日本の霊性―越後・佐渡を歩く (新潮文庫)

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著者 : 梅原猛
  • 新潮社 (2007年8月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101244129

日本の霊性―越後・佐渡を歩く (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 学生時代4年間新潟に住んでいたのに、佐渡にも渡っていなければ、こんな歴史的に意味のある場所が新潟県内にたくさんあるなんて、全く知らなかった。今ならぜひ行ってみたい場所、糸魚川のフォッサマグナミュージアム、火えん土器が見つかったという十日町の笹山遺跡など。他には親鸞や日蓮にも少し興味があるし、「妖怪学」なんていうことを考えていた井上円了という人にも興味がある。それから、創価学会創立者の牧口常三郎と、立正佼成会創立者の庭野日敬の生まれが新潟というのもおもしろい。また、田中角栄のこととか、火えん土器(の芸術としての価値)を見つけ出したのは自分だと言ったという岡本太郎のエピソードなんかもおもしろい。「古事記」についての著者の考えも聞けてよかった。写真も豊富で、新潟の厳しい冬、日本海の荒波などがとてもよく描かれている。新潟というのは本当に遠くて、京都から特急で行っても、糸魚川あたりで4時間、県内に入ってから新潟市までがさらに3時間。そんなところから青春18キップを使って鈍行で帰ってきていた日々がちょっと懐かしい。新潟に出かける機会がまたあったら、この本を片手に、いろいろ訪ねて見たい。

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日本の霊性―越後・佐渡を歩く (新潮文庫)の作品紹介

日本の霊性とは何か-。梅原猛は、日本人の心の基層にある深い宗教性を探るため、越後・佐渡の旅に出た。縄文文化の名残を強くとどめる糸魚川のヒスイ文化、笹山遺跡の火焔土器。宗教弾圧のため流罪となり、この地で思想を開花した親鸞と日蓮。さらに良寛、白隠など優れた宗教家たちを輩出したのはなぜか。越後・佐渡の隠された霊性を解き明かし検証する、「梅原日本学」の最新成果。

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