幸福の手紙 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101267210

作品紹介・あらすじ

「不幸の手紙」が事件の発端だった。手紙を受け取った雑誌編集者・典子の周辺で、奇怪な事件が続いた…。バラバラ事件が発生した井の頭公園で、同業者・長谷の死体が見つかる。半月前に彼は「半分の馬」という謎の言葉を典子に呟いていた。さらに、彼女に「不幸の手紙」を送りつけたとおぼしき人物まで殺された…。浅見光彦は「半分の馬」という言葉に事件の核心を嗅ぎつけ、北海道へと急いだ。

感想・レビュー・書評

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  • 題名は幸福の手紙ですが、始まりは不幸の手紙。
    今回は北海道か?と思いきや、北海道滞在が一日。旅情ミステリーとして、成立するのかなぁ。と、思ってしまった。
    中身は、まあ面白かったです。

  • 不幸の手紙、幸福駅からの幸福の手紙を中心としたストーリー。主人公浅見さんの推理とともに話が展開。バラバラに見えた事件がつながり、最後は犯人たちカップルの自殺という後味の悪い終わり方だが、浅見と作者のやりとりがややそれを和らげてくれる。

  • 「不幸の手紙」が事件の発端だった。手紙を受け取った雑誌編集者・典子の周辺で、奇怪な事件が続いた…。バラバラ事件が発生した井の頭公園で、同業者・長谷の死体が見つかる。半月前に彼は「半分の馬」という謎の言葉を典子に呟いていた。さらに、彼女に「不幸の手紙」を送りつけたとおぼしき人物まで殺された…。浅見光彦は「半分の馬」という言葉に事件の核心を嗅ぎつけ、北海道へと急いだ。

  • ブックオフで105円で購入。TVでも有名な浅見光彦シリーズ。松本清張ほど引き込まれる感はないけれど、ミステリ?サスペンス?としてはよくできていると思う。光彦シリーズ他のも読んでみたい。

  • 尊敬する上司がよく読んでいた作家の本。
    浅見光彦シリーズなるもので、まぁ金田一みたいな感じ??
    殺人事件がよく起きます。
    中の土地とかは架空かと思ったら実際にあるらしい。
    「半分の馬」は興味あります。

  • 北海道・十勝地方を舞台にした旅情ミステリー。
    不幸の手紙にはじまる、不吉な事件。ルポライターの浅見光彦は、被害者が残した”半分の馬”という言葉の真意を探るため、北海道へ向かいます。
    ”半分の馬”とはいったい何なのか?
    ヒロインの女性編集者はある競走馬のファン。その馬の名が登場するシーンを探すのも、競馬ファンにはちょっとした楽しみかも。

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著者プロフィール

1934年東京都北区生まれ。1980年に自費出版した『死者の木霊』で衝撃的デビュー。主人公の信濃のコロンボこと竹村警部が活躍する作品に加え、1982年に刊行された『後鳥羽伝説殺人事件』で初登場した浅見光彦を主人公にしたミステリー作品は大ベストセラーに。映像化作品も多数。2018年逝去。

「2022年 『箸墓幻想』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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