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- Amazon.co.jp ・本 (381ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101273310
作品紹介・あらすじ
大きな節目を皆でいっせいに迎える、おごそかでめでたいお正月。日本人の美意識に深く根差した桜の花。夏にかかせぬ青空に響く蜩の声。実りの秋に詠まれた恋。孤独な心に滴る酒-。詩情あふれる言葉で書きとめられた、時を経ても変わることのない日本人の心、そして芭蕉、子規、漱石、虚子についての珠玉の論考。
感想・レビュー・書評
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すごくわかりやすい。素人ながら外観がわかってきた気がする、ようになる。歳時記というのでしょうか。
高浜虚子はとても面白いんですね。読んでみよう。
あと、お雛様はヒトガタだったんですね。昔は。今の時代で失われたものは多いなあ。新しい季節感とかを、新しい言葉で作ることは可能なのだろうか。実感は得られるのだろうか。 -
前半は詩人大岡 信の歳時記、後半は芭蕉、子規、虚子を中心とした俳句論。
前半の面白さは言わずもがな、圧巻は後半の子規、虚子についての論述であろう。俳句はアイディアが命、一瞬を切り取る事と言い切った見識の高さに脱帽する。
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