冤罪 (新潮文庫)

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著者 : 藤沢周平
  • 新潮社 (1982年9月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (426ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101247045

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藤沢 周平
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冤罪 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 藤沢文学の短編集である。
    相変わらずの情景描写や心情描写がわたしのお気に入りな感じで、ほっとするような、少し(主人公に同情するような)悔しさを感じるような短編だった。
    思いの規模の大きい、小さいはあっても、皆、真剣に思って、悩んでいる。仕事以外でこういった状態になることもまた、幸せなことではなかろうか。

  • 2017年、42冊目です。

  • 潮田伝五郎置文 良かったです。

  • 藤沢周平の短編を読むと「達者やな~」という感想しか出てこない。雑誌用の売文短編なんだけど職人技と呼ぶべき完成度。

  • 証拠人
    唆す(そそのかす)
    潮田伝五郎置文
    密夫の顔
    夜の城
    臍曲がり新左
    一顆(つぶ)の瓜
    十四人目の男
    冤罪

    興趣あふれる《武家もの》時代小説全9編。

  • 時代小説9編。著者初期の作品とのこと。結末が予想と違って、妙な余韻が残るのが楽しい。「臍曲がり新左」が笑えた。2015.5.2

  • 二回目。やっぱり面白い。
    ザ、時代劇。物悲しく、時々笑えて、ハラハラして、と時代劇(小説)の魅力が詰まっている。

  • 久々に藤沢周平の作品を読んだが、非常に面白かった。時代小説だか堅苦しくなく、むしろラブストーリーやヒューマンドラマを読んだような読後感を与える。爽やかな短編集。

  • これの前に読んだこの作家の短編二冊は、
    時代もの初心者の私でも読みやすかったが
    この本は一気に歴史的、というか、
    幕府やら何やらがたくさん出るようになって
    あまり好きではなかった。

    切ないという気持ちもあまり起きなかった。

  • 【読了】藤沢周平の短編時代小説。『雪明り』に収録の話もあった。地方小藩の下級武士が今夜も縄のれんの向こうで交わすちょっとした会話。店の酒と肴の匂いも伝わってくるような、そんな空気感です。武士とか町人とか、そういう枠組みがあるにせよ、それぞれの生活はそれほどには変わらない、一般的な日本人は昔から変わらないのかなぁと、ちょっと嬉しいような悲しいようなそんな読後です。

  •  図書館より
     9編の作品を収録した時代小説短編集。

     時代小説はじっくり読ませるもの、というイメージが強く、なおかつ時代小説家の有名どころ、藤沢周平の作品なので、なおさらそのイメージを持ったまま読み始めたのですが、思った以上にサスペンスフルなものも多くて、いい意味でイメージを裏切られました。

     そのイメージが一番強かったのが『夜の城』熱病で記憶を失ってしまった主人公のもとに、その過去の記憶に関係のある怪しげな人々が周りに現れてきて……
     話としては先は読めたものの、真相が明らかになってからのスリル、そして夫妻の絆の強さが染み入ってくる短編でした。

    『へそ曲がり新左』は藩からも嫌われる武士が主人公。彼の娘やそれと仲のいい様子の男に抱く心情もリアルでいいのですが、この主人公の渋さやラストの爽快さもいいです。

     表題作の『冤罪』は憧れの女性の父親の汚名をそそぐため若い武士が真実を追求する話。
     武家社会のもの悲しさを漂わせつつも、暗くないラストが好印象の短編でした。

     各短編、心理描写や人物描写の巧さもさることながら、ある時は女性の強かさを、ある時は健気さや美しさをを、またある時は女性の芯の強さを描いた話も多かったです。同じ武家の話でも、主人公や話の個性豊かさとともに、さまざまな女性の姿を描いているあたりでそれぞれ違う空気感を醸し出している短編集になっていると思います。

  • 著者初期の武家ものの短編集9編。初期作品は暗いものが多いといわれているが、この短編集は、海坂藩ものあり、お家騒動もあり、いずれもユーモアあり、ほろっとさせる大いに楽しめる好作品ばかり。

  • 2012/06/01読み始め
    2012/06/04読了

  • 「密夫の顔」と「潮田伝五郎置文」が印象に残った。この時代の男性は寡黙でその分純だなぁ。弱く見える女が逞しいのはいつの時代も同じか。

  • 面白い、ミステリー

  • あまり読まない時代小説だが、これまた日本人のお友達が持っていたものを借りた本。短編集で、9話収録されている。ほろっとする話あり、悲壮な話あり、間の抜けた話あり。

    中では、証拠人・夜の城・冤罪が好みかな。

  • なぜか突然時代小説w

    まぁ実家に積んであったのを掻っ攫ってきただけですが・・・
    時代物は1年半前に「篤姫」読んで以来、藤沢 周平なんて中学生以来やなかろうか。

    しかも短編の武家物が淡々と、という感じで通勤電車にちょうどよかったかも。

  • 藤沢周平:冤罪

  • 短編集の上手さ。人情

  • 藤沢作品
    チャンバラよりも人情です

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