- Amazon.co.jp ・本 (363ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101250557
感想・レビュー・書評
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「水曜日の南階段はきれい」「桜に小禽」が好き。
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やはり石田衣良の話が最高やったな。
映画化されたら、内容知ってても泣ける自信がある(笑) ちょっと冷めてる感じがリアルで、グッとくるよ。
次に白石一文の話かな。
終わり方がいいし。
狙いすぎてオチが無さすぎって作家が多いけど、彼のラストはいつも余韻が残る。
しかし、なかなかの短編集やった(^o^)/ -
朝井リョウの「水曜日の南階段はきれい」が本当に良かった。他の作品の内容を忘れてしまうぐらい。素敵すぎて、みずみずしくて、不器用で、切なくて、、恋愛と青春の要素がこれでもかっ!と詰まっていた。主人公が「何者」に出てるようなので、つぎはそっちを読んでみよう。
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アンソロジーは自分の読んだことのない作家にも触れられるから好き。「最後の恋」は女性版も前に読んだけど、個人的にはこっちの男性版の方が良いかな。
朝井リョウの、ありそうでない、だけどどこかにあるかもしれない学生生活の描き方が好きで。だけど石田衣良の描く大人の捩れた愛も好きで。わりとそれぞれの話を楽しんで読めた。 -
微妙。
越谷オサム、朝井リョウと白石一文のが、
まだ好きかなぁ。 -
水曜日の南階段はきれい がいちばん好き
男の人が書く恋愛小説は、爽やかであってほしい私のわがまま -
「最後の恋」男性作家短編集。女性作家ヴァージョンは痛みのある恋のお話ってイメージだったけど男性が書くのはキレイだね。いい恋のイメージで終わらせたいんだろうなあ・・・(笑)今回は浅井リョウ氏狙いで。未読なのだがそのタイトルだけでやられてしまった「桐島・・・」に興味があったから。世代のギャップを感じるよと友人には言われたけど…なかなかどうして。ちょっとした日常の表現にクラッときましたわ。
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印象に残ったお話
水曜日の南階段はきれい/朝井リョウ
最後のメッセージが良かった。
無限の可能性があって若いっていいな。。青春。。
エンドロールは最後まで/荻原浩
映画のシチュエーションと現実がリンクしてあれ?となって、実際このあとどうなるかわからないけど飛び込む感じがなんだかよかった。
最後の恋になってもいいやと思っているからこそできることかもなぁ。
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1、2話が好き
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女性作者の書いた物語の方が響いた。
これは男女目線の違いなのか?
あと理解できない結末とかもあった。
イルカの恋と七月の真っ青な空に
はどちらも愛してる人が死んでしまい、その傷を癒すため(?)に新しく現れた女とともに生きていくみたいな話で、逆に女側はそれでいいの?!って思っちゃう。
でもイルカの恋は同性愛の話で、世の風当たりの強さに心が傷んだ。
ほんものの恋なんて、かわいいものでも、素敵なものでもない。獰猛で、危険で、不意打ちで、できることなら生涯近づかない方がいいようなものだぞ
は刺さった。危険だからこそ人は魅せられてしまうのではないか。
やっぱりそれでもほんものの恋をしたいと思ってしまう。
でもそれが幸せとは限らないのだろうなあ。