こんな話を聞いた (新潮文庫)

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著者 : 阿刀田高
  • 新潮社 (2007年8月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (438ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101255309

こんな話を聞いた (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 人生の中でたびたびやってくるアトーダ・ブームの中で。とにかく読みやすいので勢いにのって3日ほどで読了。良くも悪くもさらさらっと読める、ザ大衆娯楽小説!といった趣。短編小説が好きなので楽しめました。それから各話の冒頭に古今東西の物語や事件が触れられていますが、いつものことながら阿刀田先生の知識量とその多岐ぶりに驚かされます。

  • ジャンルごった煮の短編集。
    同著者のギリシア神話と旧約聖書に関する作品がとてもわかりやすく、そのうえ面白かったので、読んでみました。

    ちょっと怖い話やほんのりやさしい話、不思議な話とバラエティはいろいろ。でも正直、あまり印象に残らない話が多かったです。
    あとこの人、短編小説になると文章がちょっと読みにくくなる?そんな気がしました。すみません。

  • 「こんな話を聞いた」で始まる18の短いお話

    物語が始まる前のちょっとした小話からはじめるお話。

    お風呂の友にさらっと読めて楽しめた。
    阿刀田高さんの本初めてだったから、これからも読んでみたいかな。

  • 短編。
    どの話も最初にその話にあった寓話が紹介されている。
    実はその話のほうが短くて面白かった。
    どれもそれなりに面白くて読んですぐ忘れてしまう話ばかり。

  • 「こんな話をきいた」から始まる小話、そしてその直後から始まる本編、という形の18のストーリーを収録した短編集。
    思いもかけない結末、との紹介があるのですが、最初の半ページほどのお話と、作品タイトルでなんとなく予想でき、それが当たっているか外れているか確かめるようにページをめくる楽しさもありますし、ぞくっとしたりにやりとしたり、星新一さんのショートショートを彷彿とさせるホントに面白い作品ばかりでした。
    特に「愛犬」という話がよかったです。

  •  久しぶりに阿刀田作品を読みました。
    面白いですね。読みやすいし。

  • 昔の人間の方がモラルが無いと思うほど人非人な内容があったりして、背筋が冷たくなる。こんな表紙の癖に。

  • ブラックユーモア。短編集。
    ゾッとするような、怖くて、でもわくわくするような、そんな大好きな話がいくつかある。しかし、いくつかの話は首をかしげてしまう。でも阿刀田高が大すきなのでそんな話も許せてしまう。楽しく読んだ。

  • 阿刀田高初読。
    文体診断メーカーというサイトで、いくつかの文章を診断してみたら、何度やっても阿刀田高が出てきたので読んでみた次第。

    短編が18編。確かに俺が書く文章と感じが似ている。だからだろうか、異常に読みやすかった。400p超だが2時間弱で読み終わった。

    内容的には、日常的なところからちょっと歯車がかみ合わなくて異世界に踏み込むと言ったようなもの。ただ、軽いように感じて心には響く。中で一番よかったのはフランス窓という短編。妙にオチをひねってあるものは、途中でわかってしまって水戸黄門の印籠的感覚に陥るが、フランス窓という短編は読み終わってほっこりした。星新一のSF感がちょっと抜けた感じだろうか。

    筆者は他に聖書や神話の解説本も書いているようで、その知識の深さが文章にはちらほら出てくる。

  • これはかなりいい!

    何となく本屋で手に取って、
    家に帰ってきてから実家で見かけた本であることに気づいた。
    読んでみた感じとしては父親が書く短編とどことなく似ているかな、っていう。
    広範囲に渡るちょっとした知識をさりげなく散らばめられているとことか。
    筆者は1979年に「ナポレオン狂」で直木賞を受賞しているだけあって娯楽文学としてはかなりいい線いってます。

    構成は全て今昔式に「こんな話をきいた…」から始まる18個の短編から成ってます。
    短編集っていうのは、1冊全てに優れた短編だけで構成するのは難しくて
    普通3割の秀作に5割の良作、2割の凡作くらいで構成されてるのが多いんだけど、
    この本は7割の秀作に2割の良作で構成されてる気がします。あれ?あとの1割は・・・。

    全体として人の不幸を楽しむ感じの話も多いので好みではない人も少なくないかもしんないけど、ひとつでも面白いと思えたら大満足できるんじゃないかな、って思います。
    やっぱり蜜の味。

    大満足で星5つ~。

  • 毎朝1話、寝る前に1話。そうやって2話ずつ読んでいこうと思っていた短編集。我ながら優雅で素敵な習慣だと思っていたけど、思惑通りにはいかなかった。1話読めば次が読みたくなる。夜に寝る前に読むと続けざまに3話くらい読んで睡眠時間が少しずつ減ってしまう。それほど魅力的な短編小説。
    解説にて他の作家が言っていた短編小説の魔術師とは本当に阿刀田高を表現する上でこの上ない名前。少し不気味な逸話から入っていき、その後に日常的な風景を描き、落ちでははじめの逸話と関連させた内容で締めくくる。含蓄もあり、ユーモアもある。
    今まで展開にこれほど惹かれた短編小説を読んでこなかったので、少しこの手の分野に興味が出てきた。同時並行の読書にも適している。
    次はショートショートあたりに手を伸ばそうかな。

  • 全編「こんな話を聞いた」で始まる短編集。
    1話が短いので読みやすいですが、作者の狙いが見え見えな感じがして、自分にはちょっと合いませんでした。

  • 読みやすい短編小説。
    しかも一つひとつの話の完成度が高くて、どれを読んでも楽しめる。

    ニヤリと不気味に笑ってしまう話の盛り合わせ。

  • 世にも奇妙な物語みたいな雰囲気。

    「むずかしい」を「むつかしい」
    「スイッチ」 を「スウィッチ」
    と訳している本があるという話を聞いた。

  • 著者の作品は初めてです。面白かったです。
    それぞれの短編のはじまりに、その話に関連するような逸話があって、それがなかなか意味深で話しのオチがどうなるのか興味をそそられます。
    読みやすかったですが、中には少しゾッとするような話しもありました。

  • ブラックユーモアとはこのことなのね。

  • フラットメイトが貸してくれたので、ヒースローで人待ちの間に読了。さらっと読めます。

    阿刀田高の小説はあんまり読んでなかったのですが、まあまあくらいに面白かったです。「~を知っていますか」シリーズは大好きなんですが。読んでて飽きなくて「さすが」って感じですが、これといって印象に残る話も少ないかも・・・。

  • 淡々とした文章がまたぞくりとさせるものがある。

  • この本を好きな自分があまり好きではない。

  • 「銃声」「案内人「骨細工」「鏡の中」など18の短編集。すべての物語の導入部に「こんな話を聞いた」で始まる古今東西のエピソードがあり、それが示唆する如くに物語の展開ある。
    思わず背筋がゾクッとするブラックユーモア
    怖い話もあるけど、人生のアイロニーもうかがえる。

  • 阿刀田さん好きなんだけど、最後のほうけっこう惰性で読んだな。
    読み終わることに意味を見出してたような。

    たぶん途中でちょっと飽きてたんだと思う笑

  • 友人が薦めてくれた。
    必ず最後に「ゾッ」とする作品ばかり。
    でも、次、次…と読みたくなる。
    これを読んだあと、当分阿刀田高ばっかり読んでしまった。

  • 「衝撃の最後が待つ短編集」こんなあおりが付いていた気がする。ブラックユーモアが売りの本だったかな。
    個人的には先が読めちゃって、衝撃の最後を感じられなかったのが残念な本。
    短編集なので、ちょっとずつ読みたい人や、あんまり何も考えず本を読みたい時には良いかも。

  • 「こんな話を聞いた」という一文で始まるショートショート。不条理ものやオカルト系が多いんだけど、ときどきフツーにいい話が混じってたりするので、オチが見えないまま楽しめました。

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こんな話を聞いた (新潮文庫)の作品紹介

体調不良を押して、早世した知人の葬式に出かけた男が出会った案内人の正体は-「案内人」。一人で歩く夜道、背後から聞えた息遣いのような音の正体は-「靴が鳴る」。さりげない日常の描写から、思わず背中をゾクリとさせ、あるいは口元をニヤリと歪ませる思いもかけない結末が導かれる18話。すべて「こんな話を聞いた」で始まる、アトーダ・マジック全開の短編集。

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