巻ではとにかく陽子は苦難だらけ。若さがそうさせるのか『死にたくないのでは、きっとない。生きたいわけでも多分ない。ただ陽子は諦めたくないのだ。』という言葉に強さを感じた。下巻も楽しみ。

著者プロフィール

大分県出身。講談社X文庫ティーンズハートでデビュー。代表作に『悪霊シリーズ』 『十二国記シリーズ』『東亰異問』『屍鬼』など。重厚な世界観、繊細な人物描写、 怒濤の展開のホラー・ミステリー作品で、幅広いファンを持つ。

「2013年 『悪夢の棲む家 ゴーストハント(1)特装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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