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- Amazon.co.jp ・本 (561ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101249063
感想・レビュー・書評
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1970年代の航空機事故を追ったノンフィクション。前著の続編。
この本で取り上げられたばんだい号の事故は、よく覚えている。テレビでニュース速報が流れ、函館に向かったばんだい号が行方不明というものだった。今なら飛行機の航跡が判るアプリもあるし、通信システム、機体性能の向上で安全になり、トラブルが発生しても事前に何があったかが大体判るが、当時はそういう情報が何もなく、とにかく無事を祈るしかなかった。何があったのかは、この本が出版されて初めて知ったのが実情だ。この本はそういう意味でも忘れられない一冊。
因みに自分は、このばんだい号の事故から日航ジャンボ機まで、航空機の事故が続いた時代を知っている。飛行機に乗る時は、いつも事故のリスクを感じながら搭乗したものだ。そして親から保険に加入するように勧められたが、自分が受け取れない保険を、なぜ掛けなければいけないのか不思議に思ったものだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示