エンジェル エンジェル エンジェル (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (156ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101253350

感想・レビュー・書評

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  • おばあちゃんがサタンであるエンゼルの死骸を執拗に叩き潰すのが、怨念なのか印象的であった。おばあちゃんの学生時代の話はなかなか書けないと思える。うまい。

  • 再読3回目。
    なんか抉られるお話。誰の中にもありそうな、生きていく上での最大の難問。

  • 子供向けみたいですがお子さんにはちょっと
    難しい気もします。

    おばあちゃんと、コウちゃんの語りが交互に
    入ってきます。おばあちゃんの語りが時代反映の為
    旧カナなので少し読みにくかった><

    綺麗な気持ちだけでなく悪い気持ちも必要。
    悪い存在も必要な時があると、短いお話ですが
    書かれているコトはとても考えさせれることでした。

  • 【西の魔女が死んだ】の人です
    以前、西の魔女が死んだを読んで良かったので違う本もと思い読んでみました
    薄い本なんだけど、結構重い話だったな・・・・本のタイトルから癒される話だと思って手に取ったんだけど苦笑
    孫の現在とおばあちゃんの昔の話が交互に進んでいき最後に繋がるって感じです
    おばあちゃんの辛い過去がどんどん分かってくるんだけどそれと熱帯魚の関係がリンクしてたりして・・・・
    暗い話なんだけど、ちょっと切ない終わり方だった
    深い・・・・

  • 再読: 【再読メモ】(140621 11:09) 梨木香歩『エンジェル エンジェル エンジェル』/新潮文庫/2004 Mar 1st

  • 小学校中学年のころにハードカバー版を読了し、生々しい描写で熱帯魚がトラウマになりました。
    私は梨木香歩さんの作品が好きですが、ストーリーの内容とは別にして、この本は個人的にはお子さんに与えて欲しくない作品です。

  • おばあちゃん子の自分には響く。

    肉体的に自分と同じくらいに若返ったおばあちゃんと遊べたら。きっと楽しいだろうとずっと思っていた。

    その時代の開きはまるで異文化交流のようかもしれない。びっくりしあって、きっと楽しいに違いない。

  • 大好きな梨木さんの中でも特に大好きな1冊です。

  • ユウコとおばあちゃん(さわちゃん)の、深夜の秘め事?に、読んでいてどきどきさせられた。回想の部分は切なく、ラストに向かい徐々に伏線回収となり、清々しい。
    タイトルの「エンジェル」は、熱帯魚の「エンジェル」木彫り人形の「エンジェル」、そしておばぁちゃんが「エンジェル」なのかな?

  • 何とも不思議なオバァチャンと孫の関係
    なんとも不思議やけど懐かしい気持ちになる関係
    思わず色々と思い出してしまって苦い気持ちになったり甘い気持ちになったり
    心が忙しい(*´Д`)
    でも、決して嫌じゃなかったり

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著者プロフィール

1959年生まれ。小説作品に『西の魔女が死んだ 梨木香歩作品集』『丹生都比売 梨木香歩作品集』『裏庭』『沼地のある森を抜けて』『家守綺譚』『冬虫夏草』『ピスタチオ』『海うそ』『f植物園の巣穴』『椿宿の辺りに』など。エッセイに『春になったら莓を摘みに』『水辺にて』『エストニア紀行』『鳥と雲と薬草袋』『やがて満ちてくる光の』など。他に『岸辺のヤービ』『ヤービの深い秋』がある。

「2020年 『風と双眼鏡、膝掛け毛布』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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