そこへ届くのは僕たちの声 (新潮文庫)

  • 414人登録
  • 3.71評価
    • (29)
    • (61)
    • (43)
    • (14)
    • (0)
  • 51レビュー
著者 : 小路幸也
  • 新潮社 (2011年1月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (439ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101277424

そこへ届くのは僕たちの声 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 天体観測をするために集まる少年少女たち。
    でも、彼らの中には秘密をもつものがいた。

    全国で起こるおかしな誘拐事件と
    植物状態の人からのメッセージ。
    そして、奇跡的な事件事故からの生還。

    すべてをつなげるのが、ハヤブサとその仲間たちだった。

  • クライマックスに入ったところで、すでに泣く。そこから、延々と押し寄せる感情の波に翻弄されながらラストへ。人のいる場所で読んでなくてホントによかった・・・。『鉄腕アトム』を思い出す。他の誰にもできないから、自分たちがやる・・・純粋すぎる強い意志と勇気を持った子供たち、関わった大人たちの強さと優しさ、絆が生んだ、温かいけど、心に痛い物語。ベタなのかもしれないけど、ここは素直に感動して涙したい。かなりおススメです。くれぐれも、人前では読まれませんように!

  • 7月5日読了

    爽やかな読了感

  • ★2014年12月15日読了『そこに届くのは僕たちの声』小路幸也著 評価B+
    サスペンスミステリーがやや入った小路作品。
    子供の頃には多くの人が聞こえていた空から聞こえてくるような『遠話(とうわ)』。それは、携帯電話を使わないテレパシーによる心の会話。
    その能力の強い子供たちが、協力して子供たちの巻き込まれる不幸な事件から、心の悲鳴を上げた子供をテレポーテーションのような瞬間移動でその現場から救い出す。しかし、その救い出す子たちは、その現場へ救援に駆けつけるためには、普段の生活の場から理由をつけて消えなければならない。その口実として使われたのが、誘拐されるという狂言。
    全国で起きるそのような類似事件の共通性に気づいた新聞記者とルポライターは、結局すぐ身近な人物に帰結することとなる解決の糸をたぐり寄せる。

    物語の前提はこうして書いてしまうと、ひどく非現実的なものに聞こえてしまうけれど、実際には導入部からとても上手に自然にストーリーが組み立てられて、違和感なく読み進むことが出来ます。

    物語後半に盛り上がる遠声を操れる子供たちの素直な決断と勇気、そして最後に訪れる少々厳しい展開には、まったりだけではない、小路氏の人情物語とは違ったものがあります。少々甘い物語の作りかもしれませんが、私としては十分に楽しむことができたと思います。

  • 伏線は大量に張ってるのだけれど、全てが予想の範囲で終わってしまうという、若干残念な感じ。

    神秘的にしたかったんだろうなぁ,子供から大人まで楽しめる本にしたかったんだろうなぁ,
    というのは伝わってくるんだけどね・・・。

    中古で買えればそれで十分かと・・。

  • 自分しかできないことだからと行動する子どもたちの姿に心打たれました。
    ラストはとても切なかったです。彼が宇宙でアンテナとして存在していてほしいと願いたくなりました。

  • 何とも不思議な物語。
    坂木作品はとても好きな私です。今回も、登場人物のキャラクターはとても良いですが、内容が摩訶不思議なため、少し置いてけぼり感を抱いた。

  • ちょっとSFっぽい、それでいてミステリー。

    気持ちのやさしい人がたくさんでてくるのでなごみます。

    2013/08/31

  • SFのつもりで読み始めたが、ファンタジーのカテにした。なんとも感想が述べづらいのは感性が鈍くなっているからかもしれないなどと省みたりした。手放すのか再読するのか自分自身、わからない。ただ哲学的な感じではある。

  • 好き。プロローグは少し読みにくいかなぁと思ったけど、本編に入れば入り込めた。 解説にも書いてたけど「ハヤブサ」と小惑星探査機「はやぶさ」の事がシンクロしている気がしてたので希望を持って読み終えた。「はやぶさ」の事を知らなければ違う印象で読み終えたかも知れない。 『遠話』という特殊な能力が出てくるので、ファンタジー要素が1ミリでも入ってると嫌って方以外は楽しめると思う。

  • ファンタジーのような不思議な小説。語り手が変わって行き、だんだん真相がわかってくる。終盤グッとくるところもあったがわかりづらいかな。

  • 「遠話」ができる子供たちの話。

    植物人間からのメッセージ。
    謎の誘拐事件。

    複数の人の目線からとらえた、複雑な話が、最後には1つになる。

    「ハヤブサ」を中心に繰り広げる仲間の友情に感動しました。

    現実の話かSFなのか、よくわからない型にはまらない不思議な作品だけど、ものすごく深い1冊だった。

    読みきったあと、なんだか自分に素直になれる本。

  • 少年少女たちが救う話。

    初期作品という感じはあったけれども
    どんな設定でもやっぱり小路さんだな。
    温かくて良い人がいっぱい。

  • なんだろう…どんどんページをめくりたくなる一冊でした。

  • (メモ)
    前2つのとはちょっと違い、SF系というのかな。
    得意ではないはずなのに、するする読めて、気持ちも温かくなって、やっぱり好きな作家さんだと確信して嬉しくなった。
    子どもの頃に読むのもいいかなー。

  • 絆で結ばれた子供たちの勇気と奇跡の物語。
    「ハヤブサ」といい、キーワードが東日本大震災と小惑星探査機にリンクしている。作品はそれ以前に執筆されたにもかかわらず。
    日本はいい国です。日本人の国だから。震災で被害を受けた人々の一日でも早い復興と心の安寧を祈念します。

  • 「遠話」が出来る子供達の活躍、勇気。
    子供であっても自分達の持っている力で人助けをしている姿は感動!
    「ハヤブサ」これが不思議に人を引き寄せて、
    大きな事故を救う事になる。
    クライマックス直前まで読んで出かけることがあったので、移動時間に電車の中で続きをと思っていました。
    でも、きっと泣けちゃうと思い家に帰ってから読みました。

  • 確かに結末なんてよめる展開だったけれども。
    いざとなるとハヤブサのさいごがつらい。

    仕方ない犠牲なんて、つらすぎる。
    そして、それからの最後までのちゃんちゃら進み方がこざっぱり過ぎてちょっとさびしい。

  • 「空を見上げる古い歌を口ずさむ」とたてつづけに読んだ。
    まったく違うシチュエーションなんだけど、ごっちゃになりそうな世界観。
    ファンタジー?SF?児童文学でもいけそう。
    最後の事件はちょっとスケールが急に大きくなってリアリティにかけたけど、お父さんの気持ちに泣いた。
    ハヤブサに会いたい。

  • なかなか面白かった。
    語り部を次々にかえることで、サスペンスの様相も呈していて。

  • 読書期間:2012/08/21~2012/8/28

  • 声が聞こえるアンテナを持っている子供たちの話。

    植物状態の人の声が聞こえたり
    真っ白な空間へ行ってしまった子たちを引き戻したりする能力がある。
    これを遠話という。
    遠話ができる子供たちはみんなハヤブサという不思議な人物を中心にしている。

    みんな自由を求めているんだな。

  • 危険だとしても、自分たちにしかできないことだからやるっていうのはすごいなあ。


    最後の方でうるうるしてた。最近涙腺が緩くなってるのかな・・・。

  • 言い回しがわざとらしく、泣ける方向に持っていっているな…と冷めた。児童文学としてはいいのかな?
    タイトルの字余りがどうにも気になる。「耳に届くは君の歌声」が元ネタかなあ。

  • 「子供のときだけ持っていて大人になれば失われる特殊な能力」という設定は決して珍しいものではありませんが、子供の世界だけで完結するファンタジーに留まらず、大人も巻き込んだ物語に仕上げたのはさすがです。
    途中から植物状態になった人と会話ができるということの必然性が希薄になったことと、後半のテロリストが唐突過ぎることがなければ文句なしに星5つをつけたと思います。

    子供のひたむきさと大人の優しさが上手く表現されているとても温かい作品なので、娘にも勧めてみようかな。

全51件中 1 - 25件を表示

そこへ届くのは僕たちの声 (新潮文庫)に関連する談話室の質問

そこへ届くのは僕たちの声 (新潮文庫)を本棚に「読みたい」で登録しているひと

そこへ届くのは僕たちの声 (新潮文庫)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

そこへ届くのは僕たちの声 (新潮文庫)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

そこへ届くのは僕たちの声 (新潮文庫)を本棚に「積読」で登録しているひと

そこへ届くのは僕たちの声 (新潮文庫)はこんな本です

そこへ届くのは僕たちの声 (新潮文庫)の文庫

そこへ届くのは僕たちの声 (新潮文庫)のKindle版

ツイートする