春秋山伏記 (新潮文庫)

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著者 : 藤沢周平
  • 新潮社 (1984年2月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101247083

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春秋山伏記 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 石坂洋次郎さんの
    「石中先生行状記」が思い出された。

  • 良質な時代小説が最近少なくなった。貴重。

  • 怪談風味の山里の話。ラストの「人攫い」がおもしろかった。落人伝説の村が点在し、大鳥池は秘境だった。方言が多く、わかりにくいところも。山伏は、肝煎や長人など村役人とならびインテリ層を形成。

  • 2回目の読了。
    山形県庄内地方の山伏を題材にした小説。
    昔のガキ大将だった鷲蔵が数々の修行を経て大鷲坊として帰った来た。村人との様々な触れ合いを通じて次第に欠かせない“山伏ど”になっていく。
    藤沢さんか「ほとんど恣意的なまでにこだわって書いている」と言うように、会話はほとんど荘内弁で、これも魅力の一つとなっている。

  • とっても良かった。
    村人たちの暮らしと、山伏の登場。
    分かりやすい善悪の中で、みんな生活のために決して怠けたりしない。
    昔の話は武士とかよりも村人の話の方が好きだなあ、と改めて思う。
    読んだ後に、胸が洗われた気持ちになる、素敵な短編集。

  • あとがきでも触れている通り、全編庄内弁で綴られているのがとても印象深い。
    東北出身ならわりとすんなりと、訛りがゆえに生き生きと人々の暮らしや考えが入ってくる。

    Kindleにて

  • 鶴岡近郊の農村を描いた作品。物語の舞台は北国だが、明るくあたたかい。主人公の大鷲坊がなかなかに魅力的だ。エンディングも微笑ましい。

  • 庄内地方の村に現れた怪しげな、しかし親しみのある山伏、大鷲坊。実は子供の頃もその村に。一寸エッチで愛嬌のあるその姿は健康的な日本の農村(江戸後期?)の微笑ましさを楽しく語ってくれます。足萎えの娘を心から癒す、不倫の発見から恐喝になった村の事件の円満解決、冴えない独身怪力男の嫁取り助けと狐憑き娘の解放、人穫いの幼児を追っての羽黒三山中の追尾行、そして幼なじみの若い後家とのロマン、楽しい本です。著者の作品は庄内弁を忠実に言葉で書き表し、読んでいるうちに自然と東北弁の世界にはまっていくのも楽しいものです。

  • 日本で暮らしていたときも、藤沢周平についてはあまり知っていなかった。偶然、書店でこの本を見て、これだ!と思って、買って一気に読み済ました。作品の背景も好みだが、この主人公は本当に優しく、ヒューマニストだと思った。
    韓国に紹介されたらいいな。。。

  • 料理長から借りる。
    初版、昭和53年

  • 2012.6.8(土)¥210。
    2012.6.11(月)。

  • 091128(s 091230)
    100309(n 100524)
    100512(n 100629)

  • 山伏としての修行を積んだ大鷲坊が、故郷の村に帰ってくるところから物語は始まる。村の様々なやっかいごと、もめ事、事件を解決していく連作短編。
    読みどころは東北(山形県と思われる)の村人たちの日常や風習、訛りをそのまま活かした会話だ。はじめ取っつきにくいが、村人の発する言葉が不思議と心に残る。

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