大山康晴の晩節 (新潮文庫)

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著者 : 河口俊彦
  • 新潮社 (2006年3月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (366ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101265131

大山康晴の晩節 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 言わずとしれた大山康晴の一代記である。圧倒的な勝率をおさめた伝説的な名人であるが、盤外戦術やその政治的手腕等、どうも、人間としての可愛さがなく、あまり魅力的に思えなかった。むしろ、大山の対戦相手と記される山田勝美や加藤一二三等、周辺人物の描写が興味深い。著者の著作を見る限り、著者は、大山を崇拝し、羽生についてはあんまり、といった評価に思えるが、勝ち負けより面白い一手にかける羽生の方が棋士としても人間的にも上に思える。著者は、先日の千日局となった羽生・渡辺の王座戦第4局に観戦記者として立ち会っていたが、どうみたのだろうか?

  • 大山康晴。偉大な人ですね。
    その歴史といった部分。
    凄いし面白いし。
    周りに負けない破天荒さ。
    そして強さ。
    圧倒的な政治力。

    どこを見てもおもしろいんですけど。

    たまにある著者のうろ覚えな記憶が面倒ですね。
    書かなくてもいいんでは

  • 古き時代の天才の軌跡。
    とくに「晩節」に焦点を当てたのが素晴らしい。
    如何な天才といえども衰えるし、次世代の天才に
    抜かされる厳しさを描いている。
    抜かされながらも、執念を持って生涯棋士であり続けたい
    という強い思いを描いているのもいい。

    棋士が書いているのがまたいい。
    指し手解説も身が入っている。

  • 大山康晴の人間的強さがひしひしと伝わってくる快著である。

    若い頃の強さもだが、亡くなるまでAクラスを維持し続けていたのは尋常ではない。
    以前、動画サイトで彼の盤面解説を見たが、とにかく速くかつ的確であり驚倒したことを未だに覚えている。

  • 名人大山康晴。将棋界にあってその名を知らぬものは居ない。その大山康晴の伝記。

    なぜ彼はこうも強かったのか?
    筆者は彼の生い立ちを紐解く。

    彼の影で散っていった棋士たちの話も随所に散りばめられ、エピソードには事欠かない。

    棋譜が出てきてそれを理解するには将棋の知識が必要だが、わからなくても読めるものではないかと思う。おもしろいかどうかはわからない。

  • これを買った頃は将棋にはまってたし、将棋関連の本でもこの手の本(観戦記調)が最も好きだったのでかなり楽しめた。将棋熱すっかり冷めちゃったなぁ・・・。

  • 「晩節」といえば「汚す」だが、この本は別。棋士って実に魅力的な人が多い。(makon)

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大山康晴の晩節 (新潮文庫)の作品紹介

史上最強を謳われた棋士。だが、その偉大さは、ただ強かったことにはなく、強くあり続けたことにこそある。天才同士が鎬を削る将棋の世界で、彼はいかにして勝ち続け、その頂点に君臨したのか。重要な局面での指し手、あるいは棋士しか知らない盤外での振舞いから、その真骨頂を発揮した勝負師の姿が浮かび上がる。69歳で死を迎えるまで現役A級棋士だった不世出の男の勝負と人生。

大山康晴の晩節 (新潮文庫)はこんな本です

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