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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
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その気になればね、砂漠に雪を降らすことだって、余裕でできるんですよ
― 18ページ -
その気になればね、砂漠に雪を降らすことだって、余裕でできるんですよ
― 18ページ -
俺は恵まれないことには慣れてますけどね、大学に入って、友達に恵まれましたよ
― 488ページ
みんなの感想・レビュー・書評
文庫化したのを契機に購入して例のごとく一気読みしたけど…これ学生時代に読みたかったなぁ。ほんと伊坂さんの破天荒なキャラがいとおしすぎる。
北村、南、西嶋、東堂、鳥井、五人の国立大学生と愉快な仲間たちの、青春を描いた物語である。
大学生らしくボーリングをし、麻雀をし、そして事件に巻き込まれる。
彼らのキャラクターは際立っていて、そしてコミカルであるので、イメージがしやすい。
私は具体的な姿まで思い描くことが出来た。
また、年齢が近いからか感情移入がしやすい。
とはいえ、「事実は小節よりも奇なり」といっても彼らの大学生活は劇的で、妬ましく思ってしまった私は卑しいのだろうか。
「大学生活というのは社会に出るまでのモラトリアムである」とはよく聞くが、本作では社会を「砂漠」と表現し、学生を「外の砂漠を知らず侮る街の住民」と表している。
その比喩は新鮮で、はっとした。
残りの学生生活を充実したものにしたい。
大学時代を思い出させてくれる、爽快な青春小説。
大学のイベントや恋愛、いろんな出来事があったり事件にでくわしたりもして。もちろん麻雀も忘れちゃいけない。
なんだか主人公たちと共に、もう一大学生活を送っているような気持ちになって読んでしまった。
個性的な登場人物達が、クサい言い方だが、絆を深めてゆくさまは、なんだか羨ましくも感じる。彼らを通して、大学卒業生は懐かしさを感じながら、卒業間近の学生は寂しさを感じながら、この物語が胸に染み渡ってゆくんじゃないだろうか。
「歴史なんて糞食らえですよ、目の前の危機を救えばいいじゃないですか、抗生物質をあげちゃえばいいんですよ」
「確かに、生きていくのは、計算やチェックポイントの確認じゃなくて、悶えて、分かんねえよ、どうなってんだよと髪の毛をくしゃくしゃやりながら、進んでいくことなのかもしれない」
「人間にとって最大の贅沢とは、人間関係における贅沢のことである」
「人間とは、自分と関係のない不幸な出来事に、くよくよすることだ」
◆〈砂漠〉という未知の世界に飛びこむ前の若者たち◆
男女5人の、有りがちだけどどこか変わった大学生活を描いた物語。
合コン、恋、麻雀、ボーリングetc… 大学生らしさ満載の内容に加え、超能力を持つ友人がいたり、事件に巻き込まれたりなど非日常な世界も顔を覗かせます。
タイトルの『砂漠』の意味は、是非とも一読して感じ取ってください。
学生のうちに読んでほしい1冊です。
結局のところやはり伊坂は良い。
テンポが良いよなー。
ちゃんとフリを納得いく回収するから良いよなー。
それぞれのキャラが立ってて良いよなー。
文章、言い回しが良いよなー。
そしてこの小説に関しては終わりも完璧だ。
完璧というかこの終わり好きだ。
あんだけフリを効かせといてそんなオチかいって。
くだらな過ぎて面白い。
こういうオチ大好きです。
「砂漠」 入学した大学で出会った5人の男女。ボウリング、合コン、麻雀、通り魔犯との遭遇、捨てられた犬の救出、超能力対決・・・。共に経験した出来事や事件が互いの絆を深め、それぞれ成長させてゆく。 学生時代の4年間は社会から守られた世界。そんな世界で鳥井、北村、東堂、南、そして西嶋の5人は出会い、互いに理解を深めていきます。「砂漠」で綴られる春夏秋冬の物語は彼ら5人に何を与えるのか?そんな... 続きを読む »
仙台の国立大学に入学した若者たちの物語。
伊坂作品に良く登場するキャラクタータイプ、例えば、少し危うさが同居した無邪気さ、他人にどう言われようが関係なくブレない不思議な自信、周りの人を優しく包むような大人しいめの女性など、が勢揃いしている。
物語の中心に近いところには初めのうち鳥井がいたのに、いつの間にか西嶋に変わっていたのは、彼の魅力が著者の予定を超えて独り歩きしたのか。
今のところベスト・オブ・伊坂かも。
伊坂幸太郎の作品って あんまり好きじゃないんだけど、 この作品、「砂漠」と書いて 英題が "a campus life" なのが気になって。 作中の人曰く 学生は、一面に広がる砂漠の中の守られた町で暮らしていて、 砂漠(社会)の酷さを知りもしないのに、 一生懸命砂漠のことを考えるのが仕事らしい。 「俺たちはその気になれば、 砂漠に雪を降らすことだって、... 続きを読む »
西嶋くん、すごい良いことたくさん言ってるし、大学生設定で感情移入しやすかったはずなんだけど、いかんせん好きな登場人物ができなかったかなあ。
わたしたちは迷いながら生きている、それが人生だ!
という言葉がささりました。
自分と重ねて読めたのでおもしろかった。
話が盛り上がってしょうがないーってお話じゃないけど、個人的には読みやすく、最後はやってやったー!と登場人物に抱きつきたくなるほど感情移入しましたー。面白かったですー。
俺もどちらかというと鳥瞰型の類に含まれる人間なんだろうな。でも、この中で一番共感できたのは西嶋だ。
入学した大学で出会った5人の男女。ボウリング、合コン、麻雀、通り魔犯との遭遇、捨てられた犬の救出、超能力対決…。共に経験した出来事や事件が、互いの絆を深め、それぞれ成長させてゆく。自らの未熟さに悩み、過剰さを持て余し、それでも何かを求めて手探りで先へ進もうとする青春時代。二度とない季節の光と闇をパンクロックのビートにのせて描く、爽快感溢れる長編小説。

やっぱ西嶋が最高ですね
現実にいたらちょっと微妙ですけど
(多分彼の素晴らしさに気付かない)
序盤は、キャラの一貫性が無いように感じた
例えば、クールな東堂が、西嶋に想いをよせていたり...





