明治・大正・昭和華族事件録 (新潮文庫 せ 11-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (531ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101246413

感想・レビュー・書評

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  • 内容は、面白かったのですが。ひとつ気になるてんが
    ありました。

    私には、理解出来ない事をした白蓮の自分の倫理観を
    棚に上げて、散々贅沢な事をさせてきた、白蓮の再婚
    相手への暴言の数々を、自分勝手な言い分を良しとす
    る作者の事です。
    この方の思考も、私には理解不能です。

  • これは「華族」を勉強する第二弾ですね。こちらも去年読んだ本です。華族の様々な種類のスキャンダルを通して、華族の人達の置かれた状況、生活、一般的な考え方、色々なしがらみと権益を色々な事件を通して観ることが出来ます。割と面白かったです。

  • 資料系

  • むかし横溝正史の本を読んでいるとよく退廃の華族が出てきてこんなんいるんかいなとおもっていましたが、この本のように華族関係の事件を羅列されると、そうだったんだあと納得させられます。ま、人は血筋じゃ分からないってことで。こういう辞書的な本は必要ですね。

著者プロフィール

1942年奈良県生まれ。
京都大学大学院文学研究科博士課程修了。追手門学院大学文学部助教授、奈良女子
大学文学部教授を経て、1995年4月、国際日本文化研究センター教授(2008年定年
退任)。現在、国際日本文化研究センター名誉教授・奈良県立図書情報館館長。
博士(文学・京都大学)。
受賞=濱田青陵賞、日本地理学会優秀賞、奈良新聞文化賞、古事記出版大賞。
著書=『地名の巨人 吉田東伍―大日本地名辞書の誕生―』(角川書店)、『古代
の風景へ』『古事記の奈良大和路』『古代天皇誌』(東方出版)、『平城京遷都』
『古事記の宇宙(コスモス)』『古代飛鳥を歩く』(中央公論新社)、『古代日本の
王権空間』『聖徳太子と斑鳩三寺』(吉川弘文館)、『こまやかな文明・日本』(N
TT出版)、『京都まちかど遺産めぐり』(ナカニシヤ出版)、『まほろばの国か
らⅠ』(豊住書店)、近著に『飛鳥の覇者』(文英堂)、など。

「2017年 『奈良・大和を愛したあなたへ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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