椿と花水木―万次郎の生涯〈下〉 (新潮文庫)

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著者 : 津本陽
  • 新潮社 (1996年6月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (440ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101280080

椿と花水木―万次郎の生涯〈下〉 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 私が読んだ本は1994年3月15日読売新聞社より発行の「椿と花水木 下」なのだが、検索でヒットしなかったので(自分で登録できるのかどうかもよく分からずじまい)ヒットした中で一番古い版のものを登録した次第。

    上巻はするすると読めたのに、下巻は読了するのになんとも時間がかかってしまった。理由は明確。漢字が読めなかったにほかならない。

    時代小説を読みなれない身には、幕末の人名、地名、幕府の役職名などが読み慣れなくてしようがない。一度目はルビを振っていたのかもしれないが、そんなのはすぐ忘れる。かくして、日本へ帰ってからの万次郎の物語は、漢字をいかに読み流して物語を追うかに神経をそそぐ。すぐ忘れるんです、わたし(´・ω・`)

    しかし、万次郎の生涯を上下巻二冊でまとめた本書を読み終えたあと、夏の入道雲のようにむくむくと湧く疑問。山本一力氏のジョン・マンは完結までどのくらいの月日を要するのだろう??

  • 絶対読んだほうがいい名作

  • (「BOOK」データベースより)
    異郷アメリカでの人生を順調に歩み始めたかに見えた万次郎。だが最愛の妻の死をきっかけに、彼の胸に望郷の念が再び沸き上がる。鎖国を続ける故国への命懸けの渡航、肉親との再会、幕府要人たちの交流、そして咸臨丸での再渡米…。幕末の激動期に無二の国際通として活躍した中浜万次郎。自らの知恵ひとつに頼って生き抜いたその波瀾の生涯を雄渾な筆致で描きだす傑作長編小説。

  • キャサリンの死をきっかけに帰国することにした万次郎。幕末という時代に、彼の言語能力や知恵が生かされることに。大黒屋光太夫の時とは違い、時代が彼を必要とした。しかし、水戸斉昭の横車で、対米交渉に直接関わることができなかったのはいかにも残念。
    明治になり、米国に帰国してホイットフィールド艦長と再会したシーンは感慨深かった。表題は、キャサリンとつくるはずだった子供が、女の子ならカメーリア(椿)、男の子ならドックウッド(花水木)とつけようと約束していたことから。これ以上ないのではないか、という位な波瀾万丈の人生にただただ感動。

  • アメリカでさまざまな学問を学んだ万次郎がついに日本へと帰る。しかし鎖国下の日本に帰ることはたやすいことではない。苦難を乗り越え、母親との再開を果たす。とても感動的である。

    それから、ペリー来航による開国。明治維新へ。
    歴史を理解するうえでもかなり面白い本である。

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