- Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101248028
感想・レビュー・書評
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【OPACへのリンク先】
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【LibraryNews掲載:No.54】
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460円購入2004-01-29
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数学者藤原正彦氏のエッセイ集。とても読みやすいし淡々としたユーモアが心地良い。学者の視点から語られる学問への考え方、数学と文学の対比など内容は多彩だったけれど、何だかんだで新婚旅行記が一番面白かった気はする。ところどころそれはどうかなという意見もあったものの、数学者というのは普段こんなことを考えているのかあという思いで始終楽しく読めました。薦めてくれた友人に感謝。
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日本人とか研究者の,なんというか本質がよく見えてくる.文章の感じが,さっぱりと切れ味よく,独特の読了感が得られる.
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数学者、藤原先生の強烈な個性爆発。『若き数学者のアメリカ』と一部重複する箇所があるように思うが、どのはなしも面白く読める。自分が日本人であると感じたいなら外国へ行くことだ。それも旅行程度の日程ではなく長期滞在をするに限る。日本人と自覚することでその後の人生にどんな影響があるのか、海外体験がプラスに働くことを願いたい。
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「数学者」という堅物なイメージに反して、文章は読みやすくユーモアに富んでいます。中学校三年生のころ、はじめての進路選択に悩んでいた時に励まされた本です。数学者になりたかったというわけではもちろんないのですが、あらゆる物事に対する厳しくも温かみのある文章に叱咤激励されたような気分になったのです。
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【「平成23年度第二回室工大教員オススメ本」による紹介】
著者が数学者だからか非常に鋭い切り口で、大学や学生・学問・社会などについて書いている。しかも適度にユーモアがあり、読んでいて飽きない。当時から社会や大学はかなり変わったが、本質的なことはあまり変わらないのだとあらためて気付かされる本である。
桃野 直樹/准教授 しくみ情報系領域
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#室蘭工業大学読書推進プロジェクト企画「平成23年度第二回室工大教員オススメ本」により紹介されたものを許可をいただき掲載しています。