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図南の翼 十二国記 (新潮文庫 お 37-59 十二国記)

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著者 : 小野不由美
制作 : 山田 章博 
  • 新潮社 (2013年9月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (419ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101240596

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図南の翼 十二国記 (新潮文庫 お 37-59 十二国記)の感想・レビュー・書評

  • とてもよかった。
    12歳の幼さ、無謀さ、それでも色んなことを考えている。子供なりにちゃんと。
    大人は笑うかもしれない、けれど、彼女の言葉や行動のその奥にはちゃんと、大人よりもずっと考えて考えて考えて出した理由がある。

    子供らしい言動も、大人びた考えも、全てが彼女の魅力につながっていて、とても好き。

    とても楽しかった。

  • とにかくこの物語はキャラ勝ちです。

    スッゲー生意気で気の強い女の子だけど、どうりがわかり、身をわきまえているから、子供だってバカにできない。考えることもしているし、常に一生懸命。とりあえずやってから偉そうなこと言いなさいよ、っていいう感じが良い。

    あと何冊このシリーズを読めるのかなぁ。そろそろ折り返しだよね。。残念すぎる

    2016.9.22

  • 国を統べるのは、あたししかいない!主人公は十二歳の少女珠晶。恭の国に生まれた彼女が、乱れた国情に胸を痛め、王たらんと麒麟に会いに昇山する物語。

    六章最後のセリフ「大莫迦者っ!」には感動っ!!(涙)
    素晴らしいロードノベルです♪

    次は、黄昏の岸へ☆

  • 久しぶりに読みましたが、読むたびに発見があって
    やはり小野主上はすごいなぁ、と思うのでした。

  • 実はこの小説、某ねっとらじおにて某DJさんが朗読しているものを聴いたのが最初の出会いで、スゲー面白い!と聞き入ったことがありました。その後、あの話が十二国記シリーズというものの一つであることを知り、では一作目から順に読んでいけばまたこの話に出会える、ということで今やっとここに至り、読み終えた次第であります。やっぱり凄く面白い話でした。

    改めて思ったんですが、このシリーズはかなり特殊な世界観をもっていて、国名とか人物名とか役職・呼称みたいなものが非常に分かりにくいんですよね。特に朗読で聞いてたときは何を表しているのか分からないこともしばしばでした。でも、なんだかんだ内容は伝わってきて、結局そんな細かい設定はある程度流しても十分満足できる、そんな感じなんですよね。で、今シリーズを順に読んできて、この国の道理をおおよそ理解した状態で読んだ図南の翼、やっぱスゲーなと。★6個つけたい。

    多分、みんなこの珠晶のような疑問というか、憤りというか、不満というか、そういうことは一度は感じると思うんですよね、どの立場にいようとも各々の立場から。でも結局それはそういうものと納得して受け入れてしまうのが常なんだろうなと。それを覆そうとするのは相当な無茶であり、まあまず酷い目に遭うだろうと。その無茶に、危険を顧みず果敢に挑む珠晶をみんなで応援するお話なんですよね。様々な形があると思いますが、現実世界で同等のことをやったら基本的に死ぬんですよ、だからこそ応援したくなる。
    あれ?話が変な方向行ってる?いや、まあ実際、概ねが「強運」に成り立ってたし…でも、周囲を動かすために行動したからこそこの強運が発動したわけですしね。ほら、宝くじも買わなきゃ当たらないわけですから。あれ?よりくだらない話になってきたぞ?もっといい話のはずなんだけども…レビュー力ないなあ…

    とりあえず最後に思ったのは、利広のポジションいいなあ…ってことでした。うん、こりゃ俺が昇山しても3日目くらいで居なくなってるな…

  • シリーズ中最も好きな作品。

  • 十二国記シリーズの魅力ある人物の1人珠晶の話。この人物はとにかくませてるけど、ピュアでまっすぐなところが好きです。
    陽子が昇山しなかったから、それがどんなものか分かるし、この世界で王がどんな存在なのかがよく描かれていてその壮大さにすごくワクワクしました。
    一国を巻き込むほどの運気、天の配剤。これほど大きな存在だったのか、と圧倒されます。天帝や神様がいる設定だから、成り立つものだけど、納得させられる力がある。
    登場人物の生い立ちや世界背景が作者の中でしっかり出来上がってるからこんなにも惹きこまれるんだろうな。
    十二国記はやっぱり何度読んでも、読み始めるとページをめくる手を止められなくします。

  • この本もまた違う視点で書かれていて、充分楽しめた。
    12歳の少女のピュアでまっすぐな心に惹かれた。ラストまで、ドキドキしながら読めた。

  • 十二国記シリーズで、1番好きな作品!
    一冊簡潔で読みやすいし、
    感情移入もしやすい。

  • 「だったら、私が生まれたときに、どうして来ないの、大バカ者っ!」
    作品終盤のこのセリフ。
    ゾクゾクしました(笑
    主人公はおませで、とっても口が立つ
    生意気な女の子です。
    その口の悪さの裏に、12才という年相応の可愛らしさと情の熱さが垣間見えて、
    少女にぐんぐん引き込まれます。
    十二国記はとても長いシリーズですが、その中でも特にお気に入りです。

  •  王不在で27年、治安は乱れるのに他人事で世を嘆いているだけの大人たち。
    なに不自由ない暮らしをしていた12歳の少女が大人も尻込む蓬山を目指す。

     「祈りというものは、真実の声でなければ届かない」 本音でなければ天の加護は得られない。
     「王座とは坐るものではなく、背負うもの」


    ゆっくり読もうと思っていたのに…
    もう次が読みたくなってます。

  • 図を統べるのは、あたししかいない!

    恭国は先王が斃れて27年、王不在のまま治安は乱れ、妖魔まで徘徊していた。首都連檣に住む少女珠晶は豪商の父のもと、なに不自由ない暮らしを与えられ、闊達な娘に育つ。だが、混迷深まる国を憂える珠晶はついに決断する。「大人が行かないのなら、あたしが蓬山を目指す」とーー12歳の少女は、神獣麒麟により王として選ばれるのか。

  • 珠晶と頑丘の衝突が息苦しいほど深かった。
    価値観がかけ離れた人を理解しようとすると、そこに辿り着くまでが面倒くさくなって、そのうち諦めてしまうことが多い。人との信頼を築くプロセスは、昇山するため黄海を渉るサバイバルに似ているかもしれない。
    騎獣がほしい。駮がいいな。頑丘の駮はすごい人から名前をもらえてよかったね。
    実は、更夜が一瞬誰だかわからなかった。4巻前の人だと忘れちゃってる…。真君、平にご容赦を!

  • 再読。お風呂で読んだのに夢中になりすぎてお湯が冷めても出られなかった…。

  • 4度目くらいの再読かな。
    佳作揃いのシリーズの中でもトップクラスの面白さだ。
    少女の成長の物語。休む暇なく一気に読まされてしまう、再読でも。

  • 十二国記シリーズの中で一番好きかもしれない。
    すっかり珠晶ファン。

  • あー、泣いた、泣きました。延王のファンからちょい登場した殊晶のファンに。その殊晶が王になるまでの物語。自分の中に正しい事があって、気が強くて。小気味いいんだけど「んー?」と思うこともあった前半。一人になって学んだ後半。彼女は昇山し頑丘と利広に出会ってなければ王の器にはなれなかったのかもしれない。それにしても昇山がこんなにも過酷だったとは。王がいないと嘆くならまず昇山に行けばいい、私だって覚悟ひとつでここまでこれた…彼女の率直な言葉は胸に響きます。更夜がまさかの!!いや、ここにも号泣。小野さんやり過ぎです!

  • 少女の大きな冒険譚。
    見て、聞いて、肌で感じる事から考える事を忘れていないか。
    相手に分かってもらえないと言うと同時に相手を理解する努力を忘れていないか。

  • 恭国の珠晶が昇山し、供王に即位するまでを描いた冒険記。
    シリーズ前々作『風の万里 黎明の空』で芳国公主の祥瓊を虐め、供麒を張り倒すなどの破天荒さを披露しており、すでに強烈な印象を残していた珠晶。本作では彼女の強烈な個性のみならず、その苦悩や失敗などが描かれており、彼女の魅力がより深みを増している。特に、騎獣を奪われたり、妖魔に襲われたり、荒野に独り取り残されたりといった苦難に遭いながらも、けっしてあきらめず、常に打開策を模索し、前に進もうとする姿勢が健気で魅力的。序盤では生意気な小娘といった印象であったが、物語が進むにつれ成長してゆき、終盤ではすっかり王の風格を身につけている。おそるべき12歳。麒麟と女仙に迎えられた際の「―だったら、あたしが生まれたときに、どうして来ないの、大莫迦者っ!」という一喝も彼女らしくて痛快。
    珠晶を支える2人のお供、朴訥とした頑丘と飄々とした利広もそれぞれ対照的な人物でありながら、よい味を出している。

  • 月1のお楽しみ、十二国記、図書館で借りた。

    シリーズ6作目。
    恭国の豪商の娘・12歳の珠晶は、蓬山を目指す。

    『風の万里 黎明の空』では、供王は生意気だなぁとうんざりしていたら、なんと勝気かつ健気なんだろう。
    頑丘・利広・犬狼真君など、周りを巻き込みながら進んでいく。
    読んでいて、働くことや生きていくことを考えた。
    教えをこう方法と学ぶ態度、とるべき責任、果たすべき行動。
    王気(大器)とはどういう思想を持つのか。
    私は普通の社会人だけれど、ふうむ、と考えた。
    朱氏や黄海の詳細が明らかになって、おもしろかった。
    更夜も元気そうで良かったな。
    設定が暗喩のようでわからないことばかりだけれど、楽しい!
    「自分の得たい答えを探すために考えるのじゃ、意味がない」
    「祈りというものは、真実の声でなければ届かない」
    来月も、楽しみに。

  • 跳ねっ返りのお嬢様かと思っていたら物語後半で彼女の大ファンになってしまいました……。
    表紙から盛大なネタバレで玉座についてからの話なのかと思ったら玉座に着くまでの話で、珠晶の跳ねっ返りさと人を想える心と「文句は自分で行動してから言え」という芯の通った言葉が最高でした。
    読み終えた時は痛快な気分になりました。かなり好きな本です。

  • 12歳の少女が一国の王になる話。十二国記シリーズでは一番好きかも。大人たちに負けず自分の意志を貫いていく珠晶は、生意気だけれど見ていて爽快。

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図南の翼 十二国記 (新潮文庫 お 37-59 十二国記)の作品紹介

この国の王になるのは、あたし! 恭国(きようこく)は先王が斃(たお)れて27年、王不在のまま治安は乱れ、妖魔までも徘徊(はいかい)していた。首都連檣(れんしよう)に住む少女珠晶(しゆしよう)は豪商の父のもと、なに不自由ない暮らしと教育を与えられ、闊達な娘に育つ。だが、混迷深まる国を憂えた珠晶はついに決断する。「大人が行かないのなら、あたしが蓬山(ほうざん)を目指す」と──12歳の少女は、神獣麒麟(きりん)によって、王として選ばれるのか。

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