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ゴールデンスランバー (新潮文庫)

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著者 : 伊坂幸太郎
  • 新潮社 (2010年11月26日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (690ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101250267

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ゴールデンスランバー (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • タイトルがビートルズソングなのが気になって読んでみたが、まったく関係ないストーリーでがっかり。結局、なぜ犯人扱いされたのかという謎は残ったままだし、読後感はすっきりしない終わり方だった。

  • 夢のように平穏な昔と悪夢のような現在を行き来しつつ物語が展開していく。寂しさと緊張感を感じる。
    また、巨大な力で追い詰められていくがその中で、自分を信じてくれる人、助けてくれる人がたくさんおり、ベタだけどそういった信頼の大切さを感じた。

  • 初伊坂幸太郎だったが☆2つ。読んでいて退屈なわけではないが既視感ある物語展開、理由不明な青柳氏の冤罪化、チープな陰謀論的な警察描写、一癖二癖もない描写そのままの脇役たち、そして700頁弱というボリューム。最後にどんでん返しがあるかと思いきやB級ハリウッド映画のようなオチだ。監視社会の恐怖を焦点にしたいのはわかるが諸々の設定の粗さが気になってしまった。

    酷評してしまったが伊坂氏は評価の高い作者なので、次回は『オーデュボンの祈り』か『重力ピエロ』を読んでみたいと思う。

  • ベタですが伊坂さんの作品はこの作品から始めました。
    そしてハマりました!

  • 恥ずかしながら初めての伊坂作品(いつもの食わず嫌い)…

    最初は文体に癖みたいなものが引っ掛かったが、それに慣れてからは一気に読み通すことができた(寝る間を惜しんでまで読んだ読み物は久々なり)。

    ただ、いつものように敢えて難癖を付けるとすれば…

    ①最初の章の田中徹と中学生の役割は何だったのだろう…

    ②普通の女性が車のバッテリー交換ができるだろうか!?(あれは車内に置いてきただけの方が、自然だし、主人公も誰が持ってきてくれたかも直ぐ気付いたはず…)。

    ③キルオが本当に連続殺人犯なら、あの形でフェイドアウトさせるのはスッキリしない。整形医とリンクさせるなら、凛香や保土ヶ谷経由でも良かったはず。
    ※ただし、キルオも濡れ衣を被せられて逃走中という設定なら、もう一つ奥が深くなったような気もする。

    ④保土ヶ谷や整形医の裏組織をもう少し強くさせて、権力側にもう一泡くらい吹かせても良かったような…

  • 大学の先生が授業で勧めていた本です。
    この本をきっかけい伊坂幸太郎にはまりました。

  • 途中“筆者”が誰なのか気付いた瞬間は鳥肌が立ちました。

  • 主役・堺雅人で映画化。
    竹内結子も良かったし、配役が良かった。
    映画も良かったが、やはり小説のほうをお勧めする。

    「オズワルドにされるぞ!」
    情報管理社会の中で、総理大臣暗殺の主犯として追われることになった青柳雅春。
    学生時代の友人森田も青柳雅春を犯人とする陰謀に関与してしまうが、
    真相に気付き、青柳雅春を逃がす。そして死ぬ。
    「いいか、青柳、逃げろよ。無様な姿を晒してもいいから、とにかく逃げて、生きろ。」

    警察は彼を見つけると、いきなり発砲する。
    マスコミは彼を実行犯として報道する。

    そんな中、青柳雅春が無実だと信じるいろんな種類の人々が、
    彼を逃がそうと手段を講じ、手を貸す。

  • 後半一気に読みました。
    少しずつ話が繋がる快感が気持ち良く、最後の回収は見事。
    真相は藪の中でもやっとすることがわかっているにもかかわらず、ラストの爽快感がすごい。

  • 2017.5.9読了。映画『シング』で印象的だった楽曲“Golden Slumbers”で閃いてこの本に流れ着く。
    伊坂作品は『魔王』以来久しぶりの2作目。
    600ページ超とボリュームはあるが読みやすく、後半は一気呵成に読み終えた。…読み終えたのだが、心に深く刺さるものはなかった。
    凝った趣向や技巧、計算された設定や伏線回収の妙といったものに見るべきところ、エンターテイメント性は確かにある。だが、通奏低音として流れる「監視社会批判」「戻らない青春」といったテーマがいかにも凡庸で、そして何より「悪役」の描き方が浅いのがどうしても気になる。いわば、ボーカルは良いが、ベースやドラムに難があって乗れない小説。

    ちょうど10年前の作品だが、ドローン、スマホ、そして震災と原発事故の不在が、読む者に時の経過を気づかせる。

    読み返すと、「俺が犯人だ」と言った不用意な発言をテープに録音されるくだりや、“イメージ”の例として「特製ホワイトソースのCM」が頻出することなどに気づき、なるほどと思う箇所はいくつかある。

  • 伊坂幸太郎5冊目。
     最初の数ページで、主人公が濡れ衣を着せられるのが分かり、一旦読むのをやめてしまった。
    何もしてないのに罠にかけられたり誤解されて苦しむ話は、自分も読んでいて辛い。
     友人が主人公を1度裏切り、思い直し味方になったせいで傷ついたり殺されたりするのも辛かった。

     後半、キルオに会ってからの立て続けのラッキーは、作者らしいなと思った
    キルオの存在も、作者らしいと思う。
    けして許される行いではないが、どこか憎めない魅力をもった悪いやつが良く出てくる気がする。

     今回評価を☆3にしたのは、半分ができなかっただけで、
    3.5という感じ。
    誤解されて苦しむ話が苦手なのと、結局主人公は何の得もしないというか、顔も変え、戸籍もなくし、家族や友人にも会えなくなったのが可哀そうだという気持ちが消えなかったので☆4には届きませんでした。

  • 仲間っていいなあと思います。

  • うーん、イマイチだったなぁ。期待が大きかっただけにちょっと残念…。確かに本屋大賞を受賞しただけあって、万人ウケしそうなストーリーだけれど、どこか伊坂さんらしさが感じられなかった…。それこそ作中の言葉を借りれば「小さくまとまるなよ」って感じで、もっと思いっきり遊んで欲しかったなという気がする。

    それでも、

    「やじやじやじやじ矢島です」だとか、
    「いいか、大変、面倒なことになっております」とか、

    本筋から外れたところでニヤリとさせてくれるところは流石だなぁ…、このなんとも言えない絶妙なユーモアのセンスは素晴らしい…。

  • 何故、青柳さんが選ばれたのか?

    この解は全くないけど、それを凌駕する圧倒的なスピードがとても楽しい!

    多角的な切り口が五月蝿くなく、ドンドン迫ってくる。
    ゆっくりと読めない一冊です。

  • 青柳の人柄故の逃走劇。
    逃走の最中、次々と周囲の協力が加わってアイデアが生まれ、周囲の声が逃走の意欲を失った青柳を鼓舞する。
    過去の回想と現在を交互してリンクしていくところが、伊坂作品らしくて面白い。
    結局なぜ青柳が狙われたのかわからずじまいだが、ほっこりする終わりになっている。

  • 首相暗殺の濡れ衣を着せられた主人公の逃走劇を描く。
    首相暗殺の日、森田に車に連れられた場面から一気に引き込まれた。寝る間を惜しんで一気に読んでしまった。
    逃走の最中、昔の仲間達との想い出の回想場面が入ったり、語りの目線が主人公だけでなく、他の仲間達の目線に変わったりと飽きずにテンポよく読めます。またそれが伏線にもなったりしていたりと、読んでいて次が気になって仕方なかったです。
    ゆっくりと時間が取れる時に一気に読みたい作品。

  • JFK暗殺の謎系大好きな事もあり、更に面白く読めました。おそらくそれ知らなくてもかなり面白い作品でしょうけど

    同時期に書いてる『モダンタイムス』
    漢字違いの井坂さんが、そうだったように
    この『ゴールデン~』も、ものすごいメッセージが込められているんじゃないかなと、考えてしまいます

    ニュースや報道でも真相がうやむやにされている世の中、何が真実かをしっかり見据えて生きていかなくちゃいけないですね

    書き初めはめちゃくちゃ笑ったし、
    それもスタンプ含めて素敵に回収して

    残してたメモの返事は感動しました♪

    素敵な作品に出会えて感謝します☆

  • 生き生きとした会話!

  • 綿密な構成とスリリングな展開。
    散りばめられたたくさんの伏線と、登場する魅力的な人々。
    理由もわからず、突然に暗殺犯に仕立て上げられた青柳。
    そんな馬鹿な・・・と思うけれど、意外にも冤罪はいっこうに減らないらしい。
    犯人に仕立てあげるための計画は、時間をかけて実行されていた。
    大きな組織がある目的を持って動いた場合、きっと誰もが凶悪犯にでも暗殺犯にでもされてしまうのだろう。
    自分とはまったく無関係の、小説の中の出来事。
    けれど、どこか心の隅に「あり得ること」と受け止めていたりもする。
    青柳が出会った人たち。
    「人間捨てたもんじゃない」と思わせてくれる作品だった。

  • この作品を絶賛するコメントばかりを載せた帯に釣られて買ってしまったが、佳作の域を出ない作品だと思います。プロットやフラグが多過ぎて、作品の躍動感が無くなってしまっている気がします。元来、このような冒険小説のパターンは数多あり、『ただ逃げる』ことのスリルや躍動感が魅力なのに、あれ?あれ?ってほどに読者を足止めさせるいらないプロット。これには辟易してしまいました。逆に言えばこれだけ色々とあるのに、最後がこれじゃあまるで納得がいかないのです。疲れるだけでした。

  • これまでの本屋大賞受賞作を読んでます。

    エンターテイメント小説として、楽しめました。
    主人公が逃走する様子が、まるで映画やドラマのように映像が頭の中に浮かびます。

    一人で逃げていますが、一人ではない、様々な人が助けている。
    友情や親子、職場の先輩後輩などなど、色々な人間関係が描かれています。

    読者が知りたいであろう、なぜ、事件に巻きこれたのか、真犯人は誰なのかを、描いた小説ではなかったので、消化不良ですが、読み終わって、うれしくなるエンディングでした。

  • 青柳雅春の命懸けの逃亡劇と、それを支える人たちの思いに、胸が熱くなった。ビートルズの「Golden slumbers」という曲ができた経緯についても触れていて、この作品にこめられた意味を知ったような気持ちになった。

  • 〜簡単なあらすじ〜
    首相暗殺の濡れ衣を着せられた青柳雅春。想像を絶する巨大な陰謀に巻き込まれた、ごく普通の一般人の逃走劇。

    ハラハラドキドキで面白かった。最後の顔を変えてでも生き抜くというオチがよかった。
    ちなみにゴールデンスランバーはビートルズの曲名らしい。

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ゴールデンスランバー (新潮文庫)の作品紹介

衆人環視の中、首相が爆殺された。そして犯人は俺だと報道されている。なぜだ?何が起こっているんだ?俺はやっていない-。首相暗殺の濡れ衣をきせられ、巨大な陰謀に包囲された青年・青柳雅春。暴力も辞さぬ追手集団からの、孤独な必死の逃走。行く手に見え隠れする謎の人物達。運命の鍵を握る古い記憶の断片とビートルズのメロディ。スリル炸裂超弩級エンタテインメント巨編。

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