ネネコさんの動物写真館 (新潮文庫)

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著者 : 角野栄子
  • 新潮社 (2013年3月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (156ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101272818

ネネコさんの動物写真館 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

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    角野さんといえば、やはり「魔女の宅急便」はじめ、
    少年少女が主人公の児童書、の印象だけれど、
    本書の主人公ネネコさんは29歳の独身女性。
    「ペットとの写真をとります」という看板を掲げる写真館を
    お母さんから受け継いでいる。

    そのネネコさん、2年付き合った彼にフラれて、
    「しみじみひとり」を感じている今日この頃。
    ぬいぐるみのクマッチョと話して淋しさを紛らわせながら、
    毎日いろんなお客さんを迎える。

    おこづかいを握りしめてきたちびっこ、
    記念日には家族で写真をとるという老夫婦、など
    普通(?)のお客さんから、
    みずから写真をとってもらおうとやってくる猫さんや、
    なんとゴーストまで!
    お客さんたちとの会話にネネコさんのあったかい人柄が感じられ、
    読んでいるこちらもほっこりにっこり♪

    約150ページに14話なので、一話が短く、
    字も大きく挿絵も入っているのですぐに読み終わる。

    けれど、あんまり急いで読んでしまうのはもったいない。

    ワン ニャン ワン ニャン と鳴るドアベル。
    カシャ、カシャ、カシャ とネネコさんが切るシャッター。
    商店街のコロッケや、お不動さんの参道のきんつば。
    鏡みたいなビルに映る夕焼け。

    音や匂いや情景を浮かべながらゆっくりゆっくり読みたい一冊。

  • とても優しい物語。
    1つ1つのお話は短いけど、すぅっと心を潤してくれる。
    笑顔も涙も心のとっても近いところからやってくるのかもしれない。
    大好きだから笑顔になるし、大好きだから涙が出る。
    そんな気がする。

    お話と同じくらい挿し絵も大好き。
    ネネコさんが撮った写真を想像して笑顔になる。
    ネネコさんが撮る写真には、撮る人と写る人達の優しさが写っているんだろうな。
    それはきっと写真が色褪せても消えないもの。

    きっと何回も読みたくなる。
    何回でも出会いたくなる素敵な物語。

  • 熱々のアップルシナモンティーを飲みながら。29歳、両親を亡くし、2年お付き合いした彼は別の女性のもとへ去り…一人ぼっちのネネコさんはぬいぐるみのクマッチョに話しかける日々。でも、彼女のお店には色んなお客さんが訪れる。ネコ、キリン、トラ、ソバージュヘアのプードル…シャッターをきるネネコさんの優しさが滲むような写真に引き寄せられて。

    ほのぼのと優しい作品群。

  • 久しぶりの優しい系短編集。
    こんな写真屋さんいいなぁ。

  • 温かいお話がつまった短編集。

  • ファンタジー続き。ちょっぴり毒入り。うそ。全然入ってない。

  • 大人用児童書?
    ちょっと物足りないなぁ・・。

    P51 下駄の音を・・といいながら、挿絵の爺さんはスニーカー・・なーぜー|д゚)

  • ペットと一緒の写真を撮るネネコさんの掌編集。一編一編が短いですが文字の大きさと相まってのんびりゆったり読むことができます。下町という舞台にファンタジーを少し振り掛けた雰囲気も素敵です。
    挿絵もその雰囲気を盛り上げるものなのですが、挿入された場所がどうしてもページをめくる時に目に入ってネタばれになってしまうんですよね。話の最後にもってくることはできなかったのだろうかと思ってしまいました。

  • 写真を撮るネネコさんと、写真に写る動物たちや周りの人たちとの交流に心があたたかくなった。私たちは日頃の生活の中で動物たちに癒してもらっているとしみじみ感じる。角野作品の「魔女の宅急便」と似たように、読後感がほのぼのとする。

  • 悪くはなかった。
    しかし、響かなかった。
    たぶん、今読む本ではなかったのだと思う。
    またいつか、気持ちが丁度の時に読んでみよう。

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ネネコさんの動物写真館 (新潮文庫)の作品紹介

「あなたのペットの写真をとります」――そんな看板を掲げたお母さんの写真館を受け継いだ29歳のネネコさん。犬やキリン、トラ(!?)と一緒の記念撮影を依頼するお客さんを迎えるにぎやかな毎日ながら、話し相手がぬいぐるみのクマッチョでは、ちょっと物足りない。そんなある日、舞い込んできた仕事が、春風とともに温かい予感を運ぶ。大人の女性に贈るやさしい恋の物語。

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