百人一語 (新潮文庫 う 5-9)

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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101244099

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  • 「大国主命」から「川端康成」まで、日本史の中に登場する100人の人物を取り上げ、彼らに寄せる著者の思いを綴った本です。梅原猛という、かなり屈折率の強いフィルターを通して、それぞれの人物の魅力が短い文章の中に示されています。

    聖徳太子や柿本人麿、太宰治といった、著者がこれまで論じてきた人物ももちろん含まれていますが、中には福沢諭吉や三島由紀夫など、意外な人物も取り上げられていて、興味深く読みました。

著者プロフィール

哲学者。『隠された十字架』『水底の歌』で、それぞれ毎日出版文化賞、大佛次郎賞を受賞。縄文時代から近代までを視野に収め、文学・歴史・宗教等を包括して日本文化の深層を解明する〈梅原日本学〉を確立の後、能を研究。

「2016年 『世阿弥を学び、世阿弥に学ぶ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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