時雨のあと (新潮文庫)

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著者 : 藤沢周平
  • 新潮社 (1982年6月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101247038

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藤沢 周平
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時雨のあと (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • やはり、いい。藤沢周平。
    これだけたくさん作品があっても、どれも良い。

  • 内容(「BOOK」データベースより)

    身体を悪くして以来、すさんだ日々を過す鳶の安蔵。妹みゆきは、兄の立ち直りを心の支えに、苦界に身を沈めた。客のあい間に小銭をつかみ兄に会うみゆき。ふたりの背に、冷たい時雨が降りそそぐ…。表題作のほか、『雪明かり』『闇の顔』『意気地なし』『鱗雲』等、不遇な町人や下級武士を主人公に、江戸の市井に咲く小哀話を、繊麗に、人情味豊かに描く傑作短編全7話を収録。

  • 雪明かり
    闇の顔
    時雨のあと
    意気地なし
    秘密
    果し合い
    鱗雲

    江戸の市井に咲く小哀話を、繊麗に、人情味豊かに描く傑作短編全7話。

  • 短編7話。標題の「時雨のあと」のようにじわっと胸に迫る内容ばかり。どれもおもしろかった。2015.11.21

  • 藤沢作品は、武士ものよりも、圧倒的に庶民の物語が好きだな、と毎回読むたび思う。

    この人の書く町人たちの強さと弱さが、とても好き。

  • 時代は江戸時代。下町の平民や下級武士が中心の物語です。江戸時代のものは華やかな新撰組や将軍もの、竜馬系が多いですが、こういった一般人の話も面白いですね。藤沢氏のタッチは小粋で、シンプルな文章が非常に旨いです。貧しい生活ながら人々が一生懸命に暮らす様子は、ほんわかと幸せそうです。
    字は小さいのですが、薄いですし30ページほどの短編がほとんどなので、あっという間に読めました。次は「蝉しぐれ」を読んでみたいです。

  • 身体を悪くして以来、すさんだ日々を過す鳶の安蔵。妹みゆきは、兄の立ち直りを心の支えに、苦界に身を沈めた。客のあい間に小銭をつかみ兄に会うみゆき。ふたりの背に、冷たい時雨が降りそそぐ…。表題作のほか、『雪明かり』『闇の顔』『意気地なし』『鱗雲』等、不遇な町人や下級武士を主人公に、江戸の市井に咲く小哀話を、繊麗に、人情味豊かに描く傑作短編全7話を収録。

  • 時代小説を読んだことない人に
    おすすめの藤沢周平の短編。
    そして女性にもおすすめ。

    やはりまだ、藩とか江戸時代の
    階級とかの話はよく分からない事が
    多くあるが、
    どちらかというと恋愛要素、
    人情、家族愛が主なので
    一気に読める。
    読後感は最高。

    「意気地なし」「鱗雲」が好き。

  • なんだか場面とか話者が唐突に切り替わったりするので、
    ちょっと読みづらかった。

  • 「果し合い」部屋住みの大叔父と、若い二人の物語。
    「鱗雲」母と二人暮らしの若侍、仇持ちの娘。
    時代物が読みたい、けど長編を手に取るエネルギーがない・・・
    という時の欲求を満たしてくれ藤沢作品。
    中期~晩年の作品のほうが、練れているというか熟して落ち着いている印象。
    私が生まれる前に書かれた作品とか、感慨深いです。

  • 本を一冊読み終えると、次は何を読もうかと 右往左往する。
    次の本が見つからないとき、「この人の著書なら間違いない。」と想いながら選ぶ作者の一人が藤沢周平氏。

    この短編集を読むと、以前、新聞で読んだ瀬戸内海の島にある「遊女の墓」を思い出す。遊女になるしかなかった女たちを、手厚く葬った人々の優しさと同じものを感じる。

  • 気になってはいたけど、
    初めて藤沢周平を読んだ!

    何、この独特の世界観。
    たびたび不意打ちにあい、振り回されっぱなし。
    そして、なぜこんなに女心が分かるのか?
    展開の意外性、人物たちの魅力に、すっかりはまってしまった。

    7編の短編のなかで、
    「闇の顔」はストーリーの運びがうまい。飽きずに変転するにもかかわず、無理がなく最後まで一気読み。
    「意気地なし」は、強気な町娘の無鉄砲な行動に釘付けに。

    帯に「おとなの時間フェア」とあったけど、
    全作品に哀愁と、繊細な色気が感じられて、めっちゃ良かった。

  • 「雪明かり」の導入部分が好きだ。「闇の顔」の女の勘違いがたいへんかわいらしい。男の対応もまた。「時雨のあと」のお兄ちゃんはどうしようもないけど、妹が信じる気持ちも含めて大好きだなあ。「意気地なし」は妙にえろい感じがした。「秘密」はすこし悲しいような、笑える感じ。でもさみしい。「果し合い」は大好きだ。「鱗雲」は最後の一文がなんともいえない。どちらの女性に感情移入するかでかわりそう。

  • 「あなたの娘が一人、
    帰ってきたようです」

    (雪明かり/闇の顔/時雨のあと/意気地なし/秘密/果たし合い/鱗雲)

  • 切ない話が多くて人前で読めない

  • 藤沢周平の本は読んだあとにため息が漏れる。
    安堵、切なさ、感嘆、やりきれなさ、いろんなものがない交ぜになっての一息。
    よく短編でこれだけのものを書けるなと思う。
    やっぱりすごいなあ。
    好きだな、藤沢周平の時代小説。

  • すごい!面白い。
    てきとーに借りた本だったけど。

    でもこうも全部後味良いハッピーエンドだと、リアリティなくてちと残念だなー

  • はじめての藤沢周平が、今回の『時雨のあと』となりました。

    先日テレビで『SABU』を見て、時代小説もいいなと思い、『たそがれ清兵衛』などで多くの人に人気のある作家のを選び、藤沢周平への初挑戦となりました。

    『時雨のあと』は7編の短編からなるもので、どれも江戸の市井の話です。どの作品も悲哀がベースながら、必ず救いがあり、読後感は悪くないです。ちょっと前に読了した北方の三国志と比べると、内在しているエネルギーの差に物足りなさもないことはないですが、昨今の不景気の中では、これくらいの心のともし火がふんわり心地よいです。蛇足ながら一番のお気に入りは最後の『鱗雲』です。

  • 今まで読まず嫌いだった時代小説。初めて読んだのがこれだったんですが・・・
    臨場感溢れる素晴らしい短編たちに、一気に虜になってしまいました。

    ☆詳しいレビューは<a href="http://ihuru.blog46.fc2.com/blog-entry-98.html" target="_blank" title="コチラ">コチラ</a>

  • じんわりと、心に残る人情噺。藤沢作品はハズレが無いです。

  • 藤沢周平の世界観が好きです
    司馬遼太郎に繋がる何かがある感じ
    時代小説って面白い うん

  • 藤沢周平にはまってしまった・・・。友達に、池波正太郎をお薦めされたけど、買ったのは藤沢周平。正直、どっちがファン多いんですかね?

  • 優しい短編集。
    現代のこういう小説を読むくらいなら藤沢さんの小説を全部読みたい。

  • 雨の日の川の流れのように静かに優しく人を愛したい。

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時雨のあと (新潮文庫)の作品紹介

身体を悪くして以来、すさんだ日々を過す鳶の安蔵。妹みゆきは、兄の立ち直りを心の支えに、苦界に身を沈めた。客のあい間に小銭をつかみ兄に会うみゆき。ふたりの背に、冷たい時雨が降りそそぐ…。表題作のほか、『雪明かり』『闇の顔』『意気地なし』『鱗雲』等、不遇な町人や下級武士を主人公に、江戸の市井に咲く小哀話を、繊麗に、人情味豊かに描く傑作短編全7話を収録。

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