魚の棲む城 (新潮文庫)

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著者 : 平岩弓枝
  • 新潮社 (2004年9月29日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (622ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101241166

魚の棲む城 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 田沼意次というと、大商人と小判を前にして「おまえも悪よのぉ、へへへ」みたいなイメージがあるのは私だけでしょうか?子どものころの歴史の授業の影響?
    でも、最近では商業を発展させ幕政の改革を進めたと評価が高まってきているそうですね。
    この本は、あくまで小説でフィクションだろうけれど意次のイメージを大きく変えることができました。

  • 小学校の時の恩師に「まだ読んでいないの?」と何度も言われて、ネットで購入。
    今までも本は紹介してもらっていたけれど、これが一番先生の押しが強かったです。
    さすがに、おもしろかったです。
    相良城、田沼街道、土地と歴史がつながりました。
    こんなにも素晴らしい人だったのですね。
    まわりに生きる幼馴染も、素晴らしい。
    私も、幼馴染みを大事にします。

  • こんな爽やかな魅力に富む田沼意次はイメージに合わないが・・・。幼馴染みの意次と坂倉屋龍介、お北の3人の信頼関係が美しい。そしてもう一人の幼馴染みお志尾は意外な再登場となる。意次とお北の若い日の恋愛、惹かれ合い、それに好意的に介在する龍介、そして50年後に至るまでの微笑ましい関係は少し楽観的に過ぎるように思うが、読後感は清涼!松平定信が悪役として存在感があった。しかしお北の夫の死にだけは割り切れさが残った。それ故、魚屋十兵衛の存在が必要だったのか。

  • 意次様の魅力満載。最近読み漁った田沼関連の中では一番読みやすく、好みな一冊でした。田沼意次に興味を持った人には、一番最初にこの本を勧めたい。

  • 本作品では、ダーティーなイメージで描かれることが多い田沼意次が、爽やかな男惚れのする人物として描かれている。言語不明瞭な家重やその子家治に誠心誠意仕え、私欲なく幕政に貢献していく意次。異例の大出世に、門閥の幕府重役から嫉妬やねたみを受けながらも、積極財政策で幕府を盛り返そうと奔走する。最後は、権力欲の固まりのような松平定信、一橋治斉らの陰謀で失脚させられてしまうが、読後に爽快感が残る。

  •  平岩弓枝『魚の棲む城』

     清廉潔白(笑)な田沼という事で読んでみました。
     清廉潔白というか雄々しいというか、なんというか、私の中の田沼のイメージと大分乖離していましたね(苦笑)
     女寝取るなどやんちゃする田沼は見ていて面白かったです…が、やはりイメージが一致しない^^;
     なんとなく田沼は汚職してなんぼかとおm
     そして定信の扱いがひどすぎて何とも言えない気分です。
     彼は小物ですが(…)小物なりに立派な小物だったと思います、私は。
     まあ、田沼の本なので仕方ないとも言えますが(笑)

     それにしても龍介とどことなく…その…うん………

  • 本の説明に、読み終わって爽やかな気持ちになると書いてあったのですが・・うーん、私は正直、そのような気持ちにはなれませんでした。

    だいたい、お北と意次は不倫でしょ?と言えば身も蓋もありませんが・・オマケに今で言うダブル不倫。確かにお北の夫はろくでもないヤツだったけど、自分の女房が不義をして、挙げ句に不義の子を産んだとあってはね〜。

    この物語の登場人物で一番好感がもてたのは龍介。それに不義の子として生まれた小太郎。それにしても歴史は奥が深いですねぇ。

  • 非常に読みやすかったです。
    時代小説と言うだけで読むのに
    てこずるかな、と思ったらあっという間に
    読めてしまいました。

    田沼意次と同じ幼名の男と
    彼を愛し、禁じられた恋に堕ちた女
    いずれの視点も非常に文章が素敵で
    長さすら感じさせませんでした。

    もし、彼が
    この恋した女とともにいて、
    もう少し長く生きていたら…
    どうなっていたでしょうね。

  • 田沼意次=悪人と言われているが、
    松平定信の一方的な言いがかりのようで、
    男前で、自分の保身より国の未来を憂う大人物だったようだ。
    小説なので割り引いて考えても、
    いい人をうまく活かしきれずに死なせてしまったのではないか。
    今後もこの人に注目したい。

  • 類まれなる美貌と才能、魅力的な人柄
    田沼意次の人生を追った作品
    今まで名前しか知らなかったけど
    すごい人だったんだねぇ

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