ダイスをころがせ!〈上〉 (新潮文庫)

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著者 : 真保裕一
  • 新潮社 (2005年4月24日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (441ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101270241

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ダイスをころがせ!〈上〉 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 購入した本。無所属の選挙って、本当に一筋縄じゃいかない。

  • 政治ってなんだかやっぱりズルイイメージ。
    この本の彼みたいな本当にまっすぐやる気のある人が
    上に立てる、そしてその意思を継続できる
    そんな政治世界が現実になるといいのに。。。。

  • 面白かったです。選挙のお話です。選挙制度を知るいい勉強になります。下巻も楽しみです。

  • 痛快小説って感じかなあ〜。でも登場人物はみんな熱くて、もう胃のあたりがキリキリ(笑)。あたし一旦読み始めた本は、早く続きが読みたくてウズウズするから、上下巻一気読みをしてしまった。
    主人公健一郎は、妻子に家を出ていかれ、職をなくしてうらぶれている34歳。そこに、高校時代の同級生達彦が突然やってきて「次の衆院選に出馬するから手伝ってくれ」と言われる。カネはない、コネもない、あるのは夢だけ。完全無所属の出馬です。かつて高校時代に達彦と女をめぐって争ったこともある健一郎は反発するが、いつしか健一郎も選挙という「魔物」に取り付かれてしまう…というお話。

    いつ読んでも、真保さんの小説はリアリティある。どんな小説を書かれるときも、しっかり道筋が立ててあるから安心して読める。そしてキャラクターが熱い!34歳という微妙な年齢にさしかかった登場人物たちが夢を追っていたって、理想を掲げていたっていいじゃないか…と思わせてくれる。自分の年齢とほぼ同じなのでまた共感できた。
    「有権者は一人ひとり、手にダイスを持っている。でもそのサイコロをふらなければ、何も変わらない。自分が動かなければ」というメッセージが伝わる。「今の政治家は…」などと嘆いているだけでは、政治は絶対に変わらない。国民が変わらなければ、今の政治が変わるワケがないと思わせてくれた一冊。

  • 参議院選が近いと言う事で選挙物を読みました。

    作者は真保裕一さん。

    ある事をキッカケに会社を辞めた主人公の健一郎。
    そこへ現れたのはかつてのライバルの達彦。


    彼は健一郎に今度の衆議院選に出馬をするので力を貸して欲しいと頼む。


    この上ではまずは選挙を始めるにあたっての行動が中心。
    徐々に仲間が増えるが嫌がらせに在ったりと苦労の連続な感じ。
    それでも負けずに準備をしていく姿が頼もしく感じられる。

  • 30代半ばの青春物語。スピード感があって面白かった。

  • 選挙に出馬しよう! 親友を参謀にして、政界という荒波に乗り出す…わくわくしてきます。
    男のロマンを感じました。

  • 34歳これからだと言う年齢の者たちが、其々の理由で仕事を辞す。子会社に出向さされ責任を上司から負わされリストラと言う形で追われ衆議院に立候補する同級生の秘書役となる男。元新聞記者の肩書きを元にマスコミの立場で究明出来なかった不正を議員となって暴こうとする男。二人は若い頃一人の女を間に蟠りがあったが、十数年後の今、ふっきれないモノも残しながら、バックアップもない個人がいかに議員として立候補する事が難しいか、試行錯誤しながら投票の3時間前までの出来事を語る小説。身内に市会議員がいるわたし。ウグイス嬢も経験あり。ボランティァ的支援を
    間近に見てきた実体験と重なって、興味深く読み終えた。

  • 2016.7.1(金)¥180(-2割引き)+税。
    2016.8.24(水)。

  • 下巻にて纏めて。

  • 「敗者復活戦は、結果を求めるものではなく、再び戦ったいく闘志を取り戻す舞台だ…目に見えた勝利を手にできる者は限られていたが、結果はまだ出ていないと信じていられる限りー戦う姿勢を持ち続けていける限りーレースのゴールは見えてこない。おれはもうだめだとあきらめた瞬間こそが長距離レースからの脱落を自覚する時になる」

  • 選挙に立候補する話。ホワイトアウト以来の著者だがやはり話の筋立てが上手いなと感心。一杯伏線貼ってるけど全部下巻で解決出来るのか見ものですな。

  • 選挙について考えさせられる、本でした。下巻が気になります。選挙へは行っていますが、どこに入れていいかわからずこれではいけないと。政治家が何とかしてくれると考えていたものが、それではいけないと感じました。今の日本をどうしたらいいのか。こんな主人公たちのような政治家が今の日本には何人くらいいるのか…。

  • 選挙の前に読むべし、みんな選挙に行きたくなる。立候補したくなる?

  • 2002年、単行本で刊行された作品の文庫本化。衆議院議員総選挙に出る、若き候補者と、その候補者の高校時代の友人たちの物語。

    総選挙の背景として、小渕総理が倒れ、その後、自民党の密室の協議によって森喜朗が総理に担ぎだされるエピソードが描かれていることから、物語は1999年から2000年頃を想定しるものと思われる。

    この所になって、ようやく市民も、少しは関心をもつようになりつつ有りますが、この物語で描かれている頃は、まだまだ政治への市民の関心は低い時代。十年一昔といいますが、10年で、市民感覚はだいぶ変わった気がします。もっとも、その関心もごく一部の分かりやすかったり、面白そうだったりするところだけで、きちんと自分の意思を政治に活かしているとは言い難いのかも知れませんが。

    選挙に出るため作業、選挙に出てからの作業、それらあまり目にふれることのない事が、キチンと描かれています。そういう所が、この作品の臨場感を盛り上げているのだと思います。選挙の結末は・・・、映画にしたら、大きな歓声と共に映像がF.O.してく感じですね。

  • 選挙戦がテーマ
    堅苦しそうなテーマのわりに
    爽快感
    分かり易さ
    斬新なアイディア
    などなど

    読み進めるのが楽しくなった!

    金の動きとかはとくに面白い。

  • とにかく選挙には行きましょう。

    こんな政治家がいたら投票するのに。

  • タンザニアで読んだ
    という意味で思い出深い

  • 上手くいかなくて困っちゃった時に読むと気持ちが晴れるかもしれない。
    勧善懲悪的なお話。

  • 選挙自体には前から興味はあった。
    投票には行っていたし、それなりに法律も知っていた。
    しかしそれでも、この本の内容には驚くことばかりだった。

    誰も投票したい人がいない。
    それはよく言われる言い訳のひとつだと思う。
    が、そこから一歩推し進めて、ならば自分が、という強さとも青さともつかぬ行動力がある人間は、中々いないのではあるまいか。
    正直、自分にはとても出来ない。
    しかし、健一郎たちの立場はとても羨ましい。
    もし自分の周りに達彦のような人物が現れたなら、彼らのように全力で応援するだろうと思う。
    自分だったらどう手伝うだろうかと、夢想せずにはいられない。

    確固たる理想があるのは結構だが、
    理想を実現させる為には当選しなければならないわけで
    無所属で出ることの潔さ、難しさを感じさせられた。
    また、その他にも様々な問題があることを痛感した。

    だが、問題があるからと言ってなにもしなければ何も変わらないのだ。


    健一郎の家庭問題等、選挙一辺倒な内容ではなく
    面白く興味深く読むことが出来る上
    家庭を抱えた大人たちの身近に政治があることを思い知る。
    達彦の話も含めて、ミステリー要素もあり、この先の展開が気になる。

  • 職を失い妻子とは現在別居中。駒井健一郎三十四歳はどん底にいた。ある日、高校時代のライバル・天知達彦が現れ、驚くべきことを口にする。「次の衆院選に立候補する。共に戦ってくれ」。コネや金は一切なし。持てるものは理想のみ。第二の人生を拓くため、彼らは完全無党派で選挙戦に挑む。理解のない妻、敵陣営の妨害。早くも難題は山積みなのだが。情熱系エンターテインメント。

  • 毎回思うことだが、真保氏は確かに、安心して読める。 当たりはずれの差が少なく、どの作品も一定の水準以上のものを発表してくれている、と思うからだ。 もちろん、今作もそのレベルに十分達していると思うのだが、読者である私が贅沢になっているのであろうか、終盤には物足りなさを感じてしまった。 展開が早すぎる、問題を回収出来てない・・・など、上下巻というページ数ではあったが、この物語を綴るには、それでも足りなかったのだろうと。 もっとじっくりと、天知と健一郎の選挙戦を味わいたかった。

  • すがすがしい。読み終わった後の一言目の感想はその形容詞がふさわしい。テーマが選挙というだけで重い印象を与えるが、やはりうまい。著者のうまさは毎度感服するが、今回も絶妙なバランスで繰り広げる。それぞれの背景の描写がいいため、単なる友情物語ではなくなるし、政治に対する著者の考えをおしつけるようなものもあまり感じない。が、政治を知りたいと思う人の導入本としてもいいのではないか。

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