- Amazon.co.jp ・本 (346ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101255026
感想・レビュー・書評
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昭和52~54年に発表された14の短編。どれも切れ味がよくて面白かった。
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好きな短編集。どの話もほどよくゾッとする。楽しい。ベター・ハーフと干魚と漏電が特に好き。
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気の効いたショート。ユーモア、エロス、都市怪談といった大人のスパイス入り。
実は『干魚と漏電』を小学校3年の時に担任の先生から口述で聞き、実に16年後に始めて本物を読んだのだが、ほぼ丸切り記憶と合っていた。プロットがシンプルかつ鮮明だという証拠だろう。
大体オチが見えるか、全く謎なオチになるのが難点だが、『蜜の匂い』『ベター・ハーフ』『殺意』『干魚と漏電』は特に楽しめた。 -
昔、父に読んでもらった作品だった。なかなかおもしろい。興味深い。
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不思議で怖い短編で、ひやっとしつつ軽めに読めますが、
何より時代臭が強くて、そこが気になりました。
人間の心理が密に書いてあるから面白い反面、
当時といまとのちょっとした感覚の違いも目だつのかな?
お話も面白いけど、そんな、なつかし感覚が昭和好きな自分にはツボでした。 -
昔読んだはず。
まったく覚えてない。 -
全部で14編が収録された短編集です。
奇妙な味の話、いわゆるブラックユーモア系の話が多いです。
以前に読んだ同じ作家の「ナポレオン狂」や「冷蔵庫より愛をこめて」と比べるとこの本はインパクトが薄いですが、こちらもまあまあ楽しめます。
「あの人をころして」が1番気に入りました。 -
07.12.5
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なんで阿刀田さんの本もっと早くに読まなかったんだろ…。