陋巷に在り〈13〉魯の巻 (新潮文庫)

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著者 : 酒見賢一
  • 新潮社 (2004年11月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (685ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101281254

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陋巷に在り〈13〉魯の巻 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 13巻。結局どれくらいかかったかな。

    あとがきのところで著者が指摘していたように、実は論語とか史記とか、記紀や万葉集ってしっかり読んだことなくて、部分部分しか知らなかった。

    だから、孔子や顔回、儒や礼といったことを知るきっかけになった。もちろん、この小説だけで決めつけることはできないので、文献読まないといけないけど。

  • 長い長い物語もとうとう完結となりました。
    ラストで顔回が妤のところへ走っていって何て言ったんだろう、「私が戻るまで待っていてくれ」とか言ったのかなあ、いやあ顔回のことだからそんなストレートなことは言わないかなあ、とか色々妄想してしまいました(笑)。
    あとがきで続編が出るかどうかは判らないと書かれていますが、是非是非出して欲しいなあ。でも現在絶版となっている小説の続編ってのは大人の事情的には難しいんでしょうねえ。

  • とうとう全13巻読み終えました。10年ほど前に一度読んだもののその時は筋書きの面白さに惹かれたものの、深く味わうまでに至らなかったなあと今回読み終えてわかった次第です。主人公は顔回子淵という青年ではありましたが、彼が師と仰いだ孔子の半生もこのお話には欠かせない部分でしたので、論語を中心とした孔子の言葉が登場する度、私としても多少は理解できる年齢になっていたのでした。作者が10年という歳月をかけて書いただけに、時々筋書きとは逸れた蘊蓄の部分も多い異色とも言えそうな小説ですが、そのスタイルに嵌ると読むのが惜しい気持ちにさえなります。それだけに既に絶版になっているとはとても残念に思います。「陋巷に在り」の顔回が陋巷にいなくなるのではこの小説は陋巷に在りではないので…と作者らしい理屈を述べて、孔子と魯国を出立するところまででお話は終わってしまいました。嗚呼〜この続き書いてくれないかしら…と切に願う次第です。

  • とりあえずまだ顔回も孔子も死なずに最終巻。
    孔子の出魯で話が終わります……。

    これまでの展開を読んでると、この後史実に記録されている孔子の放浪中の数々の困難の影に、種々の謀略だの呪術だのが施されているのだろうなあ、と考えるに難くない。
    いや、きっとそうだと思わずにはいられない。

    いやあ、史実の隙間って、面白い。
    あえて続編は求めません。その方が妄想たっぷりで楽しいし!

  • 13巻一気に読了。終始圧倒された。
    終盤が少し呆気なさすぎて、というのは作者の言うように孔子や顔回の出魯でとりあえずの「第一部完」だからなのだろうけど、少し寂しかった。ただ、ラストの締めはやっぱり圧巻。
    物語の骨子がめちゃくちゃ太い。登場人物がみんな底なしに魅力的。特に酒見作品に登場する女子はみんな大好きです。妤に子蓉に祝融に、みんなぞっとするくらい強くて可愛くて真摯。泣きたくなるくらいに眩しい世界でした。絶版作品なのでその続編を望むのは難しいことなのかもしれないけれど、でも、やっぱりこの物語の続きを見てみたい。

  • 全巻を通しての感想ですが、中盤がちょっとだるかった。孔子の話の方が面白そうなのに、少女と悪女関係の話が長くて……。

  • 孔子の弟子・顔回に焦点を置いた長編歴史ファンタジー?(ジャンルって良く解らない
    酒見さんの文は非常に流麗でデコラティブでなくて読みやすい。
    ちなみに願回はカッコいい。

  • 酒見氏の本はどれもおすすめですが、せっかくなので長編のこれ。
    話が逸れがちなのもご愛嬌の古代中国歴史ファンタジー大作ポロリもあるよ!

  • 『陋巷に在り』の完結巻。
    孔子と弟子たちが魯を出るところで終わっています。
    ぜひ続編を読みたいものです。

  • 全13巻が出揃うまで8年待って、一気に読みました。孔子の弟子顔回を主人公にした伝奇小説。サイキック合戦です。まあ、実際の歴史に即して書いてるかもしれないので、歴史小説?

  • 一応、これが最終巻なんですが、終ったという感じがしないんですよね。やっと、一部が終ったみたいな。
     顔回さん、まどろっこしいんだけど(笑)、好きですね。夭折してしまった顔回さん。できることなら、そこまでの話を読みたいです。書いてくれないかなあ…。

  • 長らく続いた長編、安心して読めました。今までに見た事が無かった孔子像でしたが、それも良し。

  • 酒見賢一の陋巷に在り 魯の巻を読みました。顔回の物語の最終巻、13巻目です。この巻で物語は一応結末を迎えることになります。楽しんで読んできた顔回の活躍もこれで終わりかと思うとちょっと淋しくなってしまいます。思い返して見れば、この長い物語を通して、顔回、孔子、子容、五六、徴在、祝融、顔穆、?、子路、医睨、太長老と魅力的なキャラクターたちがあるときは融和し、あるときは呪術の限りを尽くして戦うという物語に引き込まれました。陋巷に在りはおすすめの本にサブ項目として収録してはあったのですが、主項目として起こすこととしたいと思います。

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