七つの怖い扉 (新潮文庫)

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  • 新潮社 (2001年12月26日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101255255

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有効な左矢印 無効な左矢印
宮部 みゆき
宮部 みゆき
宮部 みゆき
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七つの怖い扉 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • ●阿刀田高の迷路
    最後の一行が怖い。
    ●乃南アサの夕がすみ
    子供をホラーの題材にするってなんかズルイような気がする。子供って祖父母や両親以外からは可愛い反面不気味な存在だから、物語に登場させるだけで簡単に怖い雰囲気が出せるというか、そういう手を短編集で使うのは大物作家としてどうなのっていうか。
    ●鈴木光司の空に浮かぶ棺
    これ、「リング」を知らない人じゃないと楽しく読めないのでは?
    ●小池真理子の康平の背中
    よくわからないけど怖い。わたしはホラー小説は話の筋が通っているよりも人を怖がらせてナンボだと思っているので、これが1番アンソロジーの中で高評価だった。

  • 高橋克彦「母の死んだ家」
    乃南アサ「夕がすみ」が特に好き

    鈴木光司「空に浮かぶ棺」だけ無理

  • 阿刀田 高, 高橋克彦, 小池真理子, 乃南アサ,
    鈴木光司, 宮部みゆき, 夢枕獏。

    贅沢なメンバの割りには・・・・うーん。
    期待値が高すぎたか?  ><;;

    鈴木光司の話は「リング」の続きにあたる話・・・。
    もういいって。

  • 怖い話詰め合わせ。なにが怖いかは人により違う。幽霊だったり怪獣だったり虫だったり人だったり集団だったり噂だったり。まんじゅう怖い。

  •  井戸が主役の「迷路(阿刀田高)」、イマイチ乗り切れない「布団部屋(宮部みゆき)」、とてもオチがすばらしいと感じた「母の死んだ家(高橋克彦)」、妹と両親を亡くした少女というお決まりの展開だがなぜが読みいってしまう「夕がすみ(乃南アサ)」、ローズマリーの赤ちゃん風の「空に浮かぶ棺(鈴木光司)」、オチもいいし、展開もアップ店舗で小気味良い「安義橋の鬼、人を喰らふ語(夢枕獏)」、評判がいい割には駄作だと思う「康平の背中(小池真理)」の七つの怖い話。

     いろんな作家の展覧会的な作品集だ。得手不得手はあるだろうが、それぞれに色が出ていて面白い。特段これと思うような作品はないが、当たり前の展開と結末を上手に書ききった乃南アサって、次に読んでみようかな。

  • 多くの著名な方々によるホラーではなく、ブラックな一冊。
    夏に読むべきものだと信じて買ったのですが(笑)、この時期に読み結局怖いんじゃなくって、フフフと言わせるものでした。
    この本を読んで、これら作家さんの本を新たに読んでみようと思わせる良いきっかけになりました。
    読みやすさと内容に星4つ。

  • 「迷路」 阿刀田高著
    ゾクゾクする怖さですね。物語の終わらせ方が、また上手い!そういう遺伝って本当にあるのかしら、と考えてしまいます。

    「布団部屋」 宮部みゆき著
    以前に「あやし」の中でも読んだのですが、再読。人間の温かさと怖さのバランスが絶妙です。この時代物特有の雰囲気が好き。

    「母の死んだ家」 高橋克彦著
    高橋氏は秘められた過去や記憶を扱った作品がピカイチにお上手ですね。誰にでも思い出したくない出来事はあるもの。妙にリアルです。

    「夕がすみ」 乃南アサ著
    かすみちゃん、怖っ!!大人になれば彼女の考えも変わっていくのだろうか…。無邪気な悪意ほど恐ろしいものはありません。

    「空に浮かぶ棺」 鈴木光司著
    この物語は鈴木氏の代表作である「リング」や「らせん」などにリンクする作品らしいです。これだけでも楽しめる作品になっているはず…なのですが、正直あまり面白くありませんでした。「リング」や「らせん」を読んでいる方なら楽しめるかと思います。

    「安義橋の鬼、人を噉らふ語」 夢枕獏著
    これは面白い!語り口も新鮮な感じです。夢枕氏の作品をもっと読んでみたくなりました。

    「康平の背中」 小池真理子著
    後味の悪い怖さです。昭代と克也が怖過ぎです…。最後の一言「まんじゅう」が効いてますね。

  •  みごとに怖い話ばかりでした。宮部みゆきさんや夢枕獏さんの作品がとくに面白かったです。ただ、怖いから朝の電車で呼んでいたのに、怖かったです・・・。

    「迷路」。こんな童話をどこかで読んだことがある気がして、途中でオチがわかってしまいました。怖かったけど。

    「布団部屋」。面白かったです。やっぱり宮部さんの作品は引き込まれます。特に今回のような時代物が好きですね。

    「母の死んだ家」。ホラーって感じでした。とにかく怖い怖い・・・って思いだけで読んでいました。

    「夕がすみ」。かすみちゃんの容姿を想像したらぞくっとしますね。これはかずみちゃんのこの後の物語が気になります。

    「空に浮かぶ棺」。怖いのですが、本編のリングを読んでないから・・・。

    「安義橋の鬼、人を喰らふ事」。怖かったですね。追ってくる鬼、迫力があってすごくドキドキしました。やっぱり夢枕獏さん良いですね。この作品に清明が絡んでいたら、この人助かっただろうに・・・。

    「康平の背中」。これはすみません、よくわからなかったです・・・。

  • 2017年、28冊目は、主に隙間読書用にしていたアンソロジー系。

    名だたる、7作家のアンソロジー。微妙なのは、BOOK・OFF系でやたら見かけるコト。

    印象に残ったのは、宮部みゆき『布団部屋』くらい。 夢枕獏が次点かな……。

    ホラー的1冊なれど、ホラー好きには、間違いなくモノ足りない。良くも、悪くも中途半端。

    しかも、コレが、全て書き下ろしって……。

  • ベテラン作家7名のアンソロジー。お得感がある。

    迷路/阿刀田高
    意味がわかると怖い話によくにた話があったが、ゾッとさせる文体が作家ならでは。

    布団部屋/宮部みゆき
    読みやすく、いい話っぽい。途中かなり不気味なので、最終的にことの因果を説明しきってしまうのはもったいない気もした。因果の元凶の男は鬼なのか、鬼になったのか。

    母の死んだ家/高橋克彦
    作家のトラウマには同情するし、うっかり不思議な巡り合わせのように思わせられかけるが、そもそも山崎くんが方向音痴でなければこんなことにはならなかったんではないかと思わないでもない。

    夕がすみ/乃南アサ
    お兄ちゃーん!!ホラーにはありがちな話だが、家族の描き方、かすみの造形がよい。

    空に浮かぶ棺/鈴木光司
    えー、アンソロジーなのにリングの番外編書いちゃう?それは反則じゃなーい?自分の作品知ってる前提は傲慢だしちょっと不快。他でやってよ。

    安義橋の鬼、人を噉らふ話/夢枕獏
    コミカルで面白いけど、鬼が死ぬのはなんでなのか?ブロマンスなのか。

    康平の背中/小池真理子
    読んだ感覚は結構好きな話なんだけど、話の筋をなぞるとなんだかモヤモヤする。結局どういう話なのよ。

  • 「夕がすみ」はどっかで見たようなストーリーで
    展開が読めてしまった 
    個人的に好きなのは「迷路」と「康平の背中」 
    全体的に怖いというより不気味 

  • ホラー強化月間中。

    ・迷路/阿刀田高
    井戸に死体を落とすといつの間にか消えているという有名な話(いろいろアレンジしたのが出回っていますがこれが元ネタなのでしょうか)

    ・布団部屋/宮部みゆき
    いわくつきの商家に奉公に出た女の子の目線で語られる話。
    悪の大もとが消えてなさそうなのが後味悪くていいわー。

    ・母の死んだ家/高橋克彦
    思えば高橋克彦さんの話を最後まで読み通したのは初めてかもしれない。
    終わりまで読んでみると、霊現象かそうでないのか定かでないけど、なんというか殺人の裔というか、理屈ではなく因縁めいたものを感た。そして誰の心の奥にもそれはあるような…。

    ・夕がすみ/乃南アサ
    知り合ってしまったら逃れられない人物と知り合ってしまった怖さ

    ・空に浮かぶ棺/鈴木光司
    貞子シリーズの中の一篇でした。
    これを読んでからちらっと復習しましたが、高野舞さんは助かってほしかったなぁ。

    ・安義橋の鬼、人を噉らふ話/夢枕獏
    もともと滋賀県の方に安義橋の鬼という民話があり、これと似たような展開になったはずですが、これはそれをより怖くした感じです。
    怖い話ではあるけど、割とユーモアに富んだ文体で落語を聞いているような感じでした。
    最後にバタバタと死んでしまって急展開。
    そしてタイトルの「噉」という漢字が変換できずに苦労しましたw

    ・康平の背中/小池真理子
    康平と言う人の義理の息子が悪の本体だったということでしょうか。
    料亭の外でも何が起きてるんだ…。

  • 昔は長編の小説が好きで、長ければ長いほどワクワクしていたのですが
    最近は短編も好き。
    読む時間があまりない時に気軽に読める。

    アンソロジーだと飽きもこないし尚更素敵。


    七つの怖い扉、ゾクッとさせていただきました。
    それぞれの作家さんの色が出ていて
    それを一冊で楽しめるなんてお得感満載。
    最後の康平の背中はジワジワとくる怖さ。

  • 7人の作家が書く7つの怖い話。

  • 迷路 (阿刀田高) / 書き下ろし
    布団部屋 (宮部みゆき) / 書き下ろし
    母の死んだ家 (高橋克彦) / 書き下ろし
    夕がすみ (乃南アサ) / 書き下ろし
    空に浮かぶ棺 (鈴木光司) / 書き下ろし
    安義橋の鬼、人を噉らふ語 (夢枕獏) / 書き下ろし
    康平の背中 (小池真理子) / 書き下ろし

    『七つの怖い扉』 1998.10 新潮社刊 文庫化

    カバー装画 瓜南直子
    装幀 新潮社装幀室
    印刷 錦明印刷
    製本 錦明印刷

  • ホラーの短編集。面白かった。

  • 怖いとタイトルについている割には怖くないアンソロジー。
    阿刀田高にハマってたから彼の短編に惹かれて手に取りました。ネットでもよく見かける話になるくらい上手く締まってておもしろかったです。
    他はあまり覚えてない…

  • 幽霊や妖怪的な怖さではなく、人間の所業や心理の怖さを突いていると思いました。

  • 「迷路」阿刀田 高
    ファンタジーじゃないのがいい
    うまくオチてる

    「安義橋の鬼、人を噉らふ語」夢枕獏
    読みやすい文体 展開の妙
    最後ホモくさい(笑)
    JOJOのジョナサンとディオを思い出した

  • いろんな作家さんのゾッとする話集。
    それぞれの特徴が出ててなんとも贅沢。
    私が小池真理子さんにハマったきっかけになった本。

  • そんなに怖い扉は無かったです。全体的に何と無く落語の怪談に近かった気がします。真相(正体?)が分からない『布団部屋』が一番好きです。『空に浮かぶ棺』は「リング」シリーズを読んだ人なら楽しめると思いますが、自分は粗筋程度しか知らないので赤ん坊の行動に何と無く笑ってしまいました。

  • 本棚整理のため再読。
    七人の作家によるアンソロジー。

    人を殺して井戸に捨てたら数日すると消えていた。何度やっても消えてくれるので好都合。でも最後に年老いた母親を殺して井戸に捨ててみたら、いつまで経っても消えてくれない・・・という、ネットでも有名な話が元は何だったか、ずっと思い出せなかったんですが、阿刀田氏の『迷路』でした。

    宮部氏の『布団部屋』は、死んだ姉に代わって奉公に出た妹が、布団部屋に連れて行かれて遭遇する怖い話。これもかつて読んだ時に印象に残った記憶があります。

  • 【迷路:阿刀田高】
    これがいちばん標題に合ってると思う。
    井戸に捨てた死体がなくなる話。
    よく某掲示板に登場してたよね

    【布団部屋:宮部みゆき】らしい^^

    【母の死んだ家:高橋克彦】///

    【夕がすみ:乃南アサ】
    両親を失った従姉妹を養女としてやってきた。
    結局どうしなりたいの?尻切れとんぼ

    【空に浮かぶ棺:鈴木光司】
    目が覚めると箱に閉じ込められていた主人公。
    これ以前の話(リング)を知らんと、なんじゃそりゃ?

    【安義橋(あぎのはし)の鬼、人をくらふ語:夢枕獏】
    怪奇スポットにいくはめになったヘタレ主人公。
    周囲の人が鬼になりすまして驚かせようとするが・・・

    【康平の背中:小池真理子】
    薄気味悪いの一言につきる。怖さではこれが一番w

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