かなしぃ。 (新潮文庫)

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著者 : 蓮見圭一
  • 新潮社 (2008年2月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101251424

かなしぃ。 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 2015/07/22ブックオフオンラインにて購入
    2015/10/17読み始め
    2015/10/23読了

  • 作家さん が 主人公の 短編集ですね


    友人の結婚式によばれるて


    しぶしぶ むかうのですが


    以前 自殺した 友人のことを ふと思い出すの


    彼が なくなった時に


    遺書が 残されていたのね


    短いものが 主人公が ⑤って書いてあっての


    だから 5人にだしているだろうなっておもったんだけど


    ④が 誰にだしたかわからなくて


    実は・・・みたいな話


    文体が すごく ゆるやかで よみやすいの


    ふつうに 男の人が はなしてるかんじで


    テーマは 暗いようなかんじなのに


    なんだかゆるやかな ひだまりのようなおはなしに


    かんじてしまう


    今まで 読んだことが ないかんじの おだやかな


    文体だと思いました


    1989 東京 と 空色クレヨンは


    おもろいですね


    読み応えありました

  • ・かなしぃ。
    ・詩人の恋
    ・スクリーンセーバー
    ・セイロンの3人の王子
    ・1989、東京
    ・そらいろのクレヨン

  • この本を読んでいたからではないかもしれないが、最近はすべての人を友達だと思うことにするようにしている。もちろん、けして馴れ馴れしくなるわけではなく、友達のようなつもりですれ違う人、触れ合う人と接するのだ。
    だから友達が困っていると助けたくなる。友達が楽しそうだとうれしい。
    友達が悲しそうだったり、具合が悪そうだと心配になる。

    世界は優しいけど、平等ではない。
    無駄に過ごしている今の時間は、昨日死んだ人が行きたかった時間かもしれない。
    著者が淡々と確信的に展開させる起伏に飛ぶ誰もの普通の人生が、自分と照らし合わさざるを得なくなり、”今”にが愛おしくなる。
    それが鼻につく人もいることもなんとなくわかる。

  • 友達の結婚式のために故郷に戻った僕は
    沖縄からの転校生、加代子のことを思い出す。
    彼女が小料理屋を営むことを聞き早速父を伴って会いに行った。
    表題作「かなしぃ。」他全6編。

    静かな語り口です。いい雰囲気が漂っていると思う。
    特別珍しいことが起こっているわけじゃないのに心に何かを残す。
    でもそれを説明するだけの言葉がわかりません。
    好きな作品はスクリーンセーバーです。

    「病院での検査待ちの時間が退屈だと聞いて、奥さんが「コラッツの問題」の話をした。ある整数を考え、偶数なら2で割り、奇数なら3倍して1を足す。これを繰り返していくと、どんな数も最終的に4→2→1となるのだという。」
    バイト中暇なとき試してみてます。

  • 中でも「スクリーンセーバー」「そらいろのクレヨン」が好き。どちらもせつない話。小説ってリアリティを感じられるかどうかが、要だと思う。その点、この小説はすんなり彼らの日常に入っていけた。しばらくして読み返したい。

  • 一言で言えば大人の情感を描いた短編集。



    生きるということは何かを失い続けるということでもある。そんな切なさを基調として、その人生の中で、切なさを自覚した大人同士がしばし寄り添う。ここで描かれるのはそんな静かな物語たち。



    あと、この小説中では大人同士の友情の場をお酒が仲介する場面が多くて、あまりお酒が飲めない身としてはしみじみ羨ましく思った。

  • 「水曜の朝、午前3時」がなかなか良かったので、他の作品にも手を出してみましたが…
    どの話も最後がイマイチ。

    どうでもいいが、このテの作品の主人公の職業はどうして「モノ書き」ばかりなのだろう。
    おなかいっぱいです。

  • 一回呼んだのをわすれて、もう一度よんでしまった。

    ちょっとした、せつなさが随所にある作家さん。

    個人的に好きです。

  • 若さを手放しつつある青年たちの心情を描く、みたいな短編集なんだけど、読んでると、作中年齢の30過ぎよりかはもっと年寄りっぽいよ。今時の30は青春真っ盛りなんじゃないすか。

  • 初めての作家。短編6編が収録されている。一番好きだなと思ったのは「スクリーン・セイバー」スクリーン・セイバーに現れる名言や意味のない言葉。それらを見ながらふとしたことからであった塾講師やその塾に通っていた少年を思い出す。その少年の結末は以外で少し悲しいが、「あなたが無駄に生きた今日は、昨日死んだ人が痛切に生きたかった明日である。」という言葉が響く作品。「そらいろのクレヨン」も子供が病気で死ぬ。人生を方向転換しようとした矢先にできた子供は思っていた以上に多くの感情を彼に与えた。愛しく思うものに先立たれた彼の悲しみが伝わる。「詩人の恋」、知的な若い編集者が年の離れた妻の恋の話なのか何の話なのか私にはわからず消化不良な感じなのだが、雰囲気のある作品。「1989、東京」二人の女の恋の話。とても激しい恋なのに何故か静かに感じるのは文章のせいなのだろうか。「かなしぃ」友人の結婚式に帰省した男が同級生たちと会う話。「セイロンの3人の王子」急に異動になった男は友人の同期入社の男の最近の様子を調べる。どの話の中にもいろんな著作の中の名言が書かれていたり引用されていたりする。それが妙に物語にしっくりしている。

  • 単行本時のタイトルは「そらいろのクレヨン」。書き下ろし短編「スクリーンセーバー」を加えて全部で6編の小説から成り立っている一冊。評判の高い「水曜の朝、午前三時」は読んでいません。「詩人の恋」から、気になった文を紹介します。「子供たちの友情はどこか切ない。待ったり、待たせたり。謝ったり、許したり。どことなく大人の恋愛に通じるところがある。いや、むしろ恋愛をしている大人が子供たちに似るのかもしれない」(64ページ)一番好きなのは「スクリーンセーバー」でした。

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