広島学 (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (380ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101260259

感想・レビュー・書評

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  • 本屋では派手に宣伝している。おもわず購入。まあ広島人ですから・・・

    よく調べてます。また広島人じゃない人が客観的に書いているのもいいですね。

    広島人は必読です!

  • 想像してたのと違ったなぁ。よく調べたなぁって思うし、広島が発祥のものもへぇ~って思ったけど、調べたことをただ羅列してるように思えて・・・途中、かなり流し読み。

  • 「どっちの県民ショー」みたいな軽いノリかと思ったらそうでもなかった。
    歴史をさかのぼってみたり資料を羅列してみたり。
    県民としてはそうかなあと思うことも多数あるんですけど、
    外から見るとこう見えるんですかね?

  • 「うちの県ってすごいんだ」というのが読了後の率直な感想だ。自分の知らなかった広島県民の功績が数多く記されている。広島人にとって郷土愛をより一層深めることのできる一冊。県民必読の書だと思う。
    ■仁義なき戦い
    ■前へ外へ
    ■ものづくりとことづくり
    ■文化・芸術,御菓子

  •  生まれも育ちも広島で、広島をこよなく愛している私であるが、本書を読んで、こんなこともあったとかと気付くことがたくさんあった。
     広島は保守的なイメージがあったが、「日本初」や「日本一」を多く生み出しており、進取の精神に富んだ県民性だという。例えば、ヨーグルトのチチヤス、万年筆のセーラー、パンのアンデルセン、バームクーヘンやホットドックの発祥、ふりかけ、缶詰、ニッカウヰスキー、かっぱえびせん、オタフクソーズ、防虫剤のフマキラー、喫茶店のモーニングサービス、日本三大酒どころ、世界遺産が県内に2か所 などなど枚挙にいとまがない。
    改めて広島の魅力を実感させてくれる興味深い本である。

  • 地元の人間では気づかないことがある。地元の人間では分かっていても言えなかったことがある。それをズバズバと指摘してくれて小気味が良い。広島県人、特に県政・市政に関わる人は読むべき。

  • 2011.6.26

  • 広島出身なら読まないわけには
    いかぬぞな。
    広電・広島発の商品たち・広島の気質・移民・カープ・ヤクザでも8月6日には黙祷する件について。

  • メモ
    愛知県人の著者(ちなみに広島藩主も福山藩主も愛知人)による広島本(広島市とその周辺など安芸地方が対象)。外から見た広島だが、そこに住む私より詳しく面白かった。

    興味深かったのは「広島人は平均的日本人」であるという指摘、古代より外来の人が多かったのが由来で、今でも企業のマーケティングに利用されているとか。熱しやすく冷めやすい、声が大きくて話好き、方言を隠さない、教育熱心、おおざっぱ、カープにうるさいのはその通り。

    広島発祥あるいは縁のもので、ヨーグルト、パン、ふりかけ、えびせん、ウィスキー、防虫剤、喫茶店のモーニング、日本酒(神戸・灘と並ぶ)、ソースなどがあり、わが郷土の著名人が挙げられ、驚きつつ、誇らしくもありました。広島人地域の特性上外に進出するため、国内だけでなく、移民や開拓に係わった人が多く、外で活躍している人が多いそうです。

    カープへの愛は凄まじいですが、客のマナーの悪さとトラブルの歴史(ヤクザのイメージが助長?)には閉口しました。

    一方、課題として楽観的で危機意識がない、開き直り易い、運転のマナーが悪い、グルメに恵まれないなどが指摘されています。前半はまさに僕そのもの。後半はお好み焼きともみじまんじゅう以外にはっきり言うと知名度がありません。

    外から見た「誤解された、勘違いした広島」ではなく、よく的を射ています。是非、「芸北学」「備北学」「備後学」も読んでみたい気がします。

  • よう こがいに調べちゃったねえ。びっくりじゃわ。

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著者プロフィール

1950年生まれ。愛知県立明和高校から東京大学文学部へ。卒業後、出版社勤務を経て編集企画会社エディットハウスを設立し、出版プロデューサー、ノンフィクションライターとして活躍。著書に『新・出身県でわかる人の性格』『新・不思議の国の信州人』『日本全国都市の通信簿』『名古屋学』『博多学』『札幌学』『広島学』『鹿児島学』『「城下町」の人間学』『語源に隠れた世界の歴史』ほか多数。

「2016年 『「いい夫婦」の旅術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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