明治・大正・昭和華族事件録 (新潮文庫)

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著者 : 千田稔
  • 新潮社 (2005年10月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (531ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101246413

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明治・大正・昭和華族事件録 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 内容は、面白かったのですが。ひとつ気になるてんが
    ありました。

    私には、理解出来ない事をした白蓮の自分の倫理観を
    棚に上げて、散々贅沢な事をさせてきた、白蓮の再婚
    相手への暴言の数々を、自分勝手な言い分を良しとす
    る作者の事です。
    この方の思考も、私には理解不能です。

  • 唐突な名前の羅列があったりして、時々誰が誰やら分からなくなってまう。
    でも華族のタネ本に最適だと思う。

  • 野次馬感覚で読み始めましたが、華族としてのプレッシャーからどれだけ多くの人たちが零落の道を歩み、不幸な人生を辿ったのか。そのあまりの多さに沢山の不幸な人たちを思い、暗くなってしまいます。例えば、上山藩主の家である子爵・松平信安の3人の令嬢たちが芸者置場に売り飛ばされ、悲惨な最期を迎えるまで。その他、貧困に喘ぐ公家たち。お抱え運転手との道ならぬ恋と駆け落ち、また心中。よくもこれだけ不祥事が続いたものだと呆れますが、やはり当時から華族の腐敗が問題になっていたということで納得です。良い意味で救いだったのは九条武子。名門中の名門・九条道孝の五男道致に西本願寺法主家から嫁ぎ、貞明皇后の義妹にあたるが、道致が不渡りを出すなど、経済的に失敗していく中で、女流歌人として名声を勝ち得ていく。今との違いとしてマスコミがプライバシーに関係なく書きたてること、左翼思想が醜聞だったこと、そして本妻・妾が当たり前の世界で、子供が多いこと。華族といいながら、公爵を除けば経済的な保証がなかったため、貧困な人たちが多かったというのは意外でした。

  • 公家・武家、そして勲功のあった名家である華族も同じ人間。
    色々な事件を起こしてますが
    華族という特権階級とのこともあって
    新聞で騒がれたり苦労も絶えなかったようで。
    有名な相馬事件はもとより
    金銭トラブルや恋愛事件まで
    色々な事件が網羅されており
    著者の情報収集には頭が下がります。
    ワイドショー的な観点からも面白いのでは?
    華族といえども結局は同じ人間なんですね..

  • 「華族」という特権階級の中で起こり、当時の新聞を騒がせた事件、殺人・詐欺・放蕩・お家騒動の数々。

  • これは「華族」を勉強する第二弾ですね。こちらも去年読んだ本です。華族の様々な種類のスキャンダルを通して、華族の人達の置かれた状況、生活、一般的な考え方、色々なしがらみと権益を色々な事件を通して観ることが出来ます。割と面白かったです。

  • むかし横溝正史の本を読んでいるとよく退廃の華族が出てきてこんなんいるんかいなとおもっていましたが、この本のように華族関係の事件を羅列されると、そうだったんだあと納得させられます。ま、人は血筋じゃ分からないってことで。こういう辞書的な本は必要ですね。

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