七つの怖い扉 (新潮文庫)

  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101255255

感想・レビュー・書評

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  • ミステリー短編集。全7話。

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    「ねえ、私、生まれてから一度も“怖い”と思ったことがないの。あなたのお話で、私に“怖い”ってどんなものか教えて下さいな」―。ある作家は哀切と戦慄が交錯する一瞬を捉え、またある作家は「予感」でがんじがらめにする秘術を繰り出した。そしてまたある作家は、此岸と彼岸をたゆたうが如き朧な物語を紡ぎ出した…。当代きっての怪異譚の語り部が腕によりをかけて作り上げた恐怖七景。

  • 恐怖をテーマにした7人の作家によるオムニバス短編集。
    読みやすいが,全体的に少し物足りない。
    個人的には,阿刀田高の「迷路」,
    夢枕獏の「安義橋の鬼,人を噉らふ語」が良かった。

  • どれもこれも面白い。ただ鈴木光司はリングから外れた作品が読みたかったな。

  • ホラー気味7人の作家の読み比べもできて美味しい本。

  • 阿刀田高の「迷路」が怖い…。そうそうたるメンバーが揃っているけど、あとはそれほどでもない。

  • タイトルの通り、七つの怖い短編が詰まっています。
    どれも皆、背筋がぞくっとするような、独特の怖さ。
    特に、「母の死んだ家」。印象深いです。

  • 読んで怖さを伝えるってなかなか文学として面白いと思う。それぞれの作家が恐怖を伝えるために、それぞれ個性的なアプローチをしていてとても楽しめました。

  • タイトル通り、7人の作家によって書かれた怖い話の短編集。怖いといってもどろどろした怪談話ではない、不思議な話が多いです。私が好きなのは阿刀田高さんの「迷路」と高橋克彦さんの「母の死んだ家」。特に後者は結末にかなり驚いた!

  • ホラー短編集。鈴木光司の作品はリングシリーズの補完作品で、コンセプトを台無しにしている。他の話はけっこう楽しめる。怖さは10点中3点ぐらい。

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著者プロフィール

作家
1935年、東京生れ。早稲田大学文学部卒。国立国会図書館に勤務しながら執筆活動を続け、78年『冷蔵庫より愛をこめて』でデビュー。79年「来訪者」で日本推理作家協会賞、短編集『ナポレオン狂』で直木賞。95年『新トロイア物語』で吉川英治文学賞。日本ペンクラブ会長や文化庁文化審議会会長、山梨県立図書館長などを歴任。2018年、文化功労者。

「2019年 『私が作家になった理由』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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