東京タワー―オカンとボクと、時々、オトン (新潮文庫)

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  • 新潮社 (2010年6月29日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (522ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101275710

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東京タワー―オカンとボクと、時々、オトン (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  •  8回ぐらい泣いた。
     オカンの人生が小さく見えるのは、オカンが自分の人生を息子に分け与えているから、というのはとても素敵な考え方。
     僕自身一人息子なこともあって、オカンからの愛情を重荷に感じ、またいつまでも心配され、一人の大人として認めてもられないことにひどくプライドを傷つけられる。
     なぜこんなプライドを持つのか、どう折り合いをつけたらいいのか、分からない。

  • 新幹線の中で泣いて、ホテルのコインランドリーの前で泣いた。筆者の幼少期からの体験記。映画も本も見たことなかったので読んでみた。かなり鈍感な僕でも泣く。本を読んでてどっかで冷めてるとこがあるけど、完全に入り込んでしまった。たぶん体験することないであろう筆者の過去の環境に引きずり込まれる感じ。家族は大事。

  • 普通に面白いです。泣きました。父親が強力なヤクザであるというくだりはやや誇張というか脚色がつよいように思われました。

  • リリーフランキーこと中川雅也氏の私小説。副題にあるように、オカンとボクとを中心に書かれている。人に迷惑をかけることを嫌い、美味しい料理でもてなすオカンが素敵だ。ただ、小説そのものは冗長で退屈。特に150pぐらいまでは陳腐な「おれの○○論」が度々挟み込まれていて辟易した。特に東京観は、よくある上京者のソレで、オマエもか、と思った。ヒットしたのは当時、セカチューだの1ℓだの、誰か亡くなって涙を誘うインスタントお涙本の流れに乗ったからだけなのではないか。少なくとも私は、数ある本の中でこれらを一押しする本屋で本を買いたくない。

  • 人は誰にも親がいてどんな形にせよ想いがある。
    この本をよんで改めて母親の愛情について感謝と無償の思いに感動。

    死ぬ間際まで息子を思う。
    生活が苦しくても幸せな日々。
    子供と一緒に生活する幸せ。

    オカンは幸せだった。

    途中、何度か涙が溢れそうになり、やはり自分の親に思いを馳せた。

    いい本でした。
    大人になって結婚して子供ができてやっと親孝行しなければ思う。

  • 最初の方は馴染めなくて
    なかなか進まず…
    ふーんという気持ちが勝ってた。

    でも後半はいろいろと
    考えてしまうこともあって
    特に最後はちょっと読んでは
    立ち止まって噛み締めて…を
    繰り返していた。

    この家族の話も泣けるけど
    読みながら自分自身の親のことを
    改めて考えたときに泣けた。

    いつかはその日が来るんだよなぁ。

  • 母親の愛の大きさ、素晴らしさを感じながら読み終えた。
    いや、母親の愛はそんな言葉では言い表せないかも。
    ココロがあったかくなりました。
    あと、行間から立ち込めてくる、昭和の時代の匂いが何とも懐かしい。
    木造の家、畳と布団、リモコンのないテレビ、舗装されていない道…
    あの時代の大人達は今の時代の大人達より幸せそうに思えるのは、懐古的すぎるだろうか。

  • 「母親というのは無欲なものです。我が子がどんなに偉くなるよりも、どんなにお金持ちになるよりも、毎日元気でいてくれる事を心の底から願います。どんなに高価な贈り物より、我が子の優しいひとことで、十分過ぎるほど倖せになれる、母親というものは、実に本当に無欲なものです。だから母親を泣かすのは、この世で一番いけないことなのです。」父が祖母の死に泣いていたのを思い出した。父の涙を見たのはあれが初めてで、やっぱり母親の存在って違うんだなと思った。母は偉大だ。自分も年に数回しか会わないので、もっと親孝行をしよう。

  • 何年か前に話題になったリリーさんの著作。
    ドラマも映画も見たことがなかったので、手にとってみました。

    小説というか、リリーさんの自叙伝です。
    オカンが東京に来てからの生活をつづったあたりから、急激に物語が生き生きしてきたように感じました。
    私には家があって、家族が住んでて、それがあたりまえでした。だからこそ、「ボク」と「オカン」が「自分たちの」家を、わたしたちのHOMEと言えるような場所を手に入れたときの無意識な安心感は、どれほどだったんだろうなって思いました。
    家族を、家族がいる「家」を、もっと大切にしたいなって思いました。

  • しかし、東京にいると「必要」なものだけしか持っていない者は、貧しいものになる。~ポケットの中に納められた全財産は貧しくはないが、ローンで買ったルイ・ヴィトンの札入れにある千円の全財産は悲しいほどに貧しい。(共感)

  • リリー・フランキーさんの私小説。オカンの愛情深さ、でもそれに負けないくらいボクのオカンに対する想いも強い。ほぼ母ひとり子ひとり(ときどきオトンだけど)だから尚さら結びつきが強いのかな。
    私は息子はいないけど、母は子どもの元気と幸せだけをひたすらに祈って生きてるのは本当。子どもを持って初めて実感としてわかる。

  • 同じ世代なので時代背景が重なるから感情移入してしまった。
    同じ時代を生きてきたのに表現豊かでぐるぐるぐるぐる考えさせられるw

  • 題通りのオカンと僕、時々オトンの生活を描いている。オカンの無償の愛。家族に優しくなれる本。普段から感謝の思いを伝えないとなーと思う本。なんやかんや僕が悪さしながらも母の無償の愛で生きてきた自由奔放な僕の物語。最後は、癌に侵されたオカンに親孝行できたのかなー。それは、オカンにしかわからないかな。

  • オカンを大事にせなあかんなと、ただ素直にそう思った。親不孝せんと、ちゃんと愛を伝えて、出来るだけ時間を共にして、素直に感謝していきたい。

  • リリー・フランキーの自叙伝。タイトルに的確に表現されているように、ほぼ母子家庭の状況の家族が描かれている。母親を看取る場面では、母親の息子への思い、息子の母親への思い、父親の妻への思いが、ページに溢れ涙がこぼれそうになる。読んだあとは母親にも父親にも優しくなれる本だ。

  • 人前で読んでいたのですが、危うく、涙が出そうになりました。


    圧倒的な母の愛。

    なにも特別じゃない、ストーリー。
    それゆえに、リアリティがすごく
    そして、いつか誰の元にも訪れるものとして、受け止められます。

    素晴らしい一冊でした。

  • まず言葉の紡ぎ方の巧さに感嘆し魅せられた。そして内容も素晴らしく、リリーさんの表現力、伝え方がとても上手なので、彼の想いを余すことなくどっぷりと感じさせられ共感し、終盤は涙せずにはいられなかった。
    こうまでも自分の感情を素直に、そして綺麗に表現できるって素晴らしい

  • 母親への躊躇いのない愛は最後には美しい本来あるべき人間の愛だと教えてくれた。
    無意識の優しさ、思いやりそしてそれは周りの人達すべてを慈しむ愛として本人の無自覚のウチに人々を引き寄せた。
    男としての筋の通し方、教わりました。
    母親との時間をたくさん持とうと決心させてくれた、有難い本でした。
    本当に大切な何かが、誰の身近にもある。

    細部まで文章は素晴らしかった。

  • 東京タワー、上京し苦節苦悩を抱えながらも自分の両親を守っていく主人公の姿、親子の絆の強さを感じた

  • うまく説明できないけど泣ける。いい話というものちょっと違うかな。親孝行しておきたくなりました。

  • 文章が非常にきれい。そして、東京という魔力がある都市に引き込まれながらも、母という唯一無二の愛情を注いでくれる存在に気づかされる作品。

  • リリーフランキーの自伝。ボクが東京に出てきてから話が動き始め、面白くなった。オカンは息子を愛し、人に迷惑をかけないことを第一に考え、誰にでも美味しい手料理をふるまう、昔ながらの母親像だった。

  • 文章が美しすぎる。そしてラストは涙でページがめくれない。リリーさんのことが大好きになる本。不朽の名作になること間違いなし。

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