人麻呂の暗号 (新潮文庫 ふ 22-1)

著者 :
  • 新潮社
3.26
  • (4)
  • (7)
  • (20)
  • (2)
  • (2)
本棚登録 : 88
感想 : 11
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101258218

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 日本は、オホーツク海で住む人たち、南方から来た人たち、中国や朝鮮半島から来た人たち、
    いろいろな人たちが集まってきたかもしれない。

    朝鮮半島の文化と日本の文化は、共通部分も多い。
    母屋という用語をはじめ、母親を敬う習慣まで、多くの共通部分がある。
    朝鮮半島から多くの人たちが来た記録もあるという。

    漢字で書いたものなら、中国でも、韓国でも意味が取れるもののはずだ。
    その解読法のひとつを紹介していると思った。

    表題の「暗号」という言い方が、誤解を与えているのかもしれない。
    暗号ではなく、共有する記号なのではないのだろうか。

藤村由加の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×