料理人の休日 (新潮文庫 ん 20-33)

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  • Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101275086

作品紹介・あらすじ

世界の一流レストラン巡りをつづけて30年!国際的料理人である著者が綴る好エッセイ。

感想・レビュー・書評

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  • そもそも辻料理学校の創始者が、読売新聞記者出身だとは
    知らなかった。

    世界の一流料理の紹介が、どれも飾りなくしかも美味しそうに
    語られている。
    世界最高峰の料亭は、パリから南へ500キロにあるヴィエンヌという
    街のレストラン・ピラミッドだそうだ。
    イタリア料理の記述もかなりある。
    筆者のお勧め、ミラノから3時間あまりのところにあるアゾロという
    小さな村のホテル・チブリアーニ。シンプルなパスタが何ともいえず
    美味しそう。

    フランス料理を、もっと気軽に。日本料理ももっと気軽に(高すぎる、と
    苦言を呈している)。全編にあふれるこの気持ちが、よい。

  • ...φ(・◇・)シバラクオマチクダサイ

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著者プロフィール

1933-1993。東京生まれ。早稲田大学文学部卒業。大阪読売新聞社で社会部記者を務めた後、大阪に辻調理師学校(現・辻調理師専門学校)開校、辻調グループを創設。フランス政府よりフランス最優秀職人章名誉賞受賞、教育功労章シュヴァリエ、農事功労章オフィシエを受章。『フランス料理理論と実際』『フランス料理研究』『JAPANESE COOKING A SIMPLE ART』など著書多数。

「2022年 『ブリヤ=サヴァラン「美味礼讃」を読む』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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