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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
仙台を舞台に繰り広げられる、複数の人の物語。
一見バラバラに見えるその話は、時間軸もバラバラに書かれているけど、最後には1つにつながります。
もう一度読み直したくなる本です!
今のところ伊坂幸太郎の著作の中で一番気に入った作品。と言ってもまだ3冊しか読んでいない。登場人物の多様さと魅力的な個性の持ち主たちが織りなす人間群像。読み始めてすぐにロバート・アルトマンの映画を思い出したほど。ラストはよっしゃぁ!と心の中で叫んでしまった。人は時々自分にとって大切なモノが何かはっきり思い出せない。そんな時この本を手にしてほしいとふと思った。
視点、時間軸がかわりながら話が進む。最期にはそれがしっかりつながるのがなんか気持ちよい。
再読したい。
初めて読んだ伊坂幸太郎の作品で、
伊坂幸太郎ぎ好きになったきっかけでもある本。
一見全然繋がりが見えない複数の物語が複雑に絡み合って、最終的に一つになる展開に感動しました。
仙台を舞台にしたあらゆる人間の数日を色濃く描いた小説。
仙台ではだまし絵で有名な画家「エッシャー展」が開催されており、それがこのだまし絵のような小説を象徴している。
1度読むだけでは、各登場人物のストーリーのつながりを完全には理解できなかったり、意味を含んだ場面を見逃していたりしていそうなので、再読するとより面白いかもしれない。
ただ、本の背表紙に「その果てに待つ意外な未来」と書かれていたほどの意外性はなかった。
いつもやられてしまうのね伊坂さんには。
だまされちゃう。
違和感なく繋がっちゃうんだもん。
やられたゎー
拝金主義の画商・戸田と、新人画家の志奈子。 仕事について一風変わったポリシーを持つ泥棒の黒澤。 新興宗教の教祖に魅せられた、絵が得意な学生・河原崎と、 新興宗教の幹部である塚本。 お互いの配偶者を殺す計画を立てた、カウンセラーの京子と、 プロサッカー選手である青山。 そして四十社連続不採用の憂き目にあっている、失業者の豊田。 五人の人物の視点で描かれた五つのストーリ... 続きを読む »
複数の人と時間が交差して、繋がっていく感じが面白い。
最後にあぁこうやって繋がってたんだとわかった瞬間が気持ちよくなぜか晴れ晴れとした気分になった。
これを読んで他の伊坂作品も読んでみようと強く思った一冊だった。
ラッシュライフ・・・豊潤な人生。
色々な人の運命が至るところで繋がっていて
パズルが出来上がっていくみたいに、一つ一つの話が繋がっていく。
終盤を読んでいく時の心地良さは、何とも形容し難い。
相変わらず、言葉のチョイスや会話のテンポが面白い。この感じ大好き。
人生、どんな人でも、成功ばかり、失敗ばかりってことはないんやな。
複数の物語を交差させて、全体として一つの流れにまとめるというアイデアに引きずられ過ぎて、内容の方が希薄だった印象。単に自分の頭が、時間とか空間の管理についていけなかっただけかもしれないけれど
登場人物の人生が折り重なって、進んでいく。最後にはしっかりとまとまるのだが、1回読んだだけではなかなか理解ができない。ただ、時系列・登場人物の絡まりが解けた瞬間が何かいい。
2012年読了35冊目
伊坂マジックにはまってしまう不思議な作品。。。
まさに、最後はやられたと思ってしまう。
様々な物語が交錯し、読者の時間軸を良い意味で狂わせられる群像劇。
一つ一つの物語自体は、特別なものではなく、これだけで小説書いたら売るどころが企画ボツだよなぁって普通の内容なんだが、それらが工作することで、ふしぎな世界が生まれている。
ラッシュ。lash,lush,rash,rush
片仮名で書くとひとつだが、英単語では様々な意味がある。
色々なことで狂わされたそれぞれの人生が交錯し、エッシャーのだまし絵みたいに繋がる。
ふしぎだ。。。
伊坂さんの本は面白い、と思いながら、まだ全部読み切れてなくて。
そのうちの1冊と、古本屋で出会えたので購入。
相変わらず、様々な人物が交差する書き方に脱帽。
それに登場人物だけでなく、過去の作品の人物までもが出てくるのが面白い。
もう本当、凄い!の一言に尽きる。
その中で、まだ読んでいない本があったから、これはもう早く過去作を読むしかない…と思わされた。
泥棒のお兄さんが、なんとも言えず好きである。
空き巣に入って、盗んだ金額や恨みはないことなど、記入した紙を置いていくという。
人の事を考えられる、なのに、空き巣をしている、っていう、この矛盾が面白い。
うまい。伏線につぐ伏線だが、ラストへ向けてうまく回収していく。つながる話。つながる展開が読ませる。
伏線の回収がすばらしかった。途中、一つ一つの物語の時系列が分からなくなるが、2回目読んでみると、ちょっとしたところにヒントがたくさんあって、後から気づいたり納得するところがあって、面白かった。
豊田と柴犬、戸田としほこ、河原崎と塚原、黒澤と佐々岡、京子と青山。
其々の人生が日々のなかでかすりあう。タイムスケールが前後する理由がわからなかったが、最後に、だまし絵なのだとわかる。
伏線の張り方と回収は見事。他の小説もあわせて読んでみたい。伊坂作品を読みまくりたくなる一冊。
一つ、塚原の描写がエグすぎて心折れそうになった…。
「昨日は私達が主役で、
今日は私の妻が主役。
その次は別の人間が主役。
そんな風に繋がっていけば面白いと思わないか。
リレーのように続いていけばいいと思わないか?
人生は一瞬だが、永遠に続く。」
誰かにバトンをつなぐために、
つなぐ誰かを見つけるために、
生きるのかも、とか思っちゃったり。
『人生については
全員がアマチュアで新人だ。
はじめて試合に出た新人が、
失敗して落ち込むなよ』
『落ち着けよ。
落ち着けば人間大抵のことは
できるんだ。』

ラストに向けてスピード感が上がってくることと時間軸がわかってくることでとても楽しめた。





