- Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101279091
感想・レビュー・書評
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最近、私の行動が不安になり、古本屋に並んでいた、この本を手に取った。
どうやら、昔から行動の指針となる本は売られていたらしい。
この本は常に上からものを語っているようで鼻についた。
それでも、学びとなることはあった。
それは、「大学をレジャーランドにするな」だ。
著者は大学時代にしっかりと学んだ者は社会に出てから活躍すると主張する。
私は社会に出たことがないため、これが正しいかわからない。
多くの社会人が大学で学んだことは役に立たないと口を揃えて言う中、大学でしっかりと学べという主張は珍しい。
大学3年生になってから全く勉強していない。
そんな自分を恥じた。
これからは自分の学問を疎かにしない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
・心を高く持て 他人とは同じ人生を送らないぞという決意がないと、低いところろばかりを歩いていかざるを得なくなる。
・尊敬する人物をもっているか 憧れを与えてくれる人
・世俗にまみれるな 人間は悲しいもので、あるレベルに達すると、これでいいやと満足してしまうものなのである。ここで、他人と違った生活をしてやろうと決心することが必要なのだ。とにかく、当たり前の人間、並の男、凡俗卑俗の中にしか住めない人間にはなるまいと思うことである。1度しかない人生、食べて、眠って、息をして、酒を飲んで、子供を作っただけの人生は面白くとも菜ともないではないか。人と違う生活をしようとする人間は、いくつになっても精神は20代の若々しさと強さを持ち続けるものだ。
・あいさつ人間になれ
・他人のために尽くせ 自分がやるべきことをきちんとやる。ゲーテ曰く「みなさん、毎朝五分だけ、自分の家の前を掃除しようではありませんか。そうすれば、私たちの町はどんなに美しくなるでしょうか」 これが民主主義の基本原則 奉仕の基本は愛 犠牲的精神に富んだ奉仕の心を養え、このように愛する心を持った男を女は愛するのだ。
・恩を忘れるな 一生恩を忘れない人は人間として最高の徳を得る。それはその人が誠実な人間であるという深い印象を、心の奥深くに植え付けることができるからである。心から誠実な人間だと認めてくれる人間が一人でもいたら、男は以って瞑すべきである。男としてこれ以上名誉なことはない。男はそんな義によって生きるロマンが必要である。
・人間らしい作法を守れ マナー、言葉遣い
・時に猪突猛進せよ 豊かな環境の中で、自分をハングリーな状態に置くことはとても難しいことである。人並みに暮らせればいいやという小さな満足感は、ともすれば足を引っ張り、決心を鈍らせる。しかし、人と違った生活をすることに、人間の重要な価値がある。心の充実を求めてやまない飢餓状態が男の値打ちである。
・女のおしゃべりに耐えよ イエス曰く「聞くことを早くせよ、話すことは遅くせよ」
・男の凛々しさを失うな 凛々しさとは男として生きていく気概 どうすれば凛々しく生きられるか→維新の人々が並外れて努力したように、何事でもいいから努力すること。
・自分に掛けろ よし、やってやるぞと決意する 周りを見て、自分より低い芽がいるからいいやと思ったら負け
人間にとって最も必要なのは、生きがい。自分の中に生えた可能性を、なんとかして自分で引き出そうとする努力を怠らないこと、そして、それがどのように役立つであろうかを考えていくこと。