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みんなの感想・レビュー・書評
シリーズ3作目。
残念ながら、ハードボイルドと解説にあるような渋さや感慨は持てなかった
主人公の躍動感にかけ、容疑者の動機を探ることの文が続く。
最後の最後まで、動機の一つはわからなかった、という、なんとも現実的というか、詰めが甘いというか、、、
この先、おまさとはどうなるのかな?が、残ってしまった
彫師伊之助シリーズ最終話。 とある老人が刺されて死ぬ。 伊之助の根気良い聞き込みの末、とある押し込み強盗の真相を探るうちにほとんどの者が気づかなかった小さな出来事が、今回の事件の発端になっていることに辿り着く。 それにしても驚嘆すべきは伊之助の「聞き込み」の巧みさである。 相手が逃げられないような核心を突いた質問を投げかけ、やむなくついた嘘、それを次々と裏づけを取って打ち壊し・・・じわじわ... 続きを読む »
彫師伊之助シリーズの第三弾。ただこれ以降書かれていないので最期の作品。
島帰りの老人が殺される。犯人を追って過去に起こった押し込み強盗の全容を調べていく。
まさに探偵小説。
シリーズを読んでいなくても楽しめる作品になってます。
シリーズ三作目。今回は珍しく、自分から探索に乗り気。本職があるから事件はなかなか解決しないが、物語自体はテンポよく進む。
……つかもう、岡っ引きに戻れば?
3月19日読了。藤沢周平による、元同心の彫物師が江戸の町を舞台に地道な調査から難事件を解決していくシリーズの第3弾。このシリーズ私は初読だが後書きによると江戸を舞台にしたハードボイルド小説、がテーマなのだとか。ふーむ、粋で挑発的、世間を斜めに見て人を食ったような発言を繰り返すような「所謂ハードボイルド」とは違い、主人公伊之助は確かに頭も切れ腕っ節も強そうだがごく常識的な人間であり、シブい主人公が巨悪の圧力に屈せず戦うようなカタルシスはこの小説にはない。繰り返される聞き取り調査における問答、その周囲の人々の生活の息遣い、愛憎などがこの小説のキモなのだろう。が、他の藤沢作品に比べると凛とした美しさ、には欠けるか。






