- Amazon.co.jp ・本 (402ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101266411
作品紹介・あらすじ
坂本龍馬の背後にはある秘密結社があった-。一介の脱藩浪人の事績としてはあまりにも不自然な、船中八策、薩長同盟、大政奉還。ある英国人との関わりから維新史を解き明かし、またピラミッド、十字軍、米国建国等々の謎もこの結社の暗躍を軸に読み解く。国内外の会員たちへの直接取材と綿密な調査によって最大最古の秘密結社フリーメーソンの真実に迫る衝撃のノンフィクション。
感想・レビュー・書評
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フリーメイソンの歴史から現在までをノンフィクション的に解説した書。非常に面白かったのですが、ところどころ出典なく断定的な記述が見られたことからノンフィクション的と表現しました。これは随所に正確な記述なのかわからない点が感じられたのが惜しいと思いました。
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新書文庫
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明治維新の章がおもしろくて、わくわくしながらページを繰ってしまった。あと個人的に大好きな紅茶のフォートナム&メーソンのマークがフリーメーソンという話にびっくりした!
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なんか、最近、偶然この本を読んでいたり、現在進行形で「黙示録」という本を読んでいたりで、テンプル騎士団の話とかでていて、なかなかタイムリーでした。
ただし、内容はというと、重要なことになるとぼかされているし、なんか、自慢話っぽい話なので……なんじゃこりゃって感じですねぇ。
俺たちメイスンは、「影で力をいっぱい持っているんだ」ということと、「でも、それは、違法行為ではないんだ」ということが、微妙にケンカしている感じです。やっぱり、違法行為的なことにも、力をもっているんだといいたいきもちが、いっぱいです(笑)
なにが目的で書かれた本なのかが、イマイチ伝わらないのが……。
わたしも、メイスンについて大胆な推理をしました。
それは、古代中国は、メイスンが作った!!(爆)
古代中国の神様って、コンパスとか、定規もっているでしょう。あれって、あきらかにメイスンのシンボルだ!!
中国は、古代から、万里の長城などの巨大建築を築いてきた。あの技術の源には、あきらかに、そういった集団がかかわっていると考えられます。
てな感じ。
まあ、わたしが生活していくのには、影響のない連中のようです。 -
秘密結社かあ。フリーメーソンの事、良いことずくめのように書いているけど、著者は加入していないのだろうか。マイナスのイメージを払拭すべく、PRしているように感じてしまうが・・・。
グラバーがメーソンメンバーで、坂本龍馬などを使って幕末維新を影でプロデュースした、という話は知らなかったけどなるほど、と腑に落ちた。勝海舟の存在はあったにせよ、龍馬が脱藩浪人の身でいきなり大仕事を成し遂げることに不自然さを感じてはいたので。メーソン恐るべし。
あとがきにある「良きにつけ悪しきにつけ、世界は企みに満ちていて、それはけっして無秩序ではない。そしつぉのことは、どんなことがあろうとも公に語られることはない」という著名フリーメーソンメンバーの言葉。経験に乏しい島国日本は、一見紳士だがその実したたかな欧米社会の中で翻弄されつづけていくのだろうか。
テンプル騎士団とか聖杯とか出てきたので、ダビンチ・コード、読み返してみたくなった。 -
平成21年10月20日、7刷、並、カバスレ、帯なし
2012年11月29日四日市日永BF。 -
解りやすく、読みやすかった。
PR本っぽい。 -
フリーメーソンを内部の部分から紹介した1冊。
よくありがちな「よくわからない秘密結社」として陰謀説や空想の話を垂れ流す本ではなく、実際の証拠や裏付けを下に根本の部分から紹介しているので非常に興味深く面白かった。
また掲載されている情報量も多いところから飲み込まれる説得力があった。
この本で少しフリーメーソンの見方が変わったのは確か。 -
フリーメーソンがどういうものか、概略をつかめたのかと思うし興味が湧いた。フリーメーソン的立場から見た歴史の紐解きは"確かにそうなのかも"と思えて興味深かった。
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フリーメーソンの誤解が色々と解ける。世間一般のイメージとは全く違う団体なんだね。
明治維新とフリーメーソンの係わりが面白い。
筆者の他の本も読んでみようと思う。