化生の海 (新潮文庫)

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著者 : 内田康夫
  • 新潮社 (2007年1月30日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (586ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101267265

化生の海 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 5年前に殺害された男の死因や犯人を見つけるため、ルポライターの浅見が北海道から九州から全国に渡っていろいろ探しながら真実にたどり着いていく話。

    どうやってこんな案が浮かぶんだってくらい設定が細かい。
    主人公の浅見の着眼点は異常。
    死んだ男が唯一持っていた土人形の裏の文字から当たってみようとは、普通は思わない。
    普通はスルーするような細かいことが、結果的に原因を追求する素材となるのは、これが物語だからだと思う。

    あとがきで、その場に行ってそこからヒントを得て内容を考えたらしい。

    内容はともかく、内田さんの食事や風景や土地の様子の描写はいい。体験してみたくなる。

  • 読了。

  • テレビで放映される前に読み終えられた。番組になると、まったく違った作品になるんですけどね。また、これを読んでいて、全日本のルートマップも買ってしまいました。笑。

  • 加賀市などを舞台とした作品です。

  • 日本海から響く死霊の声――。北海道・北陸・北九州を結ぶシリーズ最大級の謎に浅見光彦が迫る。

    加賀の海から水死体で発見された男。北海道・余市の自宅には、底に「卯」の字のある一体の古い素焼き人形が残されていた。事件から五年、かすかに残った男の足跡を辿る浅見光彦は、北九州・北陸・北海道を結ぶ長大なラインに行き当たる。それは江戸から明治期に栄華を極めた、北前船の航路と重なっていた。列島を縦断し歴史を遡る光彦の推理。ついに驚愕の真実が、日本海から姿を現す。

  • 2月16日 読了

  • 浅見光彦物。
    加賀の海で水死体で発見された男性は余市の男性だった。
    その自宅には「卯」の字が刻まれた素焼き人形が残っていた。
    男性のかすかな足跡をたどって、北海道から九州、加賀へと。

    旅情ロマン。歴史ロマン。
    そして、過去の出来事が事件の発端という意味でも、これぞ浅見光彦!という感じで
    面白かった。
    それにしても、光彦が有名になってきている・・・。

  • 北海道は余市の人間が加賀の海で殺された。事件から5年後に友人の頼みで、乗り出すことになった浅見探偵。<BR>

    一体の古い素焼き人形を起点として、浅見探偵の出向く先々に手懸りがころがっているという、相変わらずの行き当たりばったりのご都合小説でしたが、次第に明らかになってくる「清貧」な人間関係の描写にはホロリとさせられてしまいました。ベストセラー作家の面目躍如でしょう。<BR>
    シリーズ作品としてパターン分析すると、真犯人が公表されないまま、うやむやになってしまう。という、最近(といっても文庫本しか読んでませんが。。。)の傾向を踏襲。毎度の浅見刑事局長の弟さま。。。のくだりがなくて、おふくろさんの物分りが良過ぎる点が、微妙なゆらぎでしょうかね。
    <BR>

    平成15年(4年前)の作品で、浅見探偵の車にもカーナビは定着してきましたが、携帯電話は依然所有してないようで、最新作はどうなんでしょうね。
    <BR>2007/3/14

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