らんぼう (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (397ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101260310

感想・レビュー・書評

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  • 大沢在昌さんて、こういうのも書くんだ!と読み始めは只々笑いながら読んだ。ハードボイルドな所も軽い感じで読める。
    けど後半からラストに向かってはただ単に面白おかしいだけでない、ウラとイケの人となりが見えて…。
    大沢在昌さん!単に面白いだけじゃなかったんですねぇ。もっともっとファンになりましたデス。

  •  収録されてる「あちこちら」を他で読んだことがあって、全部読みたくなって、この本を手に取りました。
     全部読んでみて、「あちこちら」が2人の凶暴性が一番低いのかなぁ…て気がしないでもなかった。

     これだけのキャラ……この時代だとしても、実在したら大問題だよね。

     てか、初出以来、いろんな出版社から出てるみたいですが、この本の表紙が一番好き。

  • 面白かった。

  • ウラとイケの凸凹コンビが事件を解決したり、悪化させたり、でもやっぱり解決したり、みたいな感じです。この二人に会ったら、110番をしましょう(笑)

著者プロフィール

1956年愛知県名古屋市生まれ。慶応義塾大学中退。1979年に小説推理新人賞を「感傷の街角」で受賞しデビュー。1986年「深夜曲馬団」で日本冒険小説協会大賞最優秀短編賞、1991年『新宿鮫』で吉川英治文学新人賞と日本推理作家協会賞長編部門受賞。1994年には『無間人形 新宿鮫IV』直木賞を受賞した。2001年『心では重すぎる』で日本冒険小説協会大賞、2002年『闇先案内人』で日本冒険小説協会大賞を連続受賞。2004年『パンドラ・アイランド』で柴田錬三郎賞受賞。2010年には日本ミステリー文学大賞受賞。2014年『海と月の迷路』で吉川英治文学賞を受賞、2022年には紫綬褒章を受章した。


「2023年 『悪魔には悪魔を』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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