退屈姫君伝 (新潮文庫)

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著者 : 米村圭伍
  • 新潮社 (2002年9月30日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (433ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101265322

退屈姫君伝 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 軽い時代小説ですらすら読めた。めだか姫の人柄や言動に学ぶところがあった。何かにつけて目くじらをたてていては自分も損なんだよね。お色気部分も愛嬌があって可愛いけど、娘にはまだ薦められないな。

  • お江戸みすてりーとでも言うか。
    いたずら好きのめだか姫が小藩風見藩の正室になってしまいました。
    『おとなしく部屋の中に』なんてできないもの、なにか面白いことはないかしら?と探し出したは7不思議。
    気付けば藩存続の危機までつながる大事件に発展しました。
    めだか姫の活躍やいかに!!

    とまぁこんな話。
    ちょいエロ要素が含まれますが、めだか姫の機転の良さ、そして性格は『かわいいなぁ』と思ってしまいます。
    こんなお嫁さんほしい(女だけどw)

  • 三部作二冊目にして、“めだか姫”シリーズの原点。
    読みやすさは変わらず、ゆるく楽しめて良いのですが、下ネタが多すぎるのが、私的には難点でした(苦笑)。

    この方の作品は色々なところでリンクしているので、芋づる式(?)に次々と読む羽目になりますね~。それもまた楽しいのですが。

  • おおらかな姫君で、楽しく読めた。内容はともかく、調度品などの描写はしっかりしている。下ネタが多いので子どもには向かないと思うけど、嫌な感じではない。所々に挟むネタが分からず、自分の勉強不足を感じた。

  • 29歳にして老女と呼ばれる世界!というところが妙に気になってしまう、という以外は極めて昔話的というか、暴れん坊将軍なみに分かりやすい世界。時としてこういう世界の話を読んでみたくもなり、癒されるのだった。

  • 「すてき!すてき!」退屈姫君・めだか姫の大冒険
    第一作。
    お輿入れした先はかのけったいな風見藩。
    最初はちょっとした冒険心でのお出かけが、藩存亡の
    危機を救う大騒動へ!

    なんといっても素敵なのは姫の父君。
    最後の大勝負に協力(なんていうレベルではない)
    するわ、このやんちゃな姫君を見抜いて風見藩に
    輿入れ させるわ、場面は少ないけれど忘れられま
    せん。

    めだか姫、ただのわがまま遊び好きの姫ではありせん。
    優しい、思いやりの心を持つ姫です。
    誰もが姫に巻き込まれてしまうのはその優しさ。

    こうした描写力やお話の展開ぶりは、作者が
    長年シナリオの研究をされていたからでしょうか。

    上手な配役といい監督さんでドラマ化して欲しい
    けど、難しいかなあ。

  • やや貧乏な藩に嫁いだ姫様の、わくわく冒険記!!

    美人で頭も良く、暇と退屈が嫌い。

    何が面白いってこのお姫様がお転婆すぎるところかな。

  • 弱小二万五千石の台所事情の苦しい風見藩に財政豊かな陸奥磐内藩五十万石の末娘めだか姫君が姉を飛び越し異例のお輿入れ。そのうえこの姫君美貌ながら生来のいたずら好きで藩内外で評判になっていた。参勤交代で殿様が国許へと帰ってしまうと、暇を持て余し藩の六不思議の謎解きに血道を上げる日々。ところが、お輿入れ藩同士の陰謀が絡んで来てさあ大変。幕府隠密 くノ一 長屋の町人も巻き込み、姫の貞操と藩の命運を賭けた大勝負の始まり始まり。平易な文章で個性豊かな脇役陣と謎解きをさらりと解説下ネタが娯楽時代劇にプラスされる。

  • 読みやすい時代小説だと思います。語り口調が軽妙で重々しい感じがしないので、すらーっと読めてしまいます。めだか姫の活躍が痛快で楽しいです。『なんて素敵にジャパネスク』の瑠璃姫のようだと思いました^^

  • お江戸モノシリーズ。

    しょーもない、軽い読み物にはナシではない、という程度。
    下ネタ大杉。
    女が書けない人が女を主人公にするこたぁない。

  • 文体が「です、ます」なので、読まず嫌いだった。
    が、そこまで気になるような文章でもなかった。
    ラフに読める時代小説です。

  • 軽いノリで読みやすかった

  • ちょっと自分には合いませんでした。
    軽いタッチで読みやすいのですが
    ノリが合わなかったというか。

  • 「しゃばけ」シリーズと同じイラストレーターさんの挿画に惹かれて。

    時代小説だけど読みやすいところは「しゃばけ」と似てるかも。

    妖は出ないけど、機転のきく姫と、くのいち、抜けてるお庭番等、登場人物も愛嬌があります。

  • 全1巻。
    シリーズ物っぽい。
    シリーズ1作目。

    あれだ。
    あんみつ姫。
    あんま覚えてないけど。
    おてんばなお姫様がドタバタしながら事件解決。

    講談みたいな軽快な語り口で、
    ユーモアたっぷりにさくさくストーリーが進む。
    読みやすいんだけど、
    時代もの入門として人にすすめるには若干専門的で、
    時代小説好きには話の薄さが嫌われそう。

    姫さまが天真爛漫なのにエロスの耐性強かったり、
    身分の差にルーズだったり、
    架空の藩を舞台してるのに時代背景に割と踏み込んでみたり、
    初心者にも玄人にも受け入れやすいよう
    工夫してるのかもしれないけど、
    ちょっとどっちつかずの印象。

    そんなに嫌いじゃないんだけど、
    宮部みゆきが書いてる「霊験お初捕物控シリーズ」
    (同じくおきゃんな少女が謎解きする。ちょっと似てる。)
    とかに比べて残るものがない。

    シリーズぽいので他読んでみたらもっと好きになるかも。
    粋な語り口は割と好き。

  • 米村圭伍の退屈姫君伝を読みました。

    五十万石の磐内藩藩主の末娘めだか姫は美貌に恵まれているうえに、機転が利き、生来のいたずら好きです。
    このめだか姫が二万五千石の風見藩にお輿入れしたところから物語は始まります。

    参勤交代で藩主が地元に戻ってしまった後、めだか姫は江戸上屋敷の留守を預かっていたのですが、退屈しのぎに江戸の町に出かけて騒動に巻き込まれてしまうのでした。

    めだか姫に、藩主の弟直光、くのいちのお仙、幕府隠密の倉地、長屋の娘お糸、それに田沼意次までが登場して、磐内藩と風見藩の密約をめぐる騒動が始まるのでした。

    めだか姫のお姫様らしい言動が魅力的な物語でした。
    そうそう、飼い猫のネコの名前がココというエピソードが面白かったので、うちの猫の名前もそういう付け方をしようかな、とちょっと考えてしまいました。

  • めだか姫の冒険譚。
    語り口が大変軽妙で、話自体も面白く読めた。
    イラストがまたほんのり良い雰囲気を保っていて。

  • ストーリーとか文章力とかではなく、なんか時代物ではありえない言葉遣いでなじめない。江戸時代設定で現代人の話みたいな。軽いノリでユーモアのつもりかもしれないが私の好みではない。

  • 江戸時代を舞台にした小説。
    大藩の箱入り娘の主人公が、貧乏な小藩に嫁ぐところから話が始まります。
    ところがいたずら好きで好奇心旺盛な主人公は、じっとしてられません。
    あらゆるところに首を突っ込んでは、事件を起こしていきます。
    江戸らしい粋で軽快なユーモアが随所に込められており、いちいち笑えて読んで気持ちの良い話です。

  • 2011-77 帰省に持参、軽く読めて面白かった

  • これは一時期すごくはまった。ミステリーのようなコメディのような。お色気成分含む。

  • とってもキュートな姫君めだか。
    めちゃくちゃ小っちゃな藩に嫁ぐ。
    ヒマつぶしに江戸屋敷の不思議を解き明かそうとするうちお家断絶の危機に出会ってしまう。
    持ち前の天真爛漫さと美貌と身勝手さで他人を自分のしたいことに引きずり込んでしまうとてもメーワクな存在であるからして色黒の小娘だがくノ一のお仙やアゴの大きな優柔不断なお庭番たちを巻き込んで田沼意次に挑戦することになるのだ。
    退屈姫に退屈しない時代小説。

    立川志らく・解説。

    (2005年12月02日読了)

  • 三部作の真ん中。
    めだかという名前の姫が主人公。
    五十万石という豊かな藩の殿様の末娘で、父に甘やかされて育ったが、突然婚儀が決まる。
    それも、家老の家よりも石高の少ない二万五千石の小藩に…
    お歯黒など似合わないからと父にも夫にも言われて、お姫様スタイルのまま、呑気に暮らしますが…?
    夫である殿には可愛がられ、狭い屋敷で呑気に暮らしていました。夫が参勤交代で国許に帰ってますます暇になった折、怪しい出来事に鼻を突っ込み…?
    時は田沼の時代。
    藩どうしの密約を巡って、お姫様の意外な活躍を描きます。
    すごい美形だけど、いたずら好きで、もちろん思いっきり世間知らず。
    あんみつ姫っぽいけど、もうちょっと大人なお話。
    夫の弟の不審な行動を探るうちに、隠し部屋や外へ出る抜け穴を発見。
    弟も退屈して、こっそり夜遊びなどしていたのですね。
    めだか姫はそうこうするうちに屋敷を探索していた真っ黒な顔の少女で実は忍者のお仙と出会います。
    仲良くなって、屋敷を抜け出してお仙の働くお茶屋でちょっとだけ働くと、天女がいると客がどんどん集まってくる大騒動に。
    藩の取りつぶしを狙う田沼に難題を持ちかけられ、それまでの人脈を駆使して、巧みにすり抜けるのです。
    あっぱれ、ただの綺麗なお馬鹿さんじゃなかったんだね~というお話。
    講談調で面白おかしく語られ、退屈はしませんよ。
    やや下ネタが多すぎるけど、言葉遣いが珍しいので、こんな言い方をしたのかねえ?と驚いちゃうため、さほど卑猥な感じはしません。
    三部作の一冊目、三冊目を後から読みましたが、差し支えなかったです。

  • 大藩のおてんば姫様が小藩に嫁いでドタバタという感じ
    他の時代小説とはノリと毛色が違う
    講談調のノリの語り口で、次へ次へと読み進んでしまう

  • 「風流冷飯伝」に続く米村圭伍の二冊目。
    前回は地方で男子視点の話だったが、今回はお江戸で女子視点の話。珍奇な名前の主人公めだか姫の、可愛いと傲慢の境目すれすれを突き進む退屈破壊物語(笑)。よって、退屈でも典型的な姫君でもない伝(笑)。
    語り口調が軽快でさくさく読める。ちょこちょこ引っ掛かる個所がないでもないが、全体に楽しい。
    あけっぴろげというか、おおらかなトコロは、どうなんだろう。江戸時代って結構こんなんだったのかしら。それとも書きたいだけなのか。
    前作の山でもあったが、こちらにも将棋の話が(軽く)ある。将棋は分かんないからなぁ、ちょっと残念。覚えようかな。

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吹けば飛ぶよな二万五千石の小藩に五十万石の姫君が異例のお輿入れ。そのうえこの姫君、美貌ながら生来のいたずら好きときています。退屈しのぎに屋敷を抜け出し、江戸城下を探検、藩の六不思議の謎解きに血道を上げる日々。ところが、田沼意次も絡んだ陰謀まで探り当てたから、さあ大変。幕府隠密、くノ一、長屋の町人も巻き込み、姫の貞操と藩の命運を賭けた大勝負の始まり始まり。

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