日本の聖域 アンタッチャブル (新潮文庫)

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制作 : 「選択」編集部 
  • 新潮社 (2014年6月27日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (343ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101272429

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日本の聖域 アンタッチャブル (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 日本の聖域 シリーズ 第二弾

    ★厚労省「薬系技官」 薬害はまた起こる
    ★児童相談所 虐待死防げぬ「社会の暗部」
    ★「法螺吹き」気象庁 誰も責任取らない「技官の園」
    ★新聞休刊日 「一斉は偶然の一致」で押し通す
    ★東海道新幹線 「安全神話」に陰り
    ★犯罪被害者の会 「厳罰化」に走るのは果たして健全か
    ★日本赤十字社 血液事業「独占」で利権の巣窟に
    ★米軍「横田空域」 返ってこない空
    ★偽装農家 日本の農業を蝕む元凶
    ★公安調査庁 存在意義のない「無能官庁」
    ★箱根駅伝 歪んでしまった「国民的行事」
    ★NHKと相撲協会 腐敗の「共同正犯」
    ★「地震予知」という大嘘 科学者の「良心」が問われている
    ★原子力村 解体は至難
    ★「主犯GE」フクシマの罪 米政府を後ろ盾に傍若無人
    ★世論調査 政治を劣化させる「魔物」
    ★福島を食い物にする「被曝医療」 御用学者のやりたい放題
    ★記者クラブ制度 これでは真実は伝わらない
    ★利権と化した「除染事業」 まんまと焼け太る「原子力村」
    ★ままならぬ「尊厳死」 病院では安らかに死ねない
    ★「宝くじ」の闇 総務官僚が公然とピンハネ
    ★子どもたちの被曝 行政の無能で拡大する「人災」
    ★東京大学地震研究所 狼少年どころか今や「恐喝屋」
    ★行政委員 利権と化した現代の「名誉職」
    ★在沖縄海兵隊 「移転」でも土地は返らず負担も減らず

  • 「ダムなら二千億、空港は五千億、原発なら一基で六千億だ」日本の原発利権をよく知る中堅ゼネコン元会長の発言(P188参照)国民の総意とは裏腹に、利権に巣くう闇の力を阻止することはできそうにない。民衆のなんと非力なことか…

  • 2016年2月3日読了

  • 年間購読制月刊誌『選択』の看板連載『日本のサンクチュアリ』の、新潮文庫化第二弾。2012年5月に刊行された単行本を、2014年7月に大幅に加筆の上、文庫化したものである。
    本書で取り上げられた25のテーマのうち、地震予知、原子力村、福島原発を作ったGE、被曝医療、除染事業、子どもたちの被曝、東京大学地震研究所と、7つが東日本大震災に関連したものとなっているが、未曽有の被害を与えた大震災・原発事故でさえ、一部の関係者を利するだけの聖域を生み出しているという事実に言葉を失ってしまう。
    また、導入部分では、『選択』の編集長が、『選択』2007年9月号で原子力安全・保安院の問題を取り上げながら、福島原発大事故を未然に防ぐ何の責務も果たせなかったことを懺悔するとともに、メディアの一部としての決意を新たにしている。
    市井の一民間人としては、こうした世の中の矛盾に疑問・関心を持ち続けることがまずは大事なのではないかと、改めて感じる。
    そのほか、新聞休刊日、日本赤十字社、偽装農家、箱根駅伝、世論調査、記者クラブ制度、尊厳死、宝くじなどのテーマが取り上げられている。
    (2014年9月了)

  • 大変興味深い事柄でした。

  • 斬り込んで調べていることは素晴らしい。できれば今後どうしたらいいのか、解決案などあればなぁ。気持ちが暗くなりました。

  •  シリーズ2冊目(文庫で)。本書も国の抱える難題について突っ込んだ記事。ぞっとすることだらけで、しかも普段の報道では中々見かけないものばかりなのが残念。
     知らぬが仏、という言葉もあるが・・・と不安になる。

  • 原発関連が読ませます。
    左右関係ないです。
    ガキンチョ守らないで何が大人かと。

  • 時期的に原発関連(原子力,医療,地震)が多い。仕組みとして澱みが生じるのが官僚組織か。人の質を上げれば良くなるのか,そもそも仕組みが腐敗を生じさせるのか。どちらもか。仕組みを守ろうとすれば変えようとする力は早めに摘みとろうとするだろう。義はどちらにもある。どちらに説得されるかが問題か。
    自然が時に猛威をふるい全てをご破算にするのは,システムを固定しない自然の仕組みなのかもしれない。
    個体レベル,社会レベル,歴史レベル,宇宙レベルで同じことが生じているのだと思う。

  • 前作に衝撃を受け購入。すぐ読んだ。

    今回は当然だか原発からみと、地震予知問題が多く取り上げられているが、私が一番興味深かったのは、農業問題。仕事で山形に行く機会が多かったので、加藤紘一の発言は納得できる。

    その時の実感としては、地方は確かに疲弊してる部分もあるが、過度に恵まれているところもある。いま、TPPの問題がやかましいが、こと農業に関しては、保護政策を優先するのではなく、真に、国民の利益をしっかり考え進めて欲しい。

    人によっては、経済性ばかりでなく安心を求め国内産を選ぶ人も多いと思うし、品質で、世界で勝負できる作物も一杯あると思う。問題なのは、やる気のある農家を、補助金や種々の保護で育てないことにあるのではないか。この問題はもっと掘り下げて取り扱って欲しい。

    最後の行政委員の問題も、全く同感。仕事柄教育委員に接する機会が多い。勿論、多くの人は真摯に取り組んではいると思うが、制度的には片手間でこなしていると言われても仕方ない部分もある。その割りに報酬は恵まれており、名誉職的側面が大きいと思う。改革も進めているが、もっとやる気のある人の登用や、若い人を起用するなりの改革が必要だと思う。それができないなら廃止する方がマシかもしれない。

    これからも、アンタッチャブルにどんどん切れ込んで行って欲しい。

  • 会員制情報誌「選択」内の名物連載、「日本の聖域」を書籍化したもの。
    社会の各所に巣食う悪しき「聖域」、利権の温床に完全匿名執筆陣がメスを切り込んでいる。
    児童相談所、「偶然の一致」で押し通す全社一斉の新聞休刊日、日本赤十字社、箱根駅伝、NHKと相撲協会、不可能な「地震予知」という脅し文句で予算を頂戴する東大地震研究所、世論調査、原子力村、記者クラブ制度、宝くじの暗部.....等、一般メディアから情報を得ているだけでは決して知り得ないことが書かれている。
    各記事分量的にも丁度良く、読み応えもある。
    税金垂れ流しの実態に唖然。あきれ返る実態は正直知らなかった方が気楽に暮らせていたんじゃないかと思うほど。

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日本の聖域 アンタッチャブル (新潮文庫)の作品紹介

弱者のために、病める人のために、子どもたちのために、正義のために――。この国には、メディアが口をつぐみ、触れることが許されない黒々とした聖域が至る所に存在している。美名を隠れ蓑にして肥え太る者たちの正体とは? 25の組織や制度のタブーに挑む。新聞やテレビのニュースだけでは飽き足らない読者に贈る、会員制情報誌の名物連載第二弾。『日本の聖域 偽装の国』改題。

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