キラキラデイズ (新潮文庫)

  • 54人登録
  • 3.50評価
    • (1)
    • (4)
    • (4)
    • (1)
    • (0)
  • 3レビュー
  • 新潮社 (2013年12月24日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101270456

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印

キラキラデイズ (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 中学生の子が主役(語り手)という話を読んでみたくて手に取りました。関西、中学生が主役という共通設定で書かれたアンソロジー。
    寮美千子さんの「螢万華鏡」が良かった。

    ・バラの街の転校生/後藤みわこ
    母を亡くし、岐阜から大阪・茨木に越してきた女の子が主人公。
    母の死に悲しみ、慣れない関西の雰囲気にのまれそうになりながらも、クラスの男子のちょっかいに付き合っていくうちに周りと打ち解けていく様が描かれていく。

    ・めっちゃ、ピカピカの、人たち。/令丈ヒロ子
    令丈ヒロ子さんは、うちの中学生の娘が大好きな作家さんです。
    お笑い芸人を目指す女の子が主人公。しかしライバルの男子にテレビ出演のチャンスを持っていかれた上に、せっかくのチャンスを骨折でふいにしてしまう。
    お笑いの道を諦めようしたところで、コンビを組むもう一人の子や隣のベッドにに誘引していた女性に助けられる。

    ・roleplay days/ひこ・田中
    中学生が携帯電話を持ち出した走りの時期の話。
    付かず離れずの距離を保つ中学生男子たちの日常。

    ・螢万華鏡/寮美千子
    両親が離婚し、どちらにも引き取りを拒まれた男子中学生が主人公。主人公は奈良で漆職人をしている祖父の元に引き取られる。
    訪れた東大寺で主人公はホタルという少女と出逢い、次第に惹かれていく。ホタルは主人公を拒否するが、諦めきれず想いを伝え、ようやく心が通じ合ったと思った矢先、秘密が明らかになる。
    ホタルは実は性同一性障害を抱える男子だった。それを知った主人公は一時的にホタルを拒む。
    思い悩んだ挙句、恋に性別は関係ないと気付いた主人公だが、再び想いを告げにホタルに会いに行くと、彼女は既に行方をくらませていた。
    ホタルはすぐ死ぬから、前世でじゃんけんで負けて蛍に生まれたという俳句を知り、それは違うという主人公が純粋で良い。ラストも切なくて心に来た。

    ・光る海/香月日輪
    「妖怪アパート」の香月さん。
    妖怪アパートより切ない感じの一遍。
    男の子同士の絆が良かった。

  • 分かりにくい話もあったけど、るりりとすいすいの話はおもしろかったです。

  • 関西の中学生という設定が自分には合わなかったらしい。

全3件中 1 - 3件を表示

令丈ヒロ子の作品一覧

令丈ヒロ子の作品ランキング・新刊情報

キラキラデイズ (新潮文庫)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

キラキラデイズ (新潮文庫)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

キラキラデイズ (新潮文庫)を本棚に「積読」で登録しているひと

キラキラデイズ (新潮文庫)の作品紹介

友達に対してふと湧き上がるライバル心をもてあまし、仲間といるのは楽しいのに、どこか本当の僕じゃないような気がしていたあのころ。初恋の相手を傷つけ、大人の都合に抗えずに無力さを感じた。僕等はずっと悩んでいた。自分ってなんだろう――。友情に、恋に、夢に葛藤する中学生の一瞬のきらめきを、個性ある五人の作家が描く青春アンソロジー。「Twinkle ひかりもの」改題。

キラキラデイズ (新潮文庫)はこんな本です

ツイートする