- Amazon.co.jp ・本 (479ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101280073
感想・レビュー・書評
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(「BOOK」データベースより)
人は一遍は死ぬけん、怖がることないきに―鰹船に乗り、命を張って富を求めようと少年は水平線を見据える。土佐・中ノ浜の貧家に生まれた彼が歩むことになる破天荒な人生を、このとき誰が予想しただろうか。時化の海での遭難、無人島漂着、捕鯨船による救出、そして異郷アメリカでの生活…時代を越えて記憶され続ける“ジョン万次郎”の壮大なドラマが今、始まろうとしている。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
異国の地で生き抜こうと覚悟を決めた万次郎が勉学にひたすら励む姿は目に浮かぶよう。彼の会話が土佐弁で統一されていることも、彼のなまっていたであろう英語をイメージさせていい感じだ。
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自分の読んだ本の中でも限りなくトップに近い作品。
歴史小説という感じがしません。ひとりの男性の超・波乱万丈の人生を描いた、涙あり・驚きあり・感動ありの大作です!
電車の中で思わずウルウルしてしまったことも・・・・
歴史本好きじゃなくても絶対オススメの一冊。 -
初版本
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ジョン万次郎を描いた作品。
土佐で貧しい生活をしていた万次郎が、異国の地で生活していく。
当時の日本が世界の中で遅れていたことがわかる。
立派になった万次郎がこれからどうなっていくか楽しみである。