三匹のおっさん ふたたび (新潮文庫)

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著者 : 有川浩
  • 新潮社 (2015年1月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (476ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101276359

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三匹のおっさん ふたたび (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 「三匹のおっさん」の続編。
    元気なおっさん達が、町内のちょっとした事件や家族の直面する問題をめぐって活躍します。

    剣道の達人のキヨ(清田清一)、がっちりした武闘派のシゲ(重雄)、一見大人しそうだが実は危険な頭脳派のノリ(則夫)。
    3人が力を合わせれば、なんでも解決!

    清田家の嫁・貴子はお嬢さん育ちで早く結婚し、舅から見ていささか危なっかしい女性でした。
    一念発起してパートを始めますが、そこでトラブルが。
    大人の女性も何かのきっかけや経験あって、少しずつ成長するのが頼もしい。

    キヨの出入りする本屋では、中学生による万引きが多発。
    キヨの孫息子・祐希は、見た目は万引き犯に間違われるような男子だけど、中身は真面目。
    中学生をとっ捕まえたおっさんらは、しっかり説教。
    祐希の存在も子供らには睨みが聞いたのが面白かったり。

    ゴミの不法投棄、連続する不審火、近所のお祭りをどうするか、といった起こりそうな事件と絡めつつ、対抗するようにパトロールを始めた別なおっさんが出てきたりとユーモアも含めて。
    身近なテーマでわかりやすく、まだまだ枯れないおっさん達の存在が嬉しくなります☆
    頑張ってくれ!(笑)

  • 三匹のおっさんの続編。
    前作より三匹の周りの人物に焦点を当てている。
    最初は箱入りで何もできなかった貴子がバイト先で揉まれながら成長していく話。人は何歳になっても成長するものなのだな、と思った。

  • 本屋さんの話が泣けた。

    「これを一冊売って、おじさんの店はいくら儲かると思う?」
    すべての仕事がこうやって成り立ってるとおもったら、なめた真似なんて絶対できない。

  • やっと。。読み終わりました(〃▽〃)


    文庫版が出るまで待っていたから
    読むのが待ち遠しかったです(笑)

    ふたたびの本は新潮文庫だけど
    前作は文春文庫で、また新潮文庫として改めて発売されたみたいですね!
    凄いなと思いました☆



    今回は貴子さんから始まりました!
    仕事の友人が出来たと思ったら、
    思いがけない方向へと進んでいく……
    これからどうなるの?!とヒヤヒヤしたり心配な回でした。。




    >余裕がないので自分が今やっている仕事だけに集中してしまう。

    貴子さんの心情。。自分と重なるところが…
    私も以前働いてた職場でよく注意されてた

    だから尚更、祐希くんの言葉がドキッとなりました…


    今思うと。。自分のことしか見えていなかったんだなと
    今更ながら気づきました(苦笑)……今度から気をつけなくては!




    あと最後の最後まで気づかなかった(笑)早苗のこと…

    あの時の学生だと貴子さんが気づいたときに、どんな反応をするのか
    気になりました(〃艸〃)


    あのシーン…すぐ近くにいたのになぁ。。





    六話まででした!

    続きが気になる終わり方でした!
    単行本は『三匹のおっさん ふたたび』まで発売されているけど
    まだ次の巻は出てないから
    もうこれで終わりなのかな……と思ったら、ちょっと寂しくなりました。:゚(。ノω\。)゚・。



    また会いたいな。。
    こういうおっさん達、本当にいたら良いですよね…世の中はきっと平和になる





    ………なんと!来月4月から続編やるみたいですね!!
    とても楽しみです♪
    本を読み終わるの間に合って良かったです(〃^^〃)



    番外編。。切ないお話でした……
    女子の争いって怖いですね(ノω<;)

    色々と思うところがあるけど、詳しく書いてしまうと
    ネタバレになってしまうのでこの辺りで(#^^#)


    タイトルを見たら、
    あのメロディーを思い出してしまいました。。

  • 2017/8/5
    三匹のおっさんシリーズ?の二作目。
    仕事も引退したおじいちゃん3人組が地域を守るためにいろいろなことに奮闘するのがメインな話。
    前作から引き続きの内容だったので、前作の内容を思い出しながら読みました。ご近所付き合いもあんまりなくなってきているような近年の日本ではなかなか見られない、地域の人たちとのいろいろな絡みがある、とても人間味ある話の内容になっていると思います。
    最初の貴子の話から始まり、大学受験を控えた早苗と祐希の話だったり、地域を盛り上げるために祭りを復活させようと奮闘する話だったり、読んでて飽きないし面白い。
    今回は早苗と祐希の甘々な絡みが以外と少なかったというか、もうすっかりこの中だと安定したカップルになってて、この二人が出会ったきっかけの話をもう一度読み返そうかなと思うくらいでした。
    特に祭りを復活させようと奮闘する話では、最後の作者のあとがきを見ると、結構取材を重ねて現実に即してかなりリアルに様子を描いているのがわかります。祭りの裏方の部分と言うか運営の仕組みがどんな感じになってるのかも知ることができました。
    こんな人情ある町に住みたいなあ。

  • とても面白くて読む手がとまりませんでした。
    かっこいい3人のおじさんが、痛快に事件を解決していきます。
    世間知らずのお嬢様なお母さんも自分なりに努力して成長していこうとしている姿は、とても素敵だなと思いました。

  • 面白かった。還暦の父親の目に入るところに置いてたら読んでた。そしてシャツインばっかりだったのに時々シャツをズボンに入れなくなった。笑

  • 前作のおっさんたちが帰ってきた!今回は早苗ちゃんと祐樹くんが通して受験生で大忙し。そんな中でノリさんに見合い話が持ち上がって、気も漫ろにばってしまうのは仕方ないこと。娘は大事にしたいが、それは自分が結婚することなのか、父親としてまだ見守り続けるのか。それに悩むノリさんに祐樹君が言った言葉がバッサリとしているが素敵だった。 「おっさんさ、タイミング悪すぎるんだよ」

  • 悪いことをした時に捕まえたいではなく、もう悪いことをしないこと願う気持ちには勉強になりました。
    1つの場面で色んな考え方があるということを改めて認識させられました。

  • 面白かった!!!
    人間に対して優しい見方が嬉しくなりました。
    ポンポンと歯切れいい展開も読みやすいし、
    等身大の人たちが描かれていて共感しながら、
    グングンと引き込まれていきました

  • 三匹のおっさん続編。毎回溜飲を下げる短編。人は何がしか他人のためになる事をしたいと思っているし、歳を取るとその思いは余計に強くなるのだろう。年配の方にも元気を与える。2016.3.21

  •  さすがの有川ワールド、一気に読破。にやけてみたり、吹きだしてみたり、涙ぐんでみたり…子どもが「何?何??」とそばで不思議そうでした(笑)
     相変わらずの空気感が心地よい。そして、キヨさんの息子夫婦、シゲさんの息子といったサイドをかためる面々が浮き上がってきて、深みを増した気がしました。
     ゴミだし(毎朝、歩道の吸い殻など片付けるのが日課になりつつある今日この頃。ほっとくと空き缶を始め壊れた傘など大物を呼び込んでくるのです、確かに)、万引き、人間関係…社会的な問題をこううまくストーリーにのせられるなんて。有川さん、しっかりと「生活」をしていらっしゃるんだろうな・・理不尽だったりする現実を、こうして言葉を紡いで消化していらっしゃるのかも・・。勝手に想像させて頂きました。

     万引きをした中学生に、万引きをされた書店の店主が諭す内容にぐっときましたが。有川さんの思いだったんですね。
     『本を一冊買うごとに、どうか誇ってください。「私は未来の本に、未来の作家に投資したのだ」と。』

     そして。ボーナストラックの「好きだよと言えずに初恋は、」。読み終わってもなお「なんでこの話がふたたびに?」と気付かなかったけど、よ~うやく思い出した!第一作で出てきた潤子ちゃんだ!!
     こんなトラップも有川さんならでは!・・・いや、トラップなのは私だけなのかも。

     何はともあれ、今作もたっぷりと満喫いたしました。

  • ドラマ化された第一弾の続編
    おなじみ三匹と生意気だが素直で男気のある孫だけでなく
    息子たちや嫁にもスポットが。。

  • 「三匹のおっさん」の続編。

    前回ダメ親だったユウキの両親や、シゲの息子さんなど、親世代のお話が出てきて話に広がって面白かったです。

    ただ、やり切れない話もまた入っていて、世の中困ったちゃんもたくさんいるから、耳触りの良い話ばかりでは嘘っぽいってのも分かるんですが、本当に「嫌な事実」を小説でも突きつけられるのはちょっとしんどいですね。

    「嫌な人」にならないよう視野を広く持てるような、余裕が欲しいです…

    ユウキ達が大学生になってからなど、この続きも読めたらいいのになぁ〜と期待しています。

  • 貴子さんの話が一番ぐっときた。1冊目では、世間知らずのやな感じの嫁だったから、彼女を掘り起こすことで、人間味が出ていた。
    全体通して齢◯年の人たちが、そんなに簡単に変われるかいってご都合主義な内容ではあるが、円満解決ストーリーですっとしたいときはいい。
    ゴミやらなんやら、今日的課題も盛り込まれていておもしろい。

  • 剣道の達人キヨ、武闘派の柔道家シゲ、危ない頭脳派ノリ。あの三人が帰ってきた!書店での万引き、ゴミの不法投棄、連続する不審火・・・。ご町内の悪を正すため、ふたたび“三匹”が立ち上がる。清田家の嫁は金銭トラブルに巻き込まれ、シゲの息子はお祭り復活に奔走。ノリにはお見合い話が舞い込んで、おまけに“偽三匹”まで登場して大騒動!

    前作に続き胸が三匹を見てるとすかっとします。個人的に元々日本って見て見ぬふりがとても多い国民性だと思うんだけど、みんなが声をあげるようになればもっと素敵で生きやすい世の中になるんじゃないかなと思う。逆ギレが怖くて云々ってなってしまう事件が多すぎるのが悲しい。当たり前のことを当たり前にやれる人間でいたいし、子供にもそう教えたいです。町内にこんなおじさんたちいたらいいのにな!個人的には貴子さんのお話が心に残った。いくつになっても始めることはできるし、自分を変える努力は実を結ぶんだな。祐希と早苗も順調だし、これは続編にも期待。

  • 久々のおっさん!
    面白かった。
    好きだよと言えずに初恋は、キュンキュンしちゃう。可愛い。

  • 「三匹のおっさん2 ~正義の味方、ふたたび!!~」
    テレビ東京 金曜20時
    出演:北大路欣也、泉谷しげる、志賀廣太郎
    http://www.tv-tokyo.co.jp/3biki.ossan2/

  • 本編も面白かったですが、おまけでついていた巻末の短編もよかったです。

    植物図鑑、有川さんの本でいちばん好きなので驚きました。

  • 前回は三人の活躍を中心だったけれども、今回は貴子などの登場人物が成長していく姿も描かれていてまた違った楽しみ方ができた。
    世間に対するメッセージ性も健在で、「最近の年寄りは…」と異を唱えていたのには心底共感できた。(まさにこの本をドトールで読んでいたときに、店員に横柄な態度の老人に遭遇…苦笑)
    やっぱりこのシリーズ大好き。続編を希望!

  • 一作目よりはちょっとインパクトが足りない。
    貴子の話とか、三匹の出番なかったしなー。
    エレクトリカルパレードも炸裂しなかったし、
    もっとはじけた内容でもよかった気がする。

    でも、有川浩なのでさすがの安定感。

    ちなみに、「好きだよと言えずに初恋は、」は、
    三匹の話かと思ったら、意外な展開。

  • なんでだろう
    突然 有川浩さんが 急に 読みたくなって
    一昨日ぐらいから
    とっかえひっかえ読んでいる

    有川さんが描く
    勧善懲悪の物語は そのままの単純明快な
    白黒の人物設定ではなく
    きちんと ややこしい今 が 投影されて
    そして 読後には 爽快感を感じさせてくれるのは
    ほんとうに さすがですね

    「好きだよと言えずに初恋は、」
    も 「植物図鑑」のおまけ以上に
    読んでいて あぁ 良かった
    を 感じさせてもらいました
     

  • 鉄板で安定の面白さは変わらず。今回は三匹のおっさん以外の人物達にスポットが当たっている印象。二代目たちや孫の祐希と早苗、アナザー三匹のおっさん(?)たちに。

    祐希と早苗は進学を控えてるということで、今後のお話は彼らの成長を交えつつ、周囲の人物を絡めてバリエーションを増やして行く形で進んで行くのかなぁ。

    と、勝手に続編がある前提でいろいろ考えてしまいました。無意識にそれを期待してるんでしょうね、私は。まったりと、続きを待ちたいと思います。

    最後に納められた短編「好きだよと言えずに初恋は、」は、「おっさん」本編とはがらりと趣を変えた一篇で印象に残ります。全体的に詩的な印象があって、特にふとしたきっかけで過去を思い出す場面は個人的に好みです。

    おっさんシリーズと「図書館戦争」シリーズしか知らなかったので、こうした作風もあるんだと驚かされました。

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剣道の達人キヨ、武闘派の柔道家シゲ、危ない頭脳派ノリ。あの三人が帰ってきた! 書店での万引き、ゴミの不法投棄、連続する不審火……。ご町内の悪を正すため、ふたたび“三匹”が立ち上がる。清田家の嫁は金銭トラブルに巻き込まれ、シゲの息子はお祭り復活に奔走。ノリにはお見合い話が舞い込んで、おまけに“偽三匹”まで登場して大騒動! ますます快調、大人気シリーズ第二弾。

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