ジャイロスコープ (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 8053
感想 : 720
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  • Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101250304

感想・レビュー・書評

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  • 広義でのミステリーか。「死神の精度」のときはちょっと面白いかなと思ったが、他の作品を読むにつれ違和感が募ってきた。久しぶりに読んでみたが、やっぱりだめだあ。私とは合わないみたいだ。会話も行動も台本を棒読みしてロボットのように演技しているみたいに思えてくる。どこか知らない星のエイリアンが登場人物のようだ。勝手にやってろという感じか。

  •  これまで読んできたイササカ作品中、ワーストかな?(>_<)
     ひどいな、こりゃ……(´ε`;)ウーン…

     基本的なアイディアが総じてアマチュアレベル(>_<)
     よくこんなの書く気になったもんだなあ……(´ε`;)ウーン…

     だいたい2ページに一度でてくる「余計なひとこと」(寒いギャグ・言わずもがな・無駄口、等々)がほんと目ざわりだし、会話のやり取りがガチャガチャ不自然で読みづらいし……(´ε`;)ウーン…

     最初の方のクルパー人の頭の中を描いたやつ、往年の筒井康隆がああいうのよくやってたけど、それに比べると掘り下げは浅いしイマジネーションは貧弱だし表現は陳腐だし、とても15年選手の書いた作品とは思えない出来(>_<)
    (ネタバレ?)サンタのやつは読者をバカにしてるんだろうか?、と思うくらいの代物(>_<)
     唯一、新幹線清掃のやつは(伊佐坂先生っぽくないけど)お仕事系としてうまく書けてた――のに、よけいな一工夫がすべてを台無しに(>_<)……なんだあれ? たんなる思いつきどまりで、練りも研ぎもぜんぜん足りない(>_<)(こういうの、奥田英朗なんかが巧みに仕上げるから、ぜひ参考にしてほしい)


     にしても、イササカ先生、いくらなんでも「ハズレ」が多すぎるなあ……(´ε`;)ウーン…
    「重ピ」とか「ゴルスラ」とかいいものはいいんだけど、本作みたいにダメなものはドン底までダメ(>_<)
     脱ミステリー・脱パズル構築・脱仙台に挑戦するのはいいんだけど、その結果見るべきものが皆無ってんじゃ……(´ε`;)ウーン…
     だけど、こんなんでも売れてるんだからなあ……(´ε`;)ウーン…
     分かんねえなあ……(´ε`;)ウーン…
     自分の感覚がおかしいのかなあ……(´ε`;)ウーン…

    2019/07/23

  • 伊坂幸太郎作品は、これまで読んたものすべて好きだったが、この短編だけを集めた一冊は!まるでつまらない。
    なにかのテーマで集めた一冊は、その中にある方が輝くもの。

  • 短編集

    前半の作品はよく分からないが、後半の作品は面白かった

    最後の後ろの声がうるさいは
    短編をまとめる為の無理矢理な感じが好きではなかった

    また読みたいとは思わない

  • 著者の作品は私には全く合わなくて、何を読んでも理解が出来ず、何を楽しめばいいのかわからず、時間の無駄だったという感想しか持てません。

    夫も著者の作品は苦手なはずなのに、なぜか図書館で衝動借りしてきたので、私も何年かぶりにチャレンジしてみました。
    が、やはり同じ感想・・・
    意味が分からない上に、ほっこりさせたいのかなー、シュールでかっこよくキメたいのかなー、と著者の意図を想像して鼻白むばかりです。
    ファンの方、ごめんなさい。

  • 一回図書館で借りて読んだ事があったのを忘れて購入。
    そうだそうだ、確か前もセミンゴをネットで検索して、それでこの本自体ギブアップしたんだった。
    今回は最後まで読めたが、いつもの伊坂幸太郎が好きなのでこの本は読み返す事はないかな。
    そうは言っても一気読み。伊坂幸太郎おそるべし。

  • あんまり好みじゃなかったかな

  • スーパーの駐車場にいる相談屋の話し。
    短編だと世界観が深まらない。長編がいい。

  • 今後、伊坂さんの作風がこんな感じになるなら、非常に残念だ。
    短編集なので中には面白いものもあるのだが、ライトな内容を、非常に注意深く、かつ周到に読むことを強制されている感じに捕らわれ、全編を読んだ後は、不快感が大きく残った。
    ネット上の評価を漁ると、面白くなかった作品は、純文学寄り、純文学っぽいとされているようだが、それは純文学に失礼なのではないかと思う。
    伊坂ファンだが、初めて読後、がっかりした一冊。

  • 2015年7月刊。既発表の6編を改稿し、書下ろし1編を加えた短編集。軸が同じで、それぞれが個性的な短編をジャイロスコープに例えたということが最初に書いてありましたが、6編めが軸になる話かな?。「彗星さんたち」が良かったですが、他は好みではありませんでした。

著者プロフィール

1971年千葉県生まれ。東北大学法学部卒業。2000年『オーデュボンの祈り』で、「新潮ミステリー倶楽部賞」を受賞し、デビューする。04年『アヒルと鴨のコインロッカー』で、「吉川英治文学新人賞」、短編『死神の精度』で、「日本推理作家協会賞」短編部門を受賞。08年『ゴールデンスランバー』で、「本屋大賞」「山本周五郎賞」のW受賞を果たす。その他著書に、『グラスホッパー』『マリアビートル』『AX アックス』『重力ピエロ』『フーガはユーガ』『クジラアタマの王様』『逆ソクラテス』『ペッパーズ・ゴースト』『777 トリプルセブン』等がある。

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